あぁあ、2日遅かったぜ。ほら、乾きすぎて表面しわしわだ。外で干してるから、つい、うっかりしちまうのさ。まっ、かちんかちんってわけじゃないし、チョコレートでくるんでしまえば、見た目の悪さは気にならない。歯ごたえと厚みに南り、程度だ。我慢しようぜ。
1年ぶりのチョコレートピール、どうするんだけっか?溶かしたチョコにディップして固めりゃいいんだけど、砂糖とか生クリームも入れるんじゃなかったかなぁ。我が家にあるのは製菓用のクーベルチュールチョコだから、甘みは足した方がいいはずだし、滑らかさも欲しいから生クリームもドバッっと行こう。
チョコと砂糖と生クリームを入れたボールを湯煎に掛けて、融ける間に甘夏ピールを刻む。
一口で食べられるように5cm長さの拍子木に切って、チョコでくるむ。1本1本つけていたが、えい、面倒なり!
一気に一握りぶち込んで、トングで1本ずつ取り出す。バットの金網の上に並べて固まるのを待つ。
これだけ、たったこれだけ!
涼しい場所に1時間放置して、さっ、できたかなぁ?
うん、いいぞ、見栄えよく形よくってわけにはいかない。そこは家庭の手作り、ジジイのやっつけ仕事。食べて美味けりゃいいのさ。
おっ、金格子から外れないぞ!垂れたチョコレートが絡みついたまま固まっちってる。これはしたり!そうか、オーブンペーパーの上に取り出し並べるんだった。やっちまったよ。強引に引きはがすと、あちゃぁ、折れちまった。
まっ、食べられりゃいいんだし、って言ってもボロボロのかけらじゃなあ。できるだけ原型を保ちつつ剥がすには、・・そうか、裏からナイフで接着部を削っていきゃいいんだ。
うーん、なんか、はじきチョコ菓子みたになっちまったが、まぁ、我慢だな。所々剥げ落ちちゃいるが、ちゃんとピールをチョコが覆ってる。これで十分。
どれどれお味のほうは?
いいじゃないかぁ!生クリームたっぷり入れたので、口溶けが滑らかだぜ。市販品のパリパリチョコもいいけど、このトロリ感、飽きないなぁ。ピールも甘さ控えめに漬け込んであったので、これもバランスぴったり。
これで、1カ月分のちょいつまみのおやつができた。残ったピール半分は冷凍して、また後日。今年は甘夏、無駄なく食べきってやるぞぉぉぉ!