ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

待ってたよ、柿の花!

2023-06-11 16:03:39 | 果樹
思わせぶりだよな、おい、柿。いつになったら花咲くんだい?
待って、待って、待ち焦がれて、とうとう花が咲かなかった一昨年の経験、これは強烈だったぜ。
片思いの恋心がつれなく袖にされたんだから。
いや、そのくらい毎日通ったから。いつになったら顔を見せてくれるんだい?答えてくれ、なんて言わない。せめてその清楚な顔を開いてくれさえしたら、・・・
で、今年も待ち焦がれ、日に何度も通い詰めて、とうとう、
緑の衣をかき分けるように、そっと顔を表した。
そして、
咲いた!
良かった!霜にやられた時はどうなるかと心配したけど、見事乗り越えてくれたんだな。
って、嬉しさの反面、なんか控えめな花だなぁ。とてもあの艶福の柿の実になって行くとは思えない、なんて、失礼。これだもの、すぐ図に乗って。
感謝、感謝。沢山着いてくれて、ほっと一息だよ、冬前、かなり思い切って剪定したからなぁ、また着果ゼロだったりしたらどうしようかって不安だったんだ。なのに、この実着きの良さ!
これだと、摘果だってしなくちゃならない、ふふふ、なんと豪勢な話しじゃねえか。秋は、柿の食い放題、干し柿のすだれが、ベランダを占領するな。
隣りのブルーベリーも元気よく押し合いへし合いのどっちゃりだぜ。
今年初めて実をつけたのが、
桃、白桃と黄桃。この樹勢で着けすぎかなぁ。欲張っちゃダメだぜ、って思いながらも選別できずにここまで来た。頑張ってもらおうか。

アーモンドの方は、なんか逞しさが違うなぁ。少ない葉っぱでも、貪欲に太りそうだし、病害虫も来るなら来い!って感じだ。実は食べられないって話しだけど、そうだろうな、って不敵な面構えしてるぜ。
梅は露茜4粒と南高梅が数十個、梅ジュース1本分も無理だろう。来年に期待だな。花は咲けども実は着かず、やっぱ受粉樹がいるのか、って落ち込んでたのに、この実着き、いいさ、いいさ、豊作は来年で。
朝夕、通い詰めて、声を掛け続けた甲斐があったってもんだぜ。
米も野菜も大切だが、果樹は何と言っても楽しみをもたらしてくれるよな。
コメント
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