ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

田舎のアマ劇団なんて・・・

2023-06-21 15:06:06 | 音楽
菜の花座公演『流れ旅 星の流れに』、本番まであと4日だぜ。わかってる?今回も新趣向繰り出してるから本立てね。
って、書いても虚しいものがあるんだよなぁ。
田舎の劇団なんて、何やったって見向きもされんのさ。もう、最初から興味関心の対象外だから。
先日も地元新聞の記者さんが今度の公演載せてくれるって取材に来たんだが、なんだリサーチしてくれてんじゃん!って、違うよ、舞台監督さんが猛プッシュしてやっと実現したのさ、むやっとこ。
で、彼が引き出したいのは、コロナ禍自粛で大変だったでしょ、公演ままならず欲求不満だったでしょ、って、まぁ、よくあるパターン。
だからさぁ、違うんだって!
席減らすとか、来場者の連絡先書いてもらうとか、いろいろあったのはたしかさ。普段通り大勢の役者が舞台上で濃密にやりとりする芝居は作れなかった。
だが、待て!
菜の花座、その危機逆手に取って、一人芝居9本立て!?で乗り切ったからね。舞台上に透明ビニールシートで囲った3っつの演技エリア作って、団員が次々に一人の舞台を演じたんだ。幻想的なダンスだって披露したんだ。

コロナ2年目には、感染防止を徹底しつつ二人芝居のオムニバス。

こんな工夫でコロナの隙を突いた舞台作品なんて、どこかにあったか?
なんて、ちょぃとエキサイトして記者さんにくだ捲いた。
記者さん、これは私たちの責任です、って、こんな貴重な取り組みを察知できず、広く伝えられなかったのは、って、むなんて素直な反応なんだい!いいねぇ、こういう気持ちで取材に当たってくれると、埋もれているものも日の目を見ることだろうさ。
ふふふ、最近、不満がたまって、あふれ出ること多いんだ。
で、今回の最新作だって、驚きの工夫?に満ちているのさ。
例えば、SFのタイムトラベルものを、別時代の主人公が同時に登場するとか、二つの時代を行き来する作品構成とか、主役の二人を除き役者全員一人二役の早変わりとかね。下手なりにあれこれ工夫して面白さを追求してるのさ。
その目玉の一つ、舞台上での集団早変わり?のシーンを昨日仕上げた。音楽は蒲田行進曲!それに乗りながら、その場の出演者7人が思い切った衣装に変身する。どんな?それは言えない。ともかく楽しいシーンだ。
そんな一工夫が幾つも盛り込まれた舞台なんだ、ってことを昨日取材に来たケーブルテレビには力説したんだが、果たして、通じたかな?
いや、こちらの意図をしっかり汲んで番組作って流してくれたとしても、そこはもう、すでに見る側で田舎劇団の色眼鏡がかかってるからね、新しい!とか、斬新だ!とか、やるなぁ!なんて視聴者の反応は期待できないのさ。
そう、それが田舎のアマチュア劇団の置かれた位置のせつなさってもんなのさ。
って、かなり拗ね、拗ねだなぁ。他人責める前に、まずいいもの仕上げろよ、って初心に帰って、さっ、本番まで休みなしの稽古が始まるぜ。
まず、見て欲しいね、菜の花座の公演を。


6月25日(日)午後2時開演
川西町フレンドリープラザホール
菜の花座第49回公演『流れ旅 星の流れに』

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わっ、わっ!タマネギ、こんなにたくさん!

2023-06-21 13:57:26 | 畑仕事
なぁに30分もありゃ取り終わるさ、って、とんでもねえぞ。取っても取っても先がある、タマネギ畑!
これだって、董立ちしたやつはすでに収穫してあるんたぜ。残り、葉が倒れても、まだ行ける、まだ太る!って欲ばって畑でおねんねしてもらってたら、
ほんと、でかくなっちまったぜ!
赤タマネギもほれ。
畑を四つん這いで進みながら、掘り取って行く。茎を持って引っ張る?そんなの無理!クワッと張った根っこ、尋常じゃないから。
何か所かに集めながら引っこ抜いたものをコンテナに入れたら、なんと
7個に満杯!いやぁ、すげえなぁ。こりゃ我が家のタマネギコンテストぶっちぎりの優勝だぜ。
ほれこんなにデカいのがぞろぞろなんだ。
去年までの基準だとまぁまぁなんて中玉はほとんどなし、コンテナ、重いよぉぉぉ!
えっちらこと運んでベランダに広て乾かすことにした。ベランダ完全に埋まった。

この豊作なら、皆さんにもお分けできるな。それもまた、初めての経験だぜ。
前回あたりから、こんな調子で行けるんじゃないの?って、押さえるべきポイントが見えてきてたから、今年の作じゃ、そこいらコツのコツを大切にしたんだ。
まず、種蒔き時期を1週間早くしたろ。苗床をタマネギ処女地に換えたし、肥料、堆肥、微量成分なんかもふんだんに与えたから、虫や病気も付かずいい苗ができた。
逞しくしっかりした苗は、冬の積雪ににも耐えて、消滅するものほとんどなし、すぐにすっくと立ちあがってくれた。
と、なりゃ、草取りで応援するさ、当然。今年は3回、タマネギが草に負け始める前に雑草どもを一掃。うん、これが一番効いたな。
乾燥時期の水やり、これは適度に雨降りあったので、ここはお天道様のお計らいだな、よしよし、おめえら、よく働いてんな、ってご褒美さ。
収穫前の花の穂も気づけばすぐにちぎって回ったしな、ここまで、眼をかけ、手をかけ、心かけてやりゃ、タマネギだって応えてくれるってこと、それが、今年の豊作ってことなんだぜ。イェイ!
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