思いがけず、キャベツも白菜もまずまずの出来だし、ネギもたっぷり保存してある。野菜にゃ困らんのよね、ごめん!都会の人たち、高いんだってね。
野菜は野菜、冬ともなれば、やっぱり、漬物だぜ!
まずは赤カブ、きれいに仕上がった。
以前は塩漬けしてから甘酢に、なんて無駄な手間かけてたが、さっさと酢にたっぷりの砂糖と塩少々をぶち込みゃいいんだってわかってから簡単、一番早く食卓に上がる漬物になった。
山形青菜漬けについちゃ、まだレシピが完成途上、塩っぱかった去年の反省で、じっくり塩抜きしたのはよかったが、うーん、味はいまいちインパクト不足。
よしっ、味変だっ!
砂糖を白だしと酢にたっぷり溶かし込んで、上からぶっかけた。
甘すぎか?心配無用、ちょっぴり甘さが感じられる方が、青菜の強烈な辛味やくせを柔らかにしてくれる、ってことなんだな。
最後に収穫したのが白菜。待ってたぜ、キムチの季節!
酸っぱくなる前に食べきるように、小さめの株4つで漬けよう。まずは塩漬けで水が上がるのを待つ。1食で食べきれるように、さらに株を分けて付ける。
3日で水上がった、それから2日、白菜の旨みが出て、しんなりしたら、水に付けて塩出し、ここをしっかりしないと塩味強いキムチになっちまう。
いよいす本漬け、漬け汁は、これもまた、砂糖はドバッだぜ。
煮干しとアミの塩辛でベースの出し汁を作り、そこにタマネギ、リンゴ、ニンニクの摺りおろし、おっと、手抜きでフードプロセッサーで微塵にしただけ、それにニンジンと大根の千切り混ぜて、唐辛子は甘いものと中辛の二種類、去年は甘唐辛子だけで物足りなかったからね。最期にとろみ付けの小麦粉糊を加えて漬け汁出来上がり。
塩漬け5日目の白菜は塩抜きを丁寧にして、塩味はアミの塩辛から出る塩分で十分。漬け込んだ翌日から食べられる。漬かり過ぎて酸っぱくなったのは苦手だから、さっさと食べよう。
これで食卓には赤カブ、青菜、キムチの3品が上げられるわけだが、漬物三品、贅沢だねぇ!
これで漬物は終わり?
とんでもない!ナスがあるのさ、夏場塩漬けした丸ナスがたっぷり二樽!これは、赤カブが終わって、青菜漬けやキムチに飽きた頃、加工漬けとして登場だ。
我が家の絶品南蛮漬けとしてな。
って、ことで、冬の食卓は今年も彩り味わい豊かだぜ。