やっと焼き上げたぜ、シュトーレン!
一晩放置で粗熱、水分飛ばして、粉糖をどっぱり!
クリスマスイブだから?世の中の当たり前なんて大嫌いな俺が、クリスマスなんて祝うと思う?
お歳暮さ、今年もお世話になりましたセットの一品。
シュトーレン作りは1日仕事?たった1品焼くんだ、ちゃっちゃとやれば、すぐ終わるだろ、なんて行くわけないのよ、これが。
まずは生地に練り込むドライフルーツやクルミ、これらの準備がけっこう手間、乾ききったイチジクとかアンズはぐつぐつ煮て、元に戻さなくちゃならんだろ、これに、やっぱり柔らかくしたレーズン、クランベリー、ドライパイナップルをませ合わせて、ラム酒をたっぷり回す。クルミはオーブンで加熱して、割っておく。
生地は強力粉と薄力粉7対3で1キロ、アーモンドプードル加える。砂糖は控えめ、イーストはやや多め。もちろん、焚いたごはんは、あっ、当然ごはんパンだから我が家は、全卵6個でフードプロセッサーでペースト状にして、これが水分。捏ねて、粉っぽさがなくなれば、バター400グラムを混ぜ込んでぇ、あっ、いけね!塩、忘れたっ!なんかおかしいと思ってたんだよ。歳だ、歳だ、老いぼれだ!
しゃぁねえなぁ、少しずつパラパラと振り塩しながら捏ね上げっか。
パンと同じように300回叩いて生地は仕上がった、が、問題はここからだ。
ほら、フルーツとナッツ、大量だからさぁ、これを生地に混ぜ込むのが大変!なのさ。生地を広げて、フィリングをばら撒き、たたむ。これを何度も繰り返してむらなく混ぜ込んだ。
やれやれここまでで、午前中終わり。ここからがまた時間がかかる、なんせ、発酵が遅いから。
部屋もストーブジャンジャン焚いて、発酵器の中も電熱ヒーターマックスで、3時間、なんとか2倍くらいに膨らんだ。
分割は1個400g、切ったら丸めて、11個出来た。天板に3個並べて、4枚。一時発酵に時間かけたから、2次は早いぞ、って言っても1時間半かかった。
低めの温度でじっくりと、ってつもりが、あっ、いかん、オーブン内200℃超えてた。慌てて火を止めて、残り15分は余熱で中まで火を通したけど、どうだろ?生っぽかったりしないか?
大丈夫さ、きっと、多分、おそらく・・・
別室に広げて明日まで待つ。粗熱はもちろん、水分もしっかり飛ばさないと、飾りの粉糖がかけるそばから融けてしまう。
明日だ、明日、ってことでほぼ1日仕事のシュトーレン、11個、焼き上がったぜ!