ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

味噌餅作り

2024-12-29 10:29:58 | 食べ物
今年もお歳暮は自家製無農薬米と恒例シュトーレン、都会じゃ高くて手を出しにくいっていうキャベツ、他には、餅、2種類、白餅と味噌餅。

中でも味噌餅だ、緊張するぜ。

年に一度だからな、レシピ思い出せない!手順もあやふや。3年前の大失敗、何故かいつまでも固まらない味噌餅の怪!?のこともあるので、念には念を入れて、まずは材料をそろえよう。


何故か農業用冷蔵庫に仕舞い忘れてた味噌、大丈夫かい、色やけに黒くなってるけど?かえって味噌餅らしくなるからいいか。
米は2升、朝からうるかしておいた。砂糖、ほんとにこんなに入るんか?一番の不安はこれ、多すぎねえか。まっ、レシピに書いてあるから信じる、信じるんだ!
クルミは生なので、オーブンで軽く焼いて、青豆は洗ったら煮る、沸騰して1分、火を止めたら10分。黒ゴマも忘れずに。

よしっ、材料揃ったら蒸し始めるぞ。蒸しあげに必要なお湯の量も、几帳面にはかって、スイッチオン。ブザーが鳴って、捏ね上げの工程開始。
この間、味噌と砂糖は火にかけつつ練り上げる。



ドロッとしてもさらに加熱、泡が吹きこぼれるようになったらOK。冷めないように気遣いながら、餅のつき上がりを待つ。

ここなんだよ、未だによくわからないのは。味噌砂糖の投入時期。
完全につき上がってしまったらまずいし、米粒が残っていてもよくない。ぐるぐると回転する餅の出来具合を見ながら、ええいっ、ここだ!

何回かに分けて流し込み、餅の中に入るように杓子を突き刺す。周囲に味噌砂糖液がたっぷたっぷだと、餅つき容器の底から回転爪の軸の隙間を通って下の湯溜まりに落ちてしまうんだ。

3回くらいに分けて慎重に混ぜつつなんとか餅の中に沁み込んだら。いよいよ、フィリングの青豆、黒ゴマ、そして最後にクルミを加える。

クルミはねえ、柔らかいから、混ざったらすぐに回転を止めて、そこが付き上がり。
さっと水を回して容器から取り出し、準備した型、餅つき機の蓋にラップを敷いたもの、に流し込む。2升だと満杯にならないので、端に虎屋の羊羹箱を入れて押さえる。

 ラップで表面を覆って、固まるまで待つ。2日で切れるようになってくれよ、お願いだよぉ!お歳暮に送りないからさぁ。
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