ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ZUMBAは別腹、いや、別筋肉!

2018-06-09 08:39:25 | トレーニング

 超酷烈!除草機押シーズンが始まった。初日はまだいい、元気いっぱい、気力充実だから。間に大豆播きを挟んで、3日目ともなると、さすがに疲れで足は重い、肩に力は入らない。家の前の田1反部は、雑草のひどいところがあって、土を完全にひっくり返すように、歯を食いしばって押さにゃならない。軽く除草機の爪を回転させる程度じゃ後々大変な目に合う。

 午前中2時間、堪えてこらえて半分押し終えたところで、中断。おっとZUMBAの時間だぜ。ええーっ、このくそ忙しい中で行くのか?ZUMBA。もちろんだとも!迷いはない。日々の暮らし、菜の花座とZUMBAを軸に回ってんだ。さっさと田から上がって、ジムへ直行。

 足とか肩とか上がらんだろう、なんてのは人体の神秘を垣間見たことのない人間の言うセリフだ。うん、たしかに最初は重い。そこら中に張りがある。でも、動いていると、それもしだいにほぐれて行って、快調にリズムに乗れるようになっていく。さすがに、後のこともあるから、フル回転じゃ踊らないが、手抜きはしない。息が上がるなんてことはまったくない。1時間のレッスン、しっかり楽しく体を動かした。

 かなりのハードワークのはずなのに、この全身リフレッシュ感はどうだろう。好きな食べ物は別腹って言い方、よくあるが、疲労において、まさに、ZUMBAは別筋肉なんだろうな。と、言うか、農作業ってやつが、肉体的にずいぶんいびつな肉体酷使をしてるってことなんだ。除草機押しなら、足腰と肩と上腕、それも同じ動きばかりが繰り返される。Z

UMBAは逆に、全体の筋肉をバランスよく使い切ってもみほぐしてくれるってことなんだ。だから、疲れない。終わって帰れば、またまた除草機押しの続き、こんなことだってできるんだ。

 翌日も続けてZUMBAレッスンこの日は夜。昼間作業は薪割り。今度は屈めた腰と、斧、ハンマーを振る鎖骨上の筋肉の出番だ。日ごろ使いなれていない筋肉ども、悲鳴を上げるとまではいかないが、へたり込んじまうくらいの疲労感。さすがに1週間の超酷使が顔を覗かせたか?ビールでもぐいっとやって、今夜はお休み?なんて怠け心を押しやって、ジムへ。

 やっぱり同じなんだなぁ。疲れなんて完全にぶっ飛んじまう。激しい全身運動で、滞った血流が体中を巡り、細胞の一つ一つが活性化されるんだな、きっと。それが部分的な疲労を回復させてくれるってことなんだろう。

 それと、気持ちの面での切り替えっての大きい。

 ウェアも思い切って変えて、別の人間になってステップを踏む。誰も見ちゃいないけど、見られてるって気持ち、かっこよく踊れてるって幻想、これが精神のリフレッシュになるのさ。うーん、そろそろウェアも変える時期になって来てるかな。 

 


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