ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

豊作は夢と消えたが

2022-10-02 20:24:57 | 米つくり
10月2日に新米脱穀!こりゃ記録だぜ。
これまでせいぜい早くて半ばだものな。焦ってる?そりゃ焦るぜ、食う米なくなってんだから。8月からもう、綱渡り状態!まともな米は息子や知り合いに譲って、我が家夫婦は、2番米。クズ米一歩手前ってやつを大事に大事に食べてきたんだ。
青米、しいな、さらに黒米まで混ざった最低級ブレンド米だ。ほとんど米粒の形とどめていないからね。炊けば黒米の色が出て、紫ご飯!もはや古代人の食卓だぜ。
まっ、我々はどんな米でもありがたく頂くけど、息子や孫とか差し上げる人たちには良い米送りたいしね。なんとしても10月早々には新米収穫したかったんだ。
もちろんイネの顔色伺いながらだけど、ぎりぎり早めの9月半ばにゃ稲刈り、その後も晴れ間を最大限使い切って2度の架け替え、天日乾燥を最短で済ませて、本日脱穀にこぎつけた。
朝霧が下りるのは想定内、昨日の夕方からビニールの合羽着せて露に濡れるのを防いであったから、霧が晴れればすぐさま作業開始だ。
機械が順調だとこうもスムーズに仕事進むもんなんだなぁ、って当たり前だって!

途中、トラブルは結束不良が2度だけ。絡んだ麻紐もなんなく引っこ抜けて、2時半前には杭37本すべて扱き終えた。すげぇぇぇ!新記録。ただし、せっかく満タンになった袋を田んぼに置いたとたんに袋がビリっ!

なんだよ、なんか悪さしたかよ?こぼれた籾を必死で掬ったり、別の袋に移し替えたり、この躓きが今日の最大の痛恨事だな。
稲わらは畜産農家に持って行ってもらうために畔に積み上げビニールで覆って雨対策、袋に詰めた米をキャリーで小屋に運んで、扱き方がいまいちだった稲束をも一度機械に通すなんてゆとりこいちまったぜ。
籾摺りは友人に委託、その米を届けて、本日、イネ扱き1回目!つつがなく終了した。5時30分。もう暗い。

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