ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

朝ナス、昼なす、夕茄子!

2024-09-25 09:25:36 | 畑仕事
いつまで続くんだい?ナスの収穫。
昨日はどしゃ降り、一気に冷え込んだから、まっ、大きくなりゃしないだろ、って、収穫さぼった。
あらぁ、やっぱり大きくなってたよ!しかもまだまだ籠いっぱい。
すげぇなぁ、今年のナスの粘り強さ。



ご近所さんのナスはとっくに枯れ上がって、シーズン終了なのに、どうよ、我が家のナスは!こりゃ霜降りるまで生きながらえるかもしれないな。

連日の籠いっぱい、まずは、小粒を中心に一夜漬けに6個、これは朝の食卓に欠かせぬ副食。
取り忘れて大きくなった丸ナスとこれも元気な長ナスは、さて、どうやって食べる。

朝の味噌汁はもう何週間も具はナスばっかり。ナスと豆腐、ナスとオクラ、ナスとタマネギ、ナスとキノコ、ナスと油揚げ、ナスと・・・思いつく限り、身近にあるものすべて、ナスとご同伴いただいている。

昼だって食べなくっちゃ、ナス。
ラーメンが多い我が家の昼、好評メニューは麻婆茄子ラーメン。自家製パンが主食の時は、ナスのチーズ焼きとか。

夕食ともなれば、煮物に始まり、茄子焼きショウガ醤油、南蛮漬け、ナスカレー、ピーマンとかタマネギと一緒に天ぷらも。

もう、ナスメニューに頭悩ます日々が続いてる。

それでも、もちろん!大量に残る、薄皮丸ナス。
これらは、きつく塩して冬場の加工漬け用にするんだが、これがすでに大きめの甕と樽に満杯になりつつある。



昨冬、作った南蛮漬けが大好評、冷凍保存した5袋ほども冬真っ只中にさっさと売り切れた。塩抜きして砂糖をドバっとぶっかけて、大量のキムチ用唐辛子をまぶす、この突拍子もない組み合わせが驚きの一品になるんだ。

よしっ、この冬は大量に作り置きだ!って、ナスも本数多く植えたし、管理もそこそこしっかりして、この収穫。

9月いっぱいは収穫できそうだから、甕も樽も満杯になるな。ご希望の方には差し上げるってこともできるけど、

甘過ぎと辛過ぎ、健康第一に考える人には、不向きだけどな。



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政治を彩れ、音楽で!

2024-09-24 09:34:53 | 政治
日本じゃ政治って、ダサっ!の一言だよね、特に若い奴らにゃ。

自民党総裁選なんか、電通目一杯使ってイメージアップはかろうとしてるけど、候補者一人一人の発言は堅苦しくて数秒見たらもう結構、9人分聞くなんてとんでもないって代あり得ねぇ、の話しだし、

立憲に至っては、ビール箱ひっくり返して演壇、演説者の両横には地方議員がずらりと雁首、もう、近づくな、危険!のムード漂ってて、通行の邪魔だぜ!としか感想が生まれない。

その点、韓国や台湾の選挙って盛り上がってるみたいだよね。アメリカの大統領選も、ちょっとお祭り騒ぎがすぎないか?ってほどの熱狂だ。
候補者のテーマとか登場の音楽とかあって、これが盛り上げに一役買っている。ほら、ビヨンセがトランプから自分の曲「フリーダム」を取り上げて、カマラ・ハリスに差し出したとか。いや、たしかにこの曲に乗って政治が登場したら、そりゃかっこいいよ、盛り上がるさ。

で、日本の退屈な政治シーンでの例外が山本太郎だ。衆議院選を目前に、今や連日、予告なし街宣を行っているが、そこでは常にバックバンドが緩やかに音楽を奏でて、太郎の激越なスピーチを柔らかに包み込んでいる。



あの音楽なかったら、かなり辛いと思うよ、聞く方は、なんせ今山本太郎は怒り心頭!激怒の礫がビシバシ飛んで来るらね。
やはた愛が演壇に立つと、もはやアイドルの街頭ライブの趣だな。



増税ダメ絶対デモでも繰り出されるリズムに乗って、コールが響き渡る。選挙近づけば、盆踊り!?なんてイベントも組まれる。
この自由さ、斬新さ、が政治を楽しもうって機運を導くんだと思う。
もっともっと、音楽やパフォーマンスが溢れてていい。

実は、れいわ新選組、オリジナル曲を幾つも持っているんだ。
ボランティアたちが、勝手に作詞、作曲してユーチューブなどに上げている。知ってるだけで、6曲はあるね。往年のフォークっぽいものから、軽やかなロック調、一人語りバラード風、さまざまあって、なかなか楽しめる。あっ、大石あきこ応援のアニメも出来てたっけ。

れいわ新選組 大石あきこチャンネルから
ただ、これらを積極的に活用して行こうとしてる候補者が少ないのが残念なんだ。街宣の際にバックに流すとか、もっと使ってあげればいいのに、って思うね。

ある程度曲数も上がってきてることだし、これらをまとめたミニ音楽祭なんてイベントもあってもいい。もちろん、メインは街宣バンド!

あと、下積みの芸人さんなんかにゃ、れいわの支持者も少なくないようだし、そういった人たちにも活躍の場を与えてもいいんじゃないかな。

もっと、楽しく、もっと身近に、もっと、政治を盛り上げようよ。


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仕事か文化か?過疎脱却の道

2024-09-23 09:04:33 | 地域文化
平田オリザさんの講演聞いた。
兵庫県北の豊岡に劇団(青年団)ごと移住し、その地で演劇祭を継続するとともに、大学、芸術文化観光専門職大学、まで新設、しかもどれもが着実に成果上げてる、って、いやぁ、改めてその多彩さと見識の確かさに圧倒されたな。



敢えてケチ?つけるとしたら、
彼の幼少時、遊びに行っていた渋谷の町は穏やかでゆとりがあったって体験談くらいかな。だってなぁ、俺もその頃渋谷で暮らしてたんだが、とてもとてもおっとり優雅なんてもんじゃなかったぜ。新興ヤクザの安藤組はのさばってるし、進駐軍相手のキャバレーなんかも多くて、いやいや危険で薄汚い、しかし、その猥雑さが魅力の街だった。

おっと、それともう一つ違和感、田舎から人が出て行くのは、仕事がないからじゃなくて、楽しみつまり魅力的な文化がないからだって、発言も、うっ、待てよ?じゃあったな。
ある意味納得、されど違和感。

そりゃたしかに、住居費とか安いし働く気になりゃ仕事はないわけじゃない。でも、製造中心だろ、夜勤当たり前だろ、給料安いだろ、いつ首切りされるか不安だし。持ち家あったり、二世代、三世代同居だから、なんとかなってるって面は大きいよ。
都会から人を引き寄せるにゃ、やっぱ、もっと多様で安定的な仕事がないとダメだよなぁ。

と、反論しつつも、確かに、若いやつらを惹きつけられないのは、地域やそこでの暮らしぶりに魅力がないからだって議論も、うんその通り、首を縦にふるのさ。
おこがましくも言わせてもらえば、俺が菜の花座の活動やらシニア演劇学校やらを続けてきたのも、文化の自賄い、って意識が動機の一つなんだ。楽しい文化が無けりゃ自分たちで作ればいいじゃん!ってことだ。

高校教師稼業の傍ら、手間暇かかる有機農業を続けて来たことだって、魅力的な農村ライフを見せてやる!って意気込みがあってのことでもある。そうさ、農業こそ文化だからな。おっと、宮沢賢治の受け売りか?

ただ、如何せん、俺の実践も力不足、地域活性化の成果などほとんど生み出せず、ただ自分が満足するだけのことに終わりそうだけど。

そうなんだ、仕事も必要、文化も大切、あまりにありきたりの結論だけど、そういうことさ。

平田オリザさんは、人々の集まる場の必要性ってことも言ってて、これはもう、諸手を上げて賛成、共感だな。
ただ通過する道だけ、立ち止まり、座り込み、話をかわす広場がない。広場があればなぁ、これは、井上ひさしさんの『イーハトーブの劇列車』のセリフずばり。
車社会になって、ますますその傾向加速している。家⇒会社⇒スーパー(コンビニ)⇒帰宅の繰り返しだもの。

まったく、街宣はおろか、ビラ配りだってできないこの貧しさ、これはなんとかしなくっちゃならんって思うぜ。

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ズバリ的中、晴れ間に稲刈り雨降りゃパン焼き!

2024-09-22 09:00:08 | 手作りおやつ
どしゃ降りだよ、風は激しく横殴りってやつ。
しかも、気温は一気に降下で、20℃!
この先1週間近く続くって、どうなってんだ、秋晴れはどこ行った?

ここまで天候崩れるとは思わなかったが、この連休予定のイネ刈りはムリ、さっさとやっちまえ!って決断、お見事だったよ、我れながら。
大雨続きで、田んぼは完全に水張った状態に逆戻り、稲刈りどころじゃないものな。回りの農家、みんな弱ってぜ。雨止んだところで、田はぬかるんでコンバインは入れないしぃぃぃ。

ズバリ的中は、稲刈りばかりじゃない。

きっと雨来るから、よっしゃ、パン焼くぜ!って、この判断も素晴らしかった、って、どこまで手前褒めでニヤついてんだか。

久しぶりだなぁ、7月半ばから1回も焼いてないから。8月は台本書きに忙殺?され、9月に入っても農作業やら地区行事やら、そう、10キロ走もあったし。

どれどれここらでコンビニスイーツ依存症から脱出するか。

いつも通り食パンは6斤、さて、菓子パンは何作る?

小豆炊いて自家製餡作る時間はないから、あるもの活用で行く。レーズンクルミクーペは定番中の定番、出来も安定してるし、なんたって好きだしな。
平飼い卵が手に入ったから、クリームパンもしいい。買い置きしてあったクリームチーズと自家製ブルーベリーチーズを混ぜて、フィリングにするのもいい。
この3種だけか?生地余るぞ、もう一種、手軽に、ってことだと、シナモンロールだな。以前キロ単位で購入のシナモン、安かろう不味からろうで、なかなか減らない、これ使いきる努力もしなくっちゃ。

朝食後、食パンの生地作りから始めて、間に大慌ての昼飯挟み、すべて焼き上がったのは3時過ぎ、ふぇ~疲れた!



段取り良過ぎなんだぜ、息つく暇なく作業が連続するのって、昔、パン屋で次々上がって来る生地に追われてた時の習い性だな。



これで半月分のおやつタイムは万全だぜ。

パンが無難に焼けたって安堵感もあるけど、わずか2日しかなかった晴れ間を巧みに利用して稲刈り終了、終われば、雨降り、パン作り。
どれも予想的中、この満足感はパン以上の御馳走だぜぇ!
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食べ物と水とエネルギーが確保できれば、

2024-09-21 09:28:36 | 世の中へ
れいわ新選組の全国勉強会、凄いねぇ、真面目だねぇ、各分野の専門家の講演をZoomで支持者、オーナー&フレンズ対象に流すって、どんだけ勉強家そろいなんだよ。



自党の議員とかじゃなく、外部からゲストを呼んで話を聞くって姿勢も、とても謙虚で真摯、なんとかこの世界を理解しようって気概が溢れてる。まさに、真新しい政党のあるべき姿そのものだ。

太郎の言葉「しっかり賢くなって、やつら(政治家)を見返してやりましょうや」これだな、みんなで知識を詰め込んで反撃しなくっちゃ。

選ばれる講師陣がまたれいわ新選組らしい。学者とかもいるが、中心はそれぞれの分野で地道に活動しているひとたち、言わば現場を持つ人たちだってこと。

これまで実施の会では、貧困問題の雨宮処凛さんだろ、東アジアの軍事情勢については布施祐仁さん、平和の構築については伊勢崎賢治さん、農業食糧問題の鈴木宣弘さん・・・

この先も、中島岳志さんに
「ボランティアが支える政党とラディカル・デモクラシー」というテーマで、れいわ新選組の新しさについて見つめて行こうとしているし、その次には、
今野晴貴さんが若者の労働・貧困問題につい講義してくれることになっている。

いやぁ、いろんなことが学べるなぁ、なんて書きながら、これまでほとんど聞いたことがないって、なんちゅう失礼で不勉強な奴だ!

が、先日(9/14)の分は興味津々聞かせてもらった。
森永卓郎さんだからな。ご自身、死のカウントダウンに入っている中での渾身の1時間だもの、そりゃしっかり目と頭に焼き付けておかなくっちゃ。



内容は、財務省が牛耳る日本の経済政策の誤りについての徹底的な追及、れいわ新選組の政策に直結する問題だった。
もう一つ、これを言わねば死んでも死にきれないって思いが溢れてた日航機123便墜落の疑惑問題だった。これは初めて聞く内容で、一見陰謀論的だが、森永さんがこれほどまでに調査し尽くした主張ということではあれば、詳しく関連本を当たってみるか、って気持ちが起きた。

どれも、心に引っかかる提言が盛りだくさんの1時間だったが、中で、この先生き抜く方法についての話しは、地域の自立、地方の活性化という課題の解決策として、真剣に取り組む必要がある内容だった。

森永さん自身の実践から突き当たった真実、
「食べ物とエネルギーと水があれば、人間は暮らしていける!」

そう、そうなんだ、まったく同じことが、稲刈りの際の茶飲み話として話題に上がっていたんだ。

小作人の一人Iさんは、米も野菜も自給し、鶏も飼って卵も自賄い。空いた農地には太陽光パネル、水は、地下水を生み出された電力でくみ上げて利用する、まさに、森永さんが理想に上げた暮らしぶりじゃないか。

さらに、仙台から通って米作りを続けているNさんの専門は小規模地熱発電の開発提供。日本は地熱活用の適地がかなりあって、小規模太陽光を併用すれば、化石エネルギーにももちろん、原発なんか頼らず、十分に需要を賄えるということなんだ。

農業生産地として日本の土地と気候は適地そのものだし、国土の6割強を占める森林と多雨気候のお陰で、水も有り余るほどだ。小規模水力だって自然を壊さず活用が可能だろうし、なんと、可能性の固まりじゃないか。

これまでの暮らしを大きく問い直しさえすれば、この先、間違いなくやって来る危機の時代を生き延びられるってことだ。

農業以外の工業生産も日本の立地条件に合わせた生産様式を採用できるようになれば、まったく新しい地域社会、人々の暮らし方も見いだせる。

森永さんはすでに都市近郊の田舎に引っ越して、この暮らしを実践しているそうだ。ただ、高台を選びすぎて水には苦労してるってことだったが。

さて、我が家だが、エネルギー以外の二つの要件はすでにクリアしている。あとは太陽光なのだが、この先10年生きているかどうかも知れぬ身としては、率先取り組むのはかえって、資源の無駄使いかも、なんて気もして、まっ、理想形への過渡段階で我慢しようかと諦めている。

まだ先々時間のある若い人たち、ぜひぜひ、日本の資源に気付いてくれ。そして、それを十分に生かし切って、つい目の前に迫った危機を乗り越える方法を見つけ出してくれ。

キーワードは、分散、小規模、多様性、そして、それを支える自然!だぜ。




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