Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

聖伝のミサに与るときのお願い:感染リスクを避けるために「更なる」コロナウイルス対策

2020年03月26日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 天主の御恵みによって、ミサを捧げ続けることができることを感謝しております。愛する兄弟姉妹の皆様がミサの恵みに与り、ミサに与ることができない方々のために、日本のため、世界のためにお祈りを捧げてくださっていることを感謝しております。

 もちろん、私たちにとって、主日のミサは必要で大切なものです。「不要不急」では決してありません。しかし、感染拡大を防ぐために、私たちにできる具体的な行動をとることは必要です。

 すでに「聖伝のミサに与るときのお願い:新型コロナウイルス対策」でもお願いいたしましたが、私たちは、感染リスクを避けるために「更なるコロナウイルス対策」を実行する予定でおります。

コロナウイルス対策として、次の「3つの条件が同時に重なる場所や場面」を避けることが重要です。
(1)換気が悪い密閉空間、
(2)人が密集している、
(3)近距離での会話や発声

つまり、集団感染が起こる危険のある閉」「集」「接」つの条件を避けることです。

1. 換気が悪い「密閉空間を避ける」対策

1-a. 窓やドアを開け放ち、換気扇を回し、必要に応じてエアコンをつける【従来の対策】

これまでの通り、窓を開け放ちますので、室内でも寒いと感じる場合もあります。引き続きご理解をお願いいたします。


2. 人の「密集を避ける」対策

2-a. リスクの高い方々【従来の対策】

これまでの通り、次を引き続きお願いいたします。

 - 高齢者や持病のある方は、ミサに参加せずにご自宅でロザリオを唱えるなどして、主日を聖化してくださるようにお願いいたします。
 - 高齢者や持病のある方に接する機会のある職業や家庭の方も、同様にミサに参加せずにご自宅でロザリオを唱えるなどして、主日を聖化してくださるようにお願いいたします。
 - 高齢者ではなくとも、お体の具合の悪い方は、ミサには参加せずにご自宅でロザリオなどのお祈りをお願いいたします。
 - 体の調子の悪い人や、過去2週間以内に風邪のような症状のあった人も、同様にお願いいたします。

2-b. ミサ会場内において、参列者間で一定の社会的距離をとっていただく

 - ミサの前後(特にミサの終わった後)、おしゃべりをせず、屋外に出ていただくようにお願いいたします【従来の対策】
 - ミサの会場では、なるべく、お互いに一定の距離をとって座っていただきとう存じます。
 - 聖体拝領のために会場の中央に並ぶ際、お互いに前後に十分な距離をとって並んでくださるようにお願いいたします。聖体拝領をされる方をお待ちしますので、スペースを空けてお並びください。

 - 聖体拝領のため跪く際、お互いに左右に十分な距離をとって跪いてください。司祭は何度でも左右に行ったり来たりしますので、間隔を開けて、横に並んで跪いてください。


3. 近距離での会話や発声を避ける対策

3-a. ミサの前後(特にミサの終わった後)、今まで通り、信者同士でおしゃべりをせず、すぐに屋外に出てもらうようにお願いいたします【従来の対策】

3-b. 司祭及びミサの参列者が近距離で発声する機会を減らす【従来の対策】

 - 集団での祈りについて、先唱者のみが発声するようにします【従来の対策】
 - 歌ミサについて、聖歌隊のみが歌うようにします【従来の対策】
 - ミサ中、歌を歌ったりして、声を出さないようにお願いいたします【従来の対策】
 - 聖歌隊は信者との間に必要な距離をとった場所で歌うこととします【従来の対策】
 - 司祭は、壇上のやや後ろ側から、皆さんとは距離をとって、説教するようにします【従来の対策】

3-c. 司祭及びミサの参列者が発声する機会を更に削減する

 - 主日のミサの前の「アスペルジェス・メ」を省略します。
 - 入退堂の日本語の聖歌を省略します。
 - 司祭は説教を短くします。
 - 東京では、ミサの終わった後、信者同士が玄関付近で集まらないように、例えば後ろの信者から、小グループ毎に、少しずつ時間を置いて退出してもらうようにお願いすることを考えております(時差退出)。ご不便をおかけすると思いますが、ご理解をお願いいたします。

 - 東京ではさらに、ミサの後の聖体降福式は、聖歌の数を最低限(二曲)に減らし、短いものといたします。御聖体に真にましましたもうイエズス・キリストに東京と日本と世界を祝福してくださるようにお祈りいたします。
 - 3月29日(主日)の聖体降福式のプログラムは次の通りです。
 1)御聖体を顕示するとき:「ステラ・チェリ」を歌う。
 2)諸聖人の連祷を司祭が唱える
 3)「タントゥム・エルゴ」を歌う
 4)御聖体による祝福と賛美

4.  会場に入る際の手洗いの実施【従来の対策】

ミサの会場に到着されましたら、手洗いなさることをお願いいたします。専門家も「せきエチケットや手洗いなど基本的な感染症対策の徹底」を勧めておりますので、私たちもそれの実践をお願いいたします。

私たちができるだけのことをする限り、憐れみ深い天主は私たちを守ってくださると信じております。

聖母よ、我らのために祈り給え!
聖ヨゼフ、我らのために祈り給え!
聖ピオ十世、我らのために祈り給え!
日本の尊き殉教者らよ、我らのために祈り給え!

 


疫病の時に聖母に祈る聖歌ステラ・チェリStélla cœli extirpávit」をもう一度ご紹介いたします

2020年03月26日 | カトリックとは

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

疫病の時に聖母に祈る聖歌ステラ・チェリStélla cœli extirpávit」をもう一度ご紹介いたします。

Stélla cœli extirpávit,
Quæ lactávit Dóminum,
Mórtis péstem, quam plantávit
Prímus párens hóminum.
Ipsa stélla nunc dignétur
Sídera compéscere,
Quórum bélla plébem cædunt
Díræ mórtis úlcere.
Piíssima Stélla máris,
A péste succúre nóbis.
Audi nos, Dómina, nam fílius tuus
Níhil négans, te honórat,
Sálva nos, Jésu,
Pro quíbus Vírgo María te órat.

℣. Ora pro nobis, piíssima Dei Génitrix.
℞. Quæ contrivísti caput serpéntis, auxiliáre nobis.

Orémus.
Deus misericórdiæ, Deus pietátis, Deus indulgéntiæ, qui misértus es super afflictiónem populi tui, et dixísti Angelo percutiénti pópulum tuum : Cóntine manum tuam, ob amórem illíus Stellæ gloriósæ, cujus úbera pretiósa contra venénum nostrórum delictórum dúlciter suxísti ; præsta auxilium gratiæ tuæ, ut intercedente Beata Virgine Maria Matre tua et Beato Bartholomæo apostolo tuo dilecto, ab omni peste et improvísa morte secúre liberémur, et a totíus perditiónis incúrsu misericórditer salvémur. Per te Jesu Christe, Rex glóriæ, qui cum Patre et Spíritu Sancto vivis et regnas, Deus, in sæcula sæculorum.
℞. Amen.

天の星なる聖母、主に授乳した方は、人祖が植え付けた死の疫病を引き抜いた。
この星が今こそ、あの星座を止め給わんことを。
あの星々による戦争は、民をひどい死により傷つけて倒した。
いとも優しき海の星よ、疫病から我らを保護し給え!
聖母よ、我らの祈りを聞き給え、御身の聖子(おんこ)は、
御身に何も拒まず、御身を敬い給う。
イエズスよ、我らを救い給え、童貞マリアが御身に祈るこの我らのために。

℣. いとも優しき天主の御母よ、我らのために祈り給え。
℞. 蛇の頭を踏み砕きたる御方よ、我らを助け給え。

祈願
憐れみの天主、優しさの天主、赦しの天主よ、かつて御身の苦しむ民を憐れみ給い、御身の民を打つ天使に「手を止めよ」と言い給えり。聖母のいとも尊き胸から御身は甘美にも我らの罪の毒に対抗して乳を吸い給うたかの栄光ある星(聖母)への愛により、御身の聖寵の助けを与え給え。そは御身の御母童貞聖マリアと御身の愛された使徒聖バルトロメオの御取り次ぎにより、我らがすべての疫病と不測の死から確かに免れんことを、かつ、我らがすべての破滅の攻撃から憐れみ深く救われんことを。イエズス・キリスト、永遠の王よ、天主として聖父(ちち)と聖霊とともに、とこしえに生き且つしろしめし給う御身によりて願い奉る。
℞. アメン

 


受難の主日後の金曜日 (2020年4月3日) 聖マリアの七つの御悲しみ 羅和対訳のテキストをご紹介いたします

2020年03月26日 | カトリックとは

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

今年は受難の主日が3月29日ですから、その直後の金曜日4月3日は「聖マリアの七つの御悲しみ」の記念です。聖ピオ十世会では、聖ピオ十世会のシスター会も、奉献修道女(オブレート)も、悲しみの聖母を守護者としているので、これを一級祝日として祝います。この祝日の羅和対訳のテキストをご紹介いたします。

受難の主日後の金曜日 聖マリアの七つの御悲しみ
一級祝日 白
この金曜日は、祝日というよりも、信者の敬虔が生み出したところの、聖母の御苦しみの記念日である。この日は、十二世紀の神秘文学によって培われ、マリアの七つの御苦しみという名で、十三世紀の頃から“聖母マリアの下僕修道会”によって広められた。

Feria VI post dominicam I Passionis 受難の主日後の金曜日
SEPTEM DOLORUM B. M. V. 聖マリアの七つの御悲しみ
Commemoratio 記念(聖ピオ十世会では一級祝日)
Ant. ad Introitum. Ioann. 19, 25. 入祭文、ヨハネ、19ノ25
Stabant iuxta Crucem Iesu Mater eius, et soror Matris eius, María Cléophæ, et Salóme et María Magdaléne. イエズスの十字架の傍らには、イエズスの母と、母の姉妹、クレオファのマリアと、サロメと、マグダラのマリアとが立っていた。
Ibid., 26-27. ヨハネ、10ノ26-27
Múlier, ecce fílius tuus : dixit Iesus ; ad discípulum autem : Ecce Mater tua. イエズスは、「婦人よ、あなたの子を見よ」そして弟子には「あなたの母を見よ」とおおせられた。
V/. Glória Patri. V/. 願わくは、聖父と(…)。(栄誦)
Stabant iuxta Crucem Iesu Mater eius, et soror Matris eius, María Cléophæ, et Salóme et María Magdaléne. イエズスの十字架の傍らには、イエズスの母と、母の姉妹、クレオファのマリアと、サロメと、マグダラのマリアとが立っていた。
Oratio. 集祷文
Deus, in cuius passióne, secúndum Simeónis prophétiam, dulcíssimam ánimam gloriósæ Vírginis et Matris Maríæ dolóris gladius pertransívit : concéde propítius ; ut, qui transfixiónem eius et passiónem venerándo recólimus, gloriósis méritis et précibus ómnium Sanctórum Cruci fidéliter astántium intercedéntibus, passiónis tuæ efféctum felícem consequámur : Qui vivis. 天主よ、シメオンの預言にしたがって、ご受難において苦しみの剣が、光栄ある童貞聖母マリアの、やさしい御心を貫いた。願わくは、御慈悲により、その貫かれ給うたことと御苦しみとを崇敬して記念するわれらが、十字架のもとに忠実に立つ全ての聖人らの栄光ある功徳と祈りとによって、御身の苦難のしあわせな効果を得んことを。聖父なる天主とともに(…)。
Léctio libri Iudith. ユディット書の朗読
Iudith 13, 22 et 23-25. ユディット書、13ノ22,23-25
Benedíxit te Dóminus in virtúte sua, quia per te ad níhilum redégit inimícos nostros. Benedícta es tu, fília, a Dómino, Deo excélso, præ ómnibus muliéribus super terram. Benedíctus Dóminus, qui creávit cælum et terram : quia hódie nomen tuum ita magnificávit, ut non recédat laus tua de ore hóminum, qui mémores fúerint virtútis Dómini in ætérnum, pro quibus non pepercísti ánimæ tuæ propter angústias et tribulatiónem géneris tui, sed subvenísti ruínæ ante conspéctum Dei nostri. 主は、その勢力をもって、あなたを祝し給うた。主は、あなたによって、われらの敵を打ち亡ぼし給うた。娘よ、あなたは、地上のすべての女に勝って、いと高き天主なる主によって祝されている。天地をつくり給うた主は、祝されんことを。人々が永久に主の御勢力を見出し、あなたをほめたたえ続けるほどに、主はあなたの名を高め給うた。あなたは、民の苦難とわざわいの時、自分の命を惜しまず、われらの天主の御前を歩き、亡びを追い返したのである。
Graduale. 昇階誦
Dolorósa et lacrimábilis es, Virgo María, stans iuxta Crucem Dómini Iesu, Fílii tui, Redemptóris. 童貞マリアよ、御身は悲しみに満ち涙のうちに、御子にして贖い主なる主イエズスの十字架の下(もと)に立ち給う。
V/. Virgo Dei Génetrix, quem totus non capit orbis, hoc crucis fert supplícium, auctor vitæ factus homo. V/. 天主の母なる童貞マリアよ、全地球も掴み得ない御者、生命のつくり主は、人間となって、この十字架の拷問を忍び給う。
Tractus. 詠誦
Stabat sancta María, cæli Regína et mundi Dómina, iuxta Crucem Dómini nostri Iesu Christi dolorósa. 聖なるマリア、天の元后、世の女の支配者は、悲しんで、われらの主イエズス・キリストの十字架の下に立っておられた。
V/. Thren. 1, 12. O vos omnes, qui tránsitis per viam, atténdite et vidéte, si est dolor sicut dolor meus. V/. 哀歌、1ノ12. おお、あなた方、全ての道行く人々よ、注意を払って見給えよ。私の悲しみに比べうる悲しみがあるかを。
Sequentia 続誦
Stabat Mater dolorosa, Iuxta Crucem lacrimósa, Dum pendébat Fílius. 悲しみの聖母は、涙にむせびつつ、御子のかかり給う十字架の下に立ち給う。
Cuius ánimam geméntem, Contristátam et doléntem Pertransívit gládius. 嘆き悲しむその御魂は、劔で貫かれ給う。
O quam tristis et afflícta, Fuit illa benedícta, Mater Unigéniti ! 天主の御独子の、貴い御母は、深く悲しみ給う。
Quæ mærébat et dolébat, Pia Mater, dum vidébat, Nati poenas íncliti. 貴い御子の御苦しみを見て、慈愛深い御母は、悲しみに沈み給う。
Quis est homo, qui non fleret, Matrem Christi si vidéret, In tanto supplício ? かくも悩み給うキリストの御母を見て、ともに泣かない者があろうか。
Quis non posset contristári, Christi Matrem contemplári, Doléntem cum Fílio ? かくも御子とともに苦しみ給うキリストの御母を見て、ともに悲しまぬ者があろうか。
Pro peccátis suæ gentis, Vidit Iesum in torméntis, Et flagéllis súbditum. 御母は、御民の罪のために、イエズスが鞭打たれ、責められ給うのを見給う。
Vidit suum dulcem, Natum Moriéndo desolátum, Dum emísit spíritum. 御母は、最愛の御子が。苦悶のうちに息絶え給うを見給う。
Eia, Mater, fons amóris, Me sentíre vim dolóris, Fac, ut tecum lúgeam. 愛の泉なる御母よ、私にも御悲しみを知らせ、ともに泣かせ給え。
Fac, ut árdeat cor meum, In amándo Christum Deum, Ut sibi compláceam. 天主なるキリストを愛する火をわが心に燃やし、御心にふさわしいものとならせ給え。
Sancta Mater, istud agas, Crucifixi fige plagas, Cordi meo válida. ああ御母よ、十字架につけられ給う御子の傷を、私の心にも印(しる)し給え。
Tui Nati vulneráti, Tam dignáti pro me pati, Poenas mecum dívide. 私のために傷つけられ苦しみ給う御子の苦悶を、私にも分かち給え。
Fac me tecum pie flere, Crucifíxo condolére, Donec ego víxero. 命ある限り、あなたとともに泣き、十字架のイエズスを慰め給え。
Iuxta Crucem tecum stare, Et me tibi sociáre, In planctu desídero. 私は、十字架の下に、あなたとともに立って、ともに悲しもう。
Virgo vírginum præclára, Mihi iam non sis amára : Fac me tecum plángere. 童貞女のうちで最も聖なる童貞女、私をも ともに 悲しませ給え。
Fac, ut portem Christi mortem, Passiónis fac consórtem, Et plagas recólere. キリストの死と苦難を私に悟らせ、その傷をおぼえさせ給え。
Fac me plagis vulnerári, Fac me Cruce inebriári, Et cruóre Fílii. 私にも御子の傷を負わせ、その十字架と御血とで 酔わせ給え。
Flammis ne urar succénsus, Per te, Virgo, sim defénsus In die iudícii. 聖なる童貞女よ、審判の日に私を守り、地獄の火より遠ざけ給え。
Christe, cum sit hinc exíre. Da per Matrem me venire Ad palmam victóriæ. ああ、キリスト、私の死の時、御母によって勝利の報いを得させ給え。
Quando corpus moriétur, Fac, ut ánimæ donétur Paradísi glória. Amen. 肉体は死んでも、霊魂に永福を与え給え。アーメン。
+ Sequéntia sancti Evangélii secúndum Ioánnem. ヨハネによる聖福音の続誦
Ioann. 19, 25-27. ヨハネ、19ノ25-27
In illo témpore : Stabant iuxta Crucem Iesu Mater eius, et soror Matris eius, María Cléophæ, et María Magdaléne. Cum vidísset ergo Iesus Matrem, et discípulum stantem, quem diligébat, dicit Matri suæ : Múlier, ecce fílius tuus. Deinde dicit discípulo : Ecce Mater tua. Et ex illa hora accépit eam discípulus in sua. イエズスの十字架のかたわらには、その母と、母の姉妹と、クロパのマリアと、マグダラのマリアとが立っていた。イエズスは、その母と、愛する弟子とがそばに立っているのをごらんになり、母に、「婦人よ、これがあなたの子です」とおおせられ、また弟子には、「これがあなたの母です」とおおせられた。そのときから、その弟子は、マリアを自分の家にひきとった。
Credo 信経
Ant. ad Offertorium. Ier. 18, 20. 奉献文、エレミア書、18ノ20
Recordáre, Virgo Mater, in conspéctu Dei, ut loquáris pro nobis bona, et ut avértat indignatiónem suam a nobis. 童貞なる御母よ、天主の御前にて思い出し給え、私たちのためによいことを語り、主の御怒りを私たちから遠ざけるように。
Secreta 密誦
Offérimus tibi preces et hóstias, Dómine Iesu Christe, humiliter supplicántes : ut, qui Transfixiónem dulcíssimi spíritus beátæ Maríæ, Matris tuæ, précibus recensémus ; suo suorúmque sub Cruce Sanctórum consórtium multiplicáto piíssimo intervéntu, méritis mortis tuæ, méritum cum beátis habeámus : Qui vivis. 主イエズス・キリストよ、謙遜に懇願しつつ、われらは御身に祈りといけにえとを捧げ奉る。御母聖マリアの、甘美な御心が貫かれたことを祈りによって記憶する我らが、聖母と聖母とともに十字架のもとにいた諸聖人たちとの多くの敬虔な介入をもって、御身の御死去の功徳によりて、聖人らとともに、報いを得んことを。聖父なる天主とともに、(…)。
Præfatio de B. Maria Virg. Et te in Transfixióne. 聖母マリアの序誦 (「御貫きにおいて)とかわる」
VERE dignum et justum est, æquum et salutáre, nos tibi semper, et ubíque grátias ágere: Dómine, sancte Pater, omnípotens, ætérne Deus. Et te in Transfixióne beáte Maríæ semper Vírginis collaudáre, benedícere et prædicáre. Quæ et Unigénitum tuum Sancti Spíritus obumbratióne concépit: et virginitátis glória permanénte, lumen ætérnum mundo effúdit Jesum Christum Dóminum nostrum. Per quem majestátem tuam laudant Angeli, adórant Dominatiónes, tremunt Potestátes. Cœli, cœlorúmque Virtútes, ac beáta Séraphim, sócia exsultatióne concélebrant. Cum quibus et nostras voces, ut admítti júbeas, deprecámur, súpplici confessióne dicéntes:  Sanctus, ... 主よ、聖なる父よ、全能永遠の天主よ、われらが、いつも、どこにても、主に感謝を捧げ、又、終生童貞なる聖マリアの御貫きにおいて、御身をたたえ、祝し、宣言し奉ることは、実にふさわしく正しいことであり、われらの義務と救いである。聖母は、聖霊の能力によって、御独り子を宿し給い、童貞性の光栄を損なうことなく、永遠の光明なるわれらの主イエズス・キリストをこの世に生み給うた。彼によって、天使らは、主のみいずをほめたたえ、主天使は礼拝し、能天使はふるえおののく。天と天の力天使と、福(さいわい)なる熾天使は共に喜び、それをたたえ奉る。願わくは、彼らの声に、われらの声をも交えさせ給え。われらは深く礼拝しつつ、こう歌うであろう。 聖なるかな、…
Ant. ad Communionem. 聖体拝領誦
Felices sensus beátæ Maríæ Vírginis, qui sine morte meruérunt martýrii palmam sub Cruce Dómini. 福(さいわい)なるかな、死ぬことなく主の十字架の下で、殉教の棕櫚[=栄冠]を受けた童貞聖マリアの感覚は。
Postcommunio 聖体拝領後の祈
Sacrifícia, quæ súmpsimus, Dómine Iesu Christe, Transfixiónem Matris tuæ et Vírginis devóte celebrántes : nobis ímpetrent apud cleméntiam tuam omnis boni salutáris efféctum : Qui vivis. 主イエズス・キリストよ、我らは御身の母なる童貞マリアが劔で貫かれ給うことを信心深く記念しつつ、我らが拝領し奉った犠牲(いけにえ)が、御身の慈悲の御許で、救霊の全てもよき効果を我らに乞い祈らんことを。聖父なる天主とともに、聖霊との一致において、世々に生きかつ治め給う天主よ、(…)。


聖ピオ十世会カナダ管区長ダニエル・クチュール神父:世界的な疫病の時に祈りの倍増を要請

2020年03月26日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

聖ピオ十世会、カナダ管区長ダニエル・クチュール神父様(元アジア管区長)が、信徒の皆様に世界的な疫病の時に、祈りをいっそう増やしてくださるようにお願いしています。


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】