10月に入ったとたんに大きな栗を店頭で見つけました。9月末にスーパーで買った2キロの栗は小粒で品質がよくなかったので、野菜やさんの店頭をいつも物色していました。大きくてつやつやの大分産と熊本産を1キロずつ購入、かなり満足度のいく栗でした。
栗ご飯でもなく栗きんとんでもなく、作るのは渋皮煮。1キロずつが作りやすい量です。
専用のはさみで1個ずつ丁寧に鬼皮を剥き、鍋に栗を入れてひたひたよりちょっと多めの水を入れます。小さじ1の炭酸を入れて一晩置いてあく抜きをします。
- 翌日水を取り替えて小さじ1の炭酸を入れて30分ゆでます。
- 今度は水だけで30分ゆでます。さらにもう1回繰り返してゆで、お湯を切ります。
- 鍋に栗を入れて、ひたひたの水と砂糖400gを入れ弱火で50分煮ます。しょうゆ大さじ1.5を入れて火を止め、あとは味がしみ込むを待ちます。渋皮煮はここまで。
マロングラッセは
- 上の渋皮煮をことこと弱火で20~30分煮て冷まし、5~6時間置いて味をしみ込ませます。
- また弱火にかけて煮立ったらブランデー40~50ccとバニラエッセンスを適宜入れて火を止めます。
- あとは容器に入れて冷蔵庫で保存します。
写真はマロングラッセ。渋皮煮もマロングラッセも見た目は同じですが、さすがブランデーの香のするグラッセはおしゃれな味がします。奮発してナポレオンを入れました。市販品のように黄色い美しいマロングラッセではありませんが、型崩れがしなくて評判はいいです。
2週間で4キロの栗。渋皮煮は我が家の歳時記みたいなものでどうにかノルマ達成!皮むきからグラッセまで3日がかりで、やれやれです。皮むきの半分は夫が手伝ってくれました。これも数年前からの我が家の歳時記になっています。