新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

米国の旅⑥  ケネディ宇宙センター

2010年03月20日 | '10 ワシントン、フロリダの旅

人類が初めて宇宙に飛び出してから半世紀。科学の進歩の象徴として世界中の注目を集めてきた宇宙センター。アポロを月まで送ったサターンV型ロケットやスペースシャトルの打ち上げ基地があります。最初から旅のスケジュールに入れていました。

オーランドから80キロほど。例によって道路の路肩は芝生で手入れされて美しく、ゆるぎない車社会を目の当たりにします。

センターの敷地は広大すぎて、専用バスを使ったオプショナル・ツアーが効率的です。LC39発射台とサターンVセンター見学が入って3時間余の行程。料金は38ドル、事前にネット予約をしてくれたのですんなり入れました。

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左はロケット組み立て工場。その巨大さにはびっくりします。何しろロケットを立てて組み立てるのですから。右がLC39発射台。ギリギリのところまで近づいてれますが、すぐ傍までというわけにはいきません。今でも使われている発射台です。発射台に続く道路はロケットを運ぶためのもので、舗装でなく砂利を敷き詰めたものでした。

敷地内は生物保護区域になっていて、細い川には小型ワニや珍しい鳥がいて、バスの中でガイドさんが大声を出して教えてくれます。野生動物と最新鋭技術が調和を図っています。

サターンVセンターはツアーのハイライト。Vサターンの実物の迫力には感動しました。ロケット打ち上げの映像が再現され、発射時にはその衝撃までも体験できます。

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アイマックス・シアターでは、5階建てという巨大なスクリーンで映画が上映されます。月面着陸の様子が3Dでリアルに描き出されます。ハリウッド映画も然りですが、今やアメリカのお手のものです。

ワシントンの航空宇宙博物館でも、ディズニーワールドエプコットでも、そしてケネディ宇宙基地でも、見たり聞いたり疑似体験したりと、同類のものだったので、あとで思い出すときにかなり混同してしまいました。

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