新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

指揮・太田弦の九響コンサート

2024年07月21日 | 音楽
妹が太田さん指揮のコンサートを聴きたいと言うことで、3席残っていた中の2席をぎりぎりゲットできました。いつもは敬遠する4列目でしたが、今日は指揮者に近くてより親近感がわきました。

各曲目演奏の前の指揮者直々の解説が分かりやすく、人柄がにじみ出た語り口は観客を虜にします。
指揮者・太田弦の名にし負う「弦5部」編成のコンサートでした。

ドビュッシー、バーバー、オネゲルという「マイナーなプログラムだったので席が半分埋まるか心配していましたが、こんなに来てくださってありがとうございます」という太田節に、満席からの大きな拍手で和やかなスタートになりました。

驚いたのは、2部のバーバー「弦楽のためのアダージョ」。
弦の音色が静かに祈るように響きだした時、あれっ、これは映画「プラトーン」の音楽だ!ええっ!

30年前の映画「プラトーン」の映像と音楽に魂を奪われ、涙を流し胸を詰まらせながら観た感動は今でも薄れていません。
家族に「私の葬式にはこれを流して」と頼んでいた曲でした。

憂いと哀しみと清らかさと苦しみを含んだ魂の音楽。当時は映画のために作曲された音楽と思っていましたが、映画より50年も前にバーバーが作曲したものだったのです。
その感動を呼び起こしながら、名曲を生で聴けたことが今日一番の大きな出来事、猛暑も何のそのでした。

首席指揮者といっても、次の指揮は、11月の定期演奏会まで待たないといけないようです。





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