3月以降に開花するツバキ、今日は1859年の「椿伊呂波名寄色附」に記載のある江戸古種を。

「老松」。濃紅地に白斑の入る蓮華性の八重、筒しべの中輪。花期は3~4月。
細めの花弁が中折れして弁端は剣弁状に重なり、これに雲状斑や横杢斑が美しく現れる古典品種。

「後瀬山(のちせやま)」。極淡桃色の八重、抱え咲き、中輪。花期3~4月。
20枚ほどの広く丸い花弁が四、五重に整然と重なる。不完全な筒しべに、しばしば旗弁を混じえる。

「絞乙女」。淡桃地に濃紅色と淡紅色の縦絞り、小絞りが入る千重咲きの小~中輪。花期は3~4月。
咲き始めは40枚ほどの花弁が行儀よく抱え込むようにするが、咲き進むと外弁は平開・反曲し締まりを欠く。

「絞唐子(しぼりからこ)」。白地に紅色の縦絞りが入る一重、唐子咲きの中輪。花期は3~4月。
一重の外弁は平開し、花心の唐子は外を向いて二つに折れ、半球形に盛り上がる。唐子咲きとしては粗削りで粗野な感じ。

「老松」。濃紅地に白斑の入る蓮華性の八重、筒しべの中輪。花期は3~4月。
細めの花弁が中折れして弁端は剣弁状に重なり、これに雲状斑や横杢斑が美しく現れる古典品種。

「後瀬山(のちせやま)」。極淡桃色の八重、抱え咲き、中輪。花期3~4月。
20枚ほどの広く丸い花弁が四、五重に整然と重なる。不完全な筒しべに、しばしば旗弁を混じえる。

「絞乙女」。淡桃地に濃紅色と淡紅色の縦絞り、小絞りが入る千重咲きの小~中輪。花期は3~4月。
咲き始めは40枚ほどの花弁が行儀よく抱え込むようにするが、咲き進むと外弁は平開・反曲し締まりを欠く。

「絞唐子(しぼりからこ)」。白地に紅色の縦絞りが入る一重、唐子咲きの中輪。花期は3~4月。
一重の外弁は平開し、花心の唐子は外を向いて二つに折れ、半球形に盛り上がる。唐子咲きとしては粗削りで粗野な感じ。