3月以降に開花するツバキ、今日も江戸古種を。

「多福弁天」。紅~桃紅地に白覆輪の一重、椀咲き、輪芯の中輪。花期3~4月。1812年の「つばき名寄帖」に記載。
葉は倒卵~広楕円形で葉面は不規則に変形、周辺に沿って白と淡黄色の斑が複雑に入る二重覆輪の弁天葉。花は地色が放射線状に弁端近くまで達して白地に赤の星形を置いたようにみえることがある。

「無類絞」。淡桃地に紅色の小絞りが入る、八重、筒~割しべ、中~大輪。花期3~4月。
20枚ほどの花弁が三、四重に重なり、小型になった内弁は立ち上がり、外弁は反曲して腰高になり、少し蓮華咲きとなる。1879年の「伊藤椿花集」に記載がある。

「獅子頭」。淡桃色の唐子咲きときに牡丹咲きにもなる小~、中輪。花期3~4月。
唐子部の旗弁は大小さまざま。類似の神楽獅子は紅色の絞りが入るので区別できる。これも「伊藤椿花集」に載る。

「江戸錦」。白地に濃淡の紅色の縦絞りが入る蓮華性の八重咲き、筒しべの大輪。花期は3~4月。
縦絞りの数は少ないが鮮やかで立体感のある清純な花。1868年の「年内草花名寄」に記載がある。

「多福弁天」。紅~桃紅地に白覆輪の一重、椀咲き、輪芯の中輪。花期3~4月。1812年の「つばき名寄帖」に記載。
葉は倒卵~広楕円形で葉面は不規則に変形、周辺に沿って白と淡黄色の斑が複雑に入る二重覆輪の弁天葉。花は地色が放射線状に弁端近くまで達して白地に赤の星形を置いたようにみえることがある。

「無類絞」。淡桃地に紅色の小絞りが入る、八重、筒~割しべ、中~大輪。花期3~4月。
20枚ほどの花弁が三、四重に重なり、小型になった内弁は立ち上がり、外弁は反曲して腰高になり、少し蓮華咲きとなる。1879年の「伊藤椿花集」に記載がある。

「獅子頭」。淡桃色の唐子咲きときに牡丹咲きにもなる小~、中輪。花期3~4月。
唐子部の旗弁は大小さまざま。類似の神楽獅子は紅色の絞りが入るので区別できる。これも「伊藤椿花集」に載る。

「江戸錦」。白地に濃淡の紅色の縦絞りが入る蓮華性の八重咲き、筒しべの大輪。花期は3~4月。
縦絞りの数は少ないが鮮やかで立体感のある清純な花。1868年の「年内草花名寄」に記載がある。