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今日は葛飾区立高砂小学校へ行ってまいりました。
今回は、子どもたちの神経系の発達を促すことを目的とした
「身体遊び」について実技を交えてご紹介させていただきました。
実行委員の先生からは
「親子でできる」
「遊びを交える」
といった御題をいただき
『でしたらこんなのいかがでしょう?』
と、組んだメニューは以下のようになりました。
大枠は
1、「自分の身体」を上手に使う
2、「自分の身体」を使って、状況の変化に対応する
です。
まず「1」ではこんなことをしてみました。
<お尻歩き>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f8/faf58b3855a27140e5584ccba9005ed3.jpg)
私「駅前やコンビニの前で地べたに座ってるお兄ちゃんたち見たことあるかな?」
ちびっ子たち「うん、ある~!」
私「お兄ちゃんたちはカッコつけたくて座ってるんじゃないんだよ。
すぐに疲れちゃって立っていられないんだ。
これはお母さんたちに聞いていただきたいのですが、
今の子供たちは(成人もですが)背骨や骨盤の支えとして働く体幹の深層の筋肉
いわゆる『肚:はら』がよわいといわれています。
そこで!
体幹筋を上手に使えるようになるためにこんな方法はいかがでしょうか!?」
ではじまった「お尻歩き」
子供たちは元気一杯なのですが、仕事疲れのせいでしょうか?
お父さんお母さんの「乗り」がイマイチ…
そこで「親子で楽しく」のミッション達成のため、小細工をひとつ。
私「私もそうなのですが、このところ下っ腹が自己主張してまいりまして。
これって脂肪のせいだけとも限らないんですよ。
お仕事が長時間の座り仕事なんかだと、お腹の筋肉あんまり使われないんです。
で、よわくなる。
よわくなると重力に負けて内臓が『デロン』と下腹によってくるんです。
内臓はお腹の筋肉で定位置に支えられてるんですね。
お尻歩きの前と後でウエスト測ると面白いことが起こります。
大きい人で1,5CMほど引き締まったりするんです!!
どうです?
『やらなきゃ損』な感じになりませんか?」
これを聞いてか、俄然眼に光を取り戻したお母さんが複数いたことは
あえて言うまでもないでしょう。
<ハイ!立っち>
これは写真がないのですが、内容だけ。
私「最近、転んだときに手が出ずに、顔から地面に突っ込んでしまう子供が
増えているそうですね。
中には前歯を折ったり、鼻の骨を折ったりといった大怪我をしてしまう子もいるそうです。
では、上手に手が出るように練習してみましょう!」
ということで、
1、先ずは腹這いで寝てもらいます。
2、「ハイ!」の合図で素早く立ち上がります。
これをお父さんお母さんと競争します。
次に、「10数える」中で、何回立ち上がることができるかといった御題に
挑戦してもらいました。
「転び方の練習」なのに「立ち上がる」遊びを紹介していたので
いぶかしそうにこちらを見ているお父さんもいらっしゃいましたが
私「10秒の中で急いで『立つ→ねる』の動作を繰り返すと
素早く地面に手を付けることを繰り返すことになるでしょう。
転ぶときに、顔から突っ込む子供さんは」
転ぶ瞬間に身体を強張らせてしまうんじゃないでしょうか。
私たちは不安定な土台に立つと身体を硬直させて「安定」させようとするんです。
その反応が不利に働いてるんでしょうね。
『あっ、転ぶ!!』っと思ったときに膝を落として頭から地面の距離を縮めて
そこから地面に手を付くのであれば、その衝撃も小さくてすみます。
その際の動きをこの遊びで造っていたんですね。」
この時、私へ向けられていた「いぶかしそうな視線」も和らいだように感じました。
まだまだ続くのですが、今日はここまで。
続きはまた後日。
↓後半の模様はこんな感じです↓
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