テニス肘について一言

2011年05月06日 | 治療の話
5/2~5まで、休暇をいただきました!

おかげさまでしっかりとリフレッシュして参りまして、

気合充分で治療に望むことができました!

しか~し!

5/10までは副院長が研修会参加のためにお休み!

ゆえに!

現在、ひとり治療にあたっております!

え?

「!」が多い!?

いや、その…

「気合充分」的なニュアンスを出してみようかと…



はい、普通に戻します。



で、今日も明日も明後日も予約は満員なのです。

治療に従事する人数が少ないのでどうにもならず

今日お電話いただいた皆様には、本当にご迷惑お掛けしております。

これも全て、副院長のせい…

おっと、

イカンイカン

本音がポロリと…

いや、おどけている場合ではないですね。

今日お受けできなかった皆様は、

本当にしんどくてご連絡いただいたのに

お受けできなかったことを考えると

おどけている場合ではありませんでした。

不謹慎でした。

すみません。


さて、そのご依頼をお受けできなかった患者様に

「どこに行っても治らない」という「テニス肘」の相談がありました。

普通の治療手順に反応しないものの中に、傷めている箇所から

離れている場所から影響を受けているケースがあります。

おそらくは反対の脛の外側の筋肉に隠れた障害があるのではないかと考えています。


テニス肘とは多くの場合肘の外側につく長・短橈側手根伸筋や総指伸筋などが

骨際から小さく剥がれるように傷ついた状態を指します。

この筋肉たちは上腕骨の外側にある外側筋間中隔という結合組織につながりを持っているのですが

※ここからは私の臨床での経験による話↓

この前腕の筋肉たちは巡り巡って反対側の下腿の外側の筋肉と引き合って

骨盤を支えているようです。

足側の緊張に対して、カウンターバランスを取るように前腕の緊張でバランスしていた場合、

脚側を黙らせないと、治療に対して反応が悪かったり

再発を繰り返したりします。


ま、「どこに行っても治らない」と電話口でお聞きしただけですから、

実際のところは見てみないことにはなんともいえない話ですが…


肘に限らず、長引く故障には思わぬところに伏兵が潜んでいることが多々あります。

そういった「隠れた故障」を見つけ出してアプローチすることで

なかなか治れなかった身体が「正しい回復の道筋」をたどることができる

そんなケースも少なくはありません。

「テニス肘」に限らず、お困りの方がいらっしゃいましたら、

お気軽にご相談いただければと思います。


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