その昔、まだ20代前半だった頃、
天気を予測することが出来ました。
どうやって?
実は、雨雲が近づいてくると節々が痛み手や脚がシビレたんですよ(^_^;)
よく、天気が悪くなると古傷が痛むなんて言いますよね。
あれです。
それも、かなりの感度で、どんなに天気がよくっても
『あ、今日は雨降るな(=身体が痛む)』
となれば雨は降る…
なんでこういった現象が起こるのでしょうか!?
諸説ありますが、私は気圧と関節痛の関係に一票。
ご存じない方もいると思いますが、関節を包んでいる関節包の中は、外気に比べると陰圧になっているんです。
つまり、関節する骨同士が吸盤みたいに引っ張り合っているんです。
しかし、気圧が低くなると外気との差が縮まってしまうでしょう!?
すると関節の引きあう力も弱まってしまいます。
するとぐらぐらとグラつきやすくなるんです。
故障した関節はそれでなくともグラついていますから、
気圧が低くなるとそのグラつき様も大きくなるわけです。
あ、もう一つ、前提として知っていてもらいたいことがありました。
靭帯が伸びてしまったり、軟骨がすり減ってしまった関節はグラつきやすくなるんです。
そう言ったグラつきはさらに関節を傷つけてしまいますので、身体は何とかグラつきを抑えようとするわけです。
どうやって?
周りの筋肉たちで押さえ込むんです。
すると本来だったらしなくていい仕事を筋肉に課すわけですから、過労に陥りやすい。
そもそもが傷ついた関節は周囲の筋による支えが弱い傾向にありますので、
少ない筋肉で余計な仕事をするものですから、筋肉由来の痛みも生じやすいんですね。
そこへきて気圧まで下がってしまったらどうなりましょうや?
そう、もっと働かなくてはならなくなるわけです。
そして、「もう限界!ギブ!!」となった筋肉からの悲鳴=痛みが生じると…
天気が崩れると古傷が痛む、その背後には
そう言ったメカニズムが考えられるんですね。
そうならないようにするにはどうしたらいいでしょう?
私の答えは、関節のコントロールを正常に近付ける工夫と、そうした働きを強化する、です。
具体的にやることといえば、私のyoutubeのページにあるような運動療法です。
私は左の膝に古傷を抱えているんですが、20代前半はしょっちゅう松葉杖のお世話になりました。
もうちょっと走っただけですぐに水がたまっちゃう。
しかし、この業界に入り、こうした手法を取り入れるようになってから、
昔のように水をためることはなくなりました。
故障の回復に伴って、天気予報も徐々に外れがちになってゆき
今では全く痛むことがない。
あれから18年。
週1回とはいえ、トレーニングも再開しました。
今のところ昔のように水がたまるとか、腫れあがるといったこともなく、
トレーニングを楽しむことができています。
もちろんトレーナーの先生方の指導の腕もいい。
でも、運動療法による効果が今を実現しているのも間違いなく事実です。
私は故障で当時の仕事であり夢を手放してしまったわけですが、
今思うとちょっと物分りがよすぎたような気もします。
できることはあったんですよね~(>_<)
ということで、(←どういうこと?)頑張っている人がそういった悔しい思いをしないで済むよう、
練馬の地で日々頑張っているわけです。
う~ん、尻切れトンボ!!(^^;)
でも、おしまい。