皆さんがよく耳にする「ギックリ腰」って実は俗称なんです。
正しくは急性腰痛。
しかし、これも様々な原因による腰痛の総称。
中身は、椎間板ヘルニアや腰椎捻挫(背骨の関節の捻挫)、椎体分離すべり症、
筋筋膜性腰痛(腰部の肉離れや、筋肉の痙攣:頚の「寝ちがい」のような状態)
などなど、さまざまな病態をひっくるめて急に発症した腰痛を「ギックリ腰」と呼んでるんです。
筋肉や筋肉表面の筋膜、靭帯やもろもろの軟部組織の怪我がある場合を器質的障害といい、
治療はケガを負った組織の回復が正しく進むように患部周辺のよけいな緊張を除き、
患部を保護するために筋緊張のバランスを調節する(例:腰部を保護するために腹部の筋を活性化させる)
といったことに重点をおきます。
ケガの程度にもよりますが、基本的には回復までに数週間を要します。
この時点で治療することのメリットは、損傷した部位の修復が正しく行われることで、
腰痛が「くせ」になることを予防するといったところでしょうか。
今日は漢字多いな~ ちょっと一服
怪我ではなく、筋のケイレンによる場合を機能的障害といい(大雑把だなぁ…いや、あれこれ書くとみんな引くでしょ?!)、
治療は、痛みの原因となる筋のケイレンを止めることに重点をおきます。
この筋のケイレンによる痛みは、面白いことに発症からの時間が短ければ「魔法のように」痛みが取れることもしばしばです。
筋肉がつってしまうと「切れるんじゃないか?」ってぐらい強く痛みますが、ケイレンが治まると
「さっきの痛みはなんだったんだ?」ってぐらい痛みが引くのと同じ理屈です。
しかし、痛み出してからの時間が長くなると、残念ながら回復までの時間も長引くことになります。
なぜか?というと…
筋肉がケイレンしている間に血液の循環が上手に行えず、筋内に痛みの原因となる老廃物など、種々の物質がたまります。
それらの物質は、筋肉を刺激してさらに筋肉の緊張を強め、さらに血液の循環が低下します。
そうなると、酸素も栄養も充分供給されないので、さらにケイレンを悪化させてしまう…
といった悪循環におちいってしまうことがあるのです。
こうなると、上手に治療しても、筋肉の中にたまった老廃物が血流に乗って処理され
痛みが引くまでに、1~数日のタイムラグを生じることになるんです。
最近、ギックリ腰の患者さんが非常に多い
這うようにして来院する方も少なくありません。
しかし、みな治療によく反応するタイプばかり。
お話をうかがってみると、ジィ~としてカチコチになった身体を、寒さが更に硬くさせたところに
「急な動作が引きがねになって痛くなった」なんてストーリーが見えてくる例が多かった。
最近の「ギックリ流行」は、寒さのせいで運動量が減っていることや、寒冷刺激が原因なのかも知れませんねぇ~。
みなさん、気をつけてくださいね
正しくは急性腰痛。
しかし、これも様々な原因による腰痛の総称。
中身は、椎間板ヘルニアや腰椎捻挫(背骨の関節の捻挫)、椎体分離すべり症、
筋筋膜性腰痛(腰部の肉離れや、筋肉の痙攣:頚の「寝ちがい」のような状態)
などなど、さまざまな病態をひっくるめて急に発症した腰痛を「ギックリ腰」と呼んでるんです。
筋肉や筋肉表面の筋膜、靭帯やもろもろの軟部組織の怪我がある場合を器質的障害といい、
治療はケガを負った組織の回復が正しく進むように患部周辺のよけいな緊張を除き、
患部を保護するために筋緊張のバランスを調節する(例:腰部を保護するために腹部の筋を活性化させる)
といったことに重点をおきます。
ケガの程度にもよりますが、基本的には回復までに数週間を要します。
この時点で治療することのメリットは、損傷した部位の修復が正しく行われることで、
腰痛が「くせ」になることを予防するといったところでしょうか。
今日は漢字多いな~ ちょっと一服
怪我ではなく、筋のケイレンによる場合を機能的障害といい(大雑把だなぁ…いや、あれこれ書くとみんな引くでしょ?!)、
治療は、痛みの原因となる筋のケイレンを止めることに重点をおきます。
この筋のケイレンによる痛みは、面白いことに発症からの時間が短ければ「魔法のように」痛みが取れることもしばしばです。
筋肉がつってしまうと「切れるんじゃないか?」ってぐらい強く痛みますが、ケイレンが治まると
「さっきの痛みはなんだったんだ?」ってぐらい痛みが引くのと同じ理屈です。
しかし、痛み出してからの時間が長くなると、残念ながら回復までの時間も長引くことになります。
なぜか?というと…
筋肉がケイレンしている間に血液の循環が上手に行えず、筋内に痛みの原因となる老廃物など、種々の物質がたまります。
それらの物質は、筋肉を刺激してさらに筋肉の緊張を強め、さらに血液の循環が低下します。
そうなると、酸素も栄養も充分供給されないので、さらにケイレンを悪化させてしまう…
といった悪循環におちいってしまうことがあるのです。
こうなると、上手に治療しても、筋肉の中にたまった老廃物が血流に乗って処理され
痛みが引くまでに、1~数日のタイムラグを生じることになるんです。
最近、ギックリ腰の患者さんが非常に多い
這うようにして来院する方も少なくありません。
しかし、みな治療によく反応するタイプばかり。
お話をうかがってみると、ジィ~としてカチコチになった身体を、寒さが更に硬くさせたところに
「急な動作が引きがねになって痛くなった」なんてストーリーが見えてくる例が多かった。
最近の「ギックリ流行」は、寒さのせいで運動量が減っていることや、寒冷刺激が原因なのかも知れませんねぇ~。
みなさん、気をつけてくださいね