Carmina Burana ラトル、ベルリンフィル

先週、ベルリンフィルのジルベスターコンサートが早くも店頭に並んで買ってきて、毎日聴いている。
前に持っているこの曲もベルリンフィル。1988年6月の録音で、小澤指揮で、Gruberova、Alter、Hampson。晋友会コーラスが話題になった一枚。随分と聞き込んだ時期がある。
今回は、ラトル指揮で、Matthews,Brownlee, Herhaherという歌手陣。隙のない演奏、鼓舞されるような盛り上がり、よくできていると思う。歌手も綺麗に歌っているし、合唱もいい。元気を与えられる演奏だと思う。願わくばもう少し、遊びというか、「世俗」的な要素を何らかの形でちりばめてもらえればよかったのではないか。ジルベスターコンサートということで、ラトルのメッセージは別のところにあったのかも知れないが。
1992年の夏に、Tanglewoodでライブを聴いた。小澤指揮で、Battle、Hampsonで、それは迫力もあったし、世俗的な雰囲気もあり、いい演奏だった。