東洋のハーブ満載サラダ

　東洋のハーブ・・・何のことはない、ネギ、ショウガ、ミョウガ、しそなどの香味野菜のことです。わたしが勝手に名付けました。それらの野菜をたっぷり使ったサラダです。
　先日テレビで、豚バラを固まりで煮たのを、白髪ネギやショウガ、ミョウガ、キュウリの千切りなどと一緒にサニーレタスにまいて食べているのを見ました。さっぱりしておいそう。さっそくその晩作ったのですが、期待通りのおいしさで、つい食べ過ぎてしまいました。肉なのにさっぱりしていて夏にぴったりだと思います。そこでわたしなりのアレンジ。いちいち包んで食べるのも面倒なのでサラダにしたらどうかな？と。
　作り方は簡単。きゅうり、しょうが、みょうが、青じそ、長ネギ、すべて千切りにします。サニーレタスは適当にちぎります。豚肉はかたまりではなく薄切りを使い、ショウガやネギの葉と一緒に少量の塩でゆでます。ドレッシングは、酢、砂糖にコチジャンをまぜたもの。分量は適当。面倒くさがり屋のわたしは、調味料を計ったりはせず、味見しながら自分がおいしいと思う味にします。これらすべてをまぜあわせて出来上がり。香りの強い野菜たっぷりで見るからにさっぱりしておいしそうでしょう？彩りにトマトを入れてみました。サラダは大成功、と言いたいのですが、残念！サニーレタスを切らしておりました。しょうが、みょうが、ねぎがたっぷりの上、コチジャンまで入ったサラダは、食べると口全体がぴりぴりしました。やはりたっぷりのサニーレタスが必要です。
　

リンドウ

　がーんまたしても大失敗をしてしまいました。
　今日、自分のブログを見てみたら、なんと写真がない！
　原因は、たまってきた画像フォルダの写真を削除してしまったからです。修復するのに４０分もかかってしまいました。一昨日の晩は、かなり長文のブログを書いて、さあ投稿というときになぜかほかのページにジャンプ。・・・もちろん消えてしまいましたとも。全部。ショックで短い文に変更。あの長文はしばらく書く気がしません。今日ももう１２時近くです。短いのを書きます。

　リンドウはわたしの大好きな花。でも、涼しいところが好きなのか、我が家ではなかなかきれいに咲いてくれませんでした。ところが今年はこの通り、みごとに咲いてくれました。これは「いわておとめ」という品種です。でも、わたしが本当に好きなのは、子どもの頃山道に咲いていた丈の低い、地を這うように延びていく野生のリンドウです。園芸種よりもっと濃い、輝くような紫をしています。そして花がしっかりと開きます。花屋で売られている切り花用のリンドウは、かざっていてもほとんどがつぼみで終わってしまい、あの、ベルを逆さにしたようなかわいい花が見られません。
　わたしの母方の祖父は、山に桃や柿、みかんなどの果物を植えていて、母はわたしと弟を連れて収穫の手伝いに行っていました。家から４，５０分歩いて山へ行くのですが、子どもの足ではかなり遠い道のりを歩いていく間、わたしは平地では見られない珍しい花や昆虫に心を奪われていました。ゆっくりと足を止めて見たかったのに、先を急ぐ大人たちがさっさと歩いていくのでわたしはしかたなく見るのをやめてついていくのです。
　幼心に焼き付いたリンドウの紫。革を染めるとき、いつもあの紫を思い出します。