今年も巨大な花が咲きました。アメリカフヨウの花です。3年前、瀕死のアメリカフヨウの苗を、だめで元々と3本植えました。なんとか無事に育ち、今年は今までで最多の花を咲かせています。写真はピンクですが、濃い赤が1本あります。3つの花が同時にひしめき合って咲いているのがおもしろく、欲張って3つ一緒に撮ってみました。この花の特徴は、なんと言ってもその花の大きさです。大人の顔ぐらいは十分あります。草ぼうぼうの緑の中に、突如としてピンクの月が出たようによく目立ちます。
アメリカフヨウもいいのですが、わたしは、落葉低木の「芙蓉」がもっと好きです。高校生の頃新田次郎の「芙蓉の人」という小説の題だけ知っていて、芙蓉の人ってどんな人なんだろうと思いをめぐらせていました。絶対ピンクの芙蓉よね、満開の花のようにふわっと華やかな笑顔の人よね、って勝手に想像していました。で、同級生に本当に芙蓉の花のような人がいたのです。彼女の笑顔を見るたびに芙蓉の花が浮かんできたものです。後でわかったのですが、「芙蓉の人」は、富士山に私設の気象観測所を開いた野中到の奥さんでした。
わたしは落葉低木の芙蓉、それもピンクを植えたいのですが、どこにでも咲いているのになぜか手に入りません。
アメリカフヨウもいいのですが、わたしは、落葉低木の「芙蓉」がもっと好きです。高校生の頃新田次郎の「芙蓉の人」という小説の題だけ知っていて、芙蓉の人ってどんな人なんだろうと思いをめぐらせていました。絶対ピンクの芙蓉よね、満開の花のようにふわっと華やかな笑顔の人よね、って勝手に想像していました。で、同級生に本当に芙蓉の花のような人がいたのです。彼女の笑顔を見るたびに芙蓉の花が浮かんできたものです。後でわかったのですが、「芙蓉の人」は、富士山に私設の気象観測所を開いた野中到の奥さんでした。
わたしは落葉低木の芙蓉、それもピンクを植えたいのですが、どこにでも咲いているのになぜか手に入りません。