2本立ての胡蝶蘭? いえ、1本の茎から枝分かれしたものです。今年4月に、もういらないからともらったものですが、梅雨の時期がよっぽどよかったのか次々とつぼみがつき、今も楽しませてくれています。
わたしは枝分かれした胡蝶蘭を見たのは初めてですが、特に珍しいものでもないとか。でも、写真をようく見てください。写真が見にくくて申し訳ないですが、詳しく言うと、
一番上、枯れたところ。最初の花がすんで茎を切り落としています。
その下に、写真上段の茎が出て花が咲き、
またその下に茎が出て花が咲き、
左下のほう、葉の陰で見えにくいところにもう一つつぼみのついた茎が。
そして右下の花一つはまた別の茎です。
この茎はさらに二つに分かれて小さなつぼみがついています。
裏から見るとこの通り。
もとは一つの株からこんなにたくさんの茎をだして花をつけるなんて、すごい!
胡蝶蘭はよく贈り物に使われます。でも、冬は気温が最低5度はないと越せないことから、蘭愛好家でもないと枯らしてしまうのがほとんどではないでしょうか。わたしも何度か挑戦しましたが、冬は越せても翌年弱ってしまったりして、成功したことがありません。美しくラッピングされ、死の旅に送り出される美しい花。白い胡蝶蘭は、まるで昔の政略結婚の花嫁・・・・・・なんていうのはおおげさな妄想です。
さて、冬はどうしましょう。