あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ブラックベリーソース

2007-08-16 23:37:53 | くらし

 今日はお盆です。実家に墓参りに行ったら、なんと母はお出かけ。いつも一緒に山の麓にある祖父母のお墓参りに行っていたのに。それで弟夫婦と四方山話をして、父方の祖父母のお墓にお参りしてきました。

 さて、少しずつ収穫して冷凍していたブラックベリーを、フルーツソースにしてみました。               全部でこれだけ。ちょっと少ないなあ。                                             

                    

 作り方は簡単です。この上に砂糖を入れてしばらく置きます。砂糖の量は適当。どっちかというと少なめに入れます。甘みが足りなければ後から足せばいいのです。多すぎたときには修正できませんからね。

 すぐに火にかけてもいいのですが、わたしはブラックベリーから水分の出るのを待ちます。焦げにくいような気がするから。あくまでも「気がする」です。

 少し水分が出てきたら火にかけます。中火で焦がさないようにかき混ぜながら煮ます。水分が出て形が崩れてきたら好みの濃さになるまで煮詰めます。けっこう水分が多くてジュースのようになりますから、とろみがつく程度に煮詰めます。

 味見をしてみます。うん、今日はちょうどいいみたい。酸味が足りないときはレモンをしぼって入れるのですが、ブラックベリーはけっこう酸っぱかったので砂糖で煮るとちょうどいい酸っぱさになりました。

 いちごなどだと以上で完成。つぶさず形のあるままのプリザーブドタイプのソースの出来上がり。少し時間をかけて煮詰めるとジャムになります。簡単でしょう?

 ところが、ブラックベリーはもう一手間いりました。なんと

       種が大きい。おまけに硬い。もう一つおまけに多い

まるでピーマンの種を乾燥させたみたいな大きさと硬さです。ブラックベリーの実の半分は種じゃないかしら、と思うくらい種だらけのソースになりました。「手間ひまかけず回数多く」というのがわたしのモットーではありますが、今回は種を除かずにはおれません。出来上がったソースをざるに入れ、しゃもじでこして種を除きました。つまり、ざるに入れても落ちないほど種が大きかったのです。我が家のベリーの中では最大でしたね。そして、種を捨てると、ソースは半分の量になってしまいました。

  ヨーグルトの上にかけるとー

きれいでしょう?うちのヨーグルトは酸味が少ないので、酸味の強いブラックベリーがよく合います。 ちなみにヨーグルトも、牛乳に種菌を入れて作った自家製です。

 わたしの手作りは、材料も作り方もとてもシンプル。保存だけは、容器を熱湯消毒して手抜きせずに瓶詰めします。そうすると保存料などの添加物なしでも、1ヶ月以上持つんですよ。春から、いちご、桑の実、梅、びわ、と作ってきて、これからは、ブルーベリー、いちじく、キーウィと続きます。

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ミョウガまんじゅう

2007-08-16 00:01:27 | くらし

                                  

  娘ぶじこのリクエストでミョウガまんじゅうを作りました。ちょうどお盆でお供えにもなるし。写真下の細長い葉がミョウガです。上の二つはかしわもち。ちょっと手抜きして作ったので味は今一。というのは、本当は、水で練った粉をいったん蒸してすりこぎで餅をつくようにつき、あんを包んで、別に蒸しておいた葉でくるみます。でもわたしは、水で練った粉で餡を包み、葉っぱにくるんでそのまま蒸すと言うやり方。つく手間を惜しんだ分ちょっと粉っぽいのですが、手間ひまかけてめったに作らないというよりは、簡単に回数多く、というのがわたし流です。といってもそんなにたびたび作りません。せいぜい年に1回。これじゃ「回数多く」にはならないか

 さて、期待のミョウガまんじゅうの匂いは? 「あんまり匂わんよ。かしわもちと変わらん。!」        

 ミョウガの匂いぷんぷんのまんじゅうを期待してたらしいのですが、期待はずれだったようです。おかしいなあ、子どもの頃は相当臭いと思ったんだけど・・・大人になってミョウガの匂いに慣れてしまったからなのか、作り方が悪いのか、それとも季節によって葉の香りの強さが違うのか・・・ 今度母に作り方を聞いてみます。

 ところで、かしわもちの方ですが、ふつう端午の節句に作りますよね。それも、柏の木の葉で。わたしが子どもの頃からなじんでいるかしわもちは、サルトリイバラの葉でくるんだおもちです。嫁いできたこちらの地方では、これを「しばもち」(柴餅か?)と言っています。弟のうんちくによれば、「かしわ」というのは、昔、食べ物を包んだ平らな葉っぱのことで、必ずしも柏の葉をさすものではないそうです。西日本ではサルトリイバラの葉が使われるとか。   サルトリイバラの葉は5月の端午の節句頃はまだ柔らかい若葉で、蒸すと餅にくっついてしまいます。旧暦の端午の節句だと、しっかりした葉になっていてちょうどいいのかもしれません。

 最後にぶじこの一言を。 「この写真、おいしくなさそうじゃねえ。」

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