8月19日は何の日? 819(はいく)の日です。松山市で開かれている俳句甲子園に行ってきました。俳句を作る高校生たちの全国大会です。会場では出場校のプロフィールを書いた大きなパネルが迎えてくれました。
これは応援メッセージを貼ったパネル。わたしたちのも貼ってくれましたよ。ところで、中央の坊主頭の人は? 愛媛の生んだ偉大な俳人正岡子規です。
会場では、お抹茶のサービスもありました。愛媛銘菓「タルト」つき。もちろんただです。いいなあ、全国大会らしからぬゆったりした雰囲気。
ごめんなさい。こっそりと写真撮らせてもらいました。気合いが入っていますねえ。
わたしの母校は2チームも出ていましたが残念ながら予選で敗退。来年はがんばってね。
東京の開成高校が優勝しました。男子生徒ばかりのチームです。ディベートのうまさに感心しました。落ち着きといい、俳句への理解といい大人顔負けです。対するは幸田高校(翡翠チーム)の女生徒5人、柔らかな感性を等身大の言葉で表現、好感が持てました。
最優秀句 山頂に流星触れただろうか(幸田高校 清家さん)
きっとこれが一番よね、と話していたら本当にその通りになりました。
若さ故の未熟さも、経験の浅さからくる理屈っぽさも、いいじゃないですか。一つのことに熱中する若者の姿はとてもすがすがしく心洗われるものでした。伝統の文学を松山から発信できるってすばらしいことです。