子どもたちが小さい頃、道ばたに赤いオシロイバナがいっぱい生えていて、よくほっぺたに白い筋をつけて帰ってきました。うちのオシロイバナの先祖は多分そのころのオシロイバナだと思います。ただただ、そのたくましい繁殖力に感心します。
そろそろ花も終わりかけたので始末をしたいのですが、その前に孫たちにオシロイバナを使った遊びを教えておこうと思いました。
らっかさん
オシロイバナを種ができるところから摘み取って、種の部分だけをそっとひっぱると雌しべがついて来ます。それを高いところから落とすと、落下傘のようにまっすぐ下に降りてくるんです・
こんなふうなかっこうで
ところが、3歳児には種の所から摘み取るのがむずかしい、成功したとしても雌しべの芯を切らずにひっぱるのがむずかしい、と言うわけでケイタはうちへ来るたびに何度も何度も挑戦して、遂に8割方は成功するまでになりました。
もう一つの遊びは、文字通りお化粧ごっこ。
黒くなった種をはさみでそっと割り、中の白い部分を取り出します。それをつぶスト白い粉になるのです。それを顔にぬってお化粧のまねごと。
ヨウコは中身をつぶさずに外の殻だけを割ろうと何度も挑戦していました。昔の子どもたち、こうした微妙な力加減をすることで、遊びの中で器用さや体力を鍛えてきたんですよね。
ただー オシロイバナには毒があるんだそうです。つぶしてほっぺに塗るなんてとんでもない、と言う声が聞こえてきそうです。教えなかった方がよかったかなあ。昔から子どもたちは同じようにして遊んできたんですけどね。
成功したときのうれしそうな顔。こんな小さなことが日々の喜びであり、生長の原動力になっているーこどもの心ってなんて純真なんだろうと、見ているだけで心が和むのです(ばばバカ)
ところでオシロイバナにはいろいろな色がありますよね。川の土手に生えているのは黄色です。
どこかでピンクも見たのだけど、写真はありません。
うちにはわざわざ植えたオシロイバナがあります。
黄色に赤の斑入り、いや赤に黄色の斑入り、どちらでもいいや。もう雑草に近いオシロイバナですが、なかなかかわいいでしょう?これはめちゃくちゃ勢力を伸ばすこともないので特別引き抜いたりはしていません。だけど赤いオシロイバナだけは・・・
落ちた種は全部芽が出るんじゃないかと思うほどはえてくるし、
どの植物よりも高く伸びなければ気が済まなさそうだし、
オシロイバナの下からミニバラが救いを求めるように枝を伸ばしていたので、全部切ってしまいました。そうしたら、下から白いヒガンバナの葉が出てきました。9月頃、花がよく見えるようにオシロイバナを切ったところだったのに、いつの間にかまた伸びてしまって・・・
うっかりしてた、ヒガンバナの葉は今頃出てくるんだった。この葉をしっかり育てなくては立派な花は咲かないでしょう。それで今度は根元からしっかり抜いて辺りをひろびろとしてやりました。
うっかりしてた、ヒガンバナの葉は今頃出てくるんだった。この葉をしっかり育てなくては立派な花は咲かないでしょう。それで今度は根元からしっかり抜いて辺りをひろびろとしてやりました。
咲いた花は3本でしたが、葉っぱは何本も。
葉っぱ同士ぎゅっとくっついているのは、まわりに小さな球根ができてきたということですよね。だけど5㎝10㎝離れたところからも芽が出かけているのは?
そしてだいぶ離れたところからも一株。
ああ!消滅したと思ってた球根、まだ生きていたんだね。あのとき、道の駅で買い求めた球根と、ご近所さんに分けてもらった球根と、ちょっと離れて埋めたのでした。葉っぱの出ている大事な時期にオシロイバナの陰になって十分球根を育てられなかったから花を咲かせなかったのでしょう。この辺り、気をつけて日当たりをよくしておかないといけません。オシロイバナはどこかへお引っ越しさせましょうか。
ああ!消滅したと思ってた球根、まだ生きていたんだね。あのとき、道の駅で買い求めた球根と、ご近所さんに分けてもらった球根と、ちょっと離れて埋めたのでした。葉っぱの出ている大事な時期にオシロイバナの陰になって十分球根を育てられなかったから花を咲かせなかったのでしょう。この辺り、気をつけて日当たりをよくしておかないといけません。オシロイバナはどこかへお引っ越しさせましょうか。