バナナ怪獣 が~お~
ハウスの天井を突き破って伸びていたバナナ。順調に、丸々と太ってきました。
モンキーバナナというので買った苗です。実一つ一つが短いのに、市場に出回っている大きなバナナと同じくらい太って、もうぱんぱんにふくれています。
そして、最初に花の咲いたところから黄色く色付いてきました。
ちょっと割れ目ができてない?
はっきりと割れているのが目立ってきました。
これはまずい。早く収穫しなければ。
のこぎりで茎を切り倒しました。わたし一人で大丈夫だと思ったのにー いきなり切った茎が倒れてきて
お、おもたい。
結局夫が脚立に登って切り落としてくれました。その際に実がいくつかばらばらと落ちてしまいました。
切り口はこんなです。バナナは草ですから、茎を切るのは簡単でした。
いったん実をならせた茎は切り倒してしまうんですって。でも、跡継ぎがいっぱいできています。
わきから出ている小さな茎を育てると、またバナナが。だけどどれもこれもハウスの天井を突き破ってしまうので、どうしたもんでしょうねえ。来年にも花の咲きそうな大きな株もあるのですが、穴が空いていたら冷気がはいりますから、惜しいけれど先端を切ってしまわないとだめですね。
木で黄色く熟れさせることにこだわりましたが、どうも採るのが遅すぎたようです。まだ青いときに収穫して追熟させた方がよかったかなあ。多分そうですね。
皮が割れているだけでなく実の中の方まで割れて、かたくなって食べられませんでした。
これって、なかで種が熟しているのではないですかねえ。
ちょうどいいときに収穫するのは難しい。毎回毎回反省しながら、やっぱりタイミングを逃してしまいます。
ぜんぶきれいな実だったら30個近くありましたから、家族一人一人に2,3本ずつ割り当てれたんだけど、今のところ1本ずつ。青いのが黄色くなったらもう1本あげれるかな?
ちょっと触っただけでばらばらと落ちてきますから、完熟していることはまちがいなし。食べてみると、期待したほどは甘くなくて、スーパーに売っているバナナとあまり変わりません。違うのは酸味があることで、これが、なかなかおいしい。甘ったるいだけのバナナと違って爽やかな味でした。