先週の土曜日
午後は早くから予定が決まっていました。なのに、2日前になって娘が、午前中ウマオの付き添いで瀬戸内休暇村へ行って欲しいと・・・・ 最悪の場合、休暇村でお風呂に入って着替えて今治市へ行かなければ間に合わないのではーという過密スケジュールでしたが、幸い家に帰ってシャワーを浴びる時間はありました。
国民休暇村の遊歩道で、小学校低学年の親子オリエンテーリング。ルールは本格的なオリエンテーリングに比べるとうんと簡単だし、事前にどの順番で回るかも説明されたので、景色も眺めながら楽しい散策でした。
コース自体は秋に家族で歩いた道と同じでした。が、今回はあのとき行かなかった岬の端っこまで行きました。
こんなに曲がった松があることも初めて知りました。
そしてこの周辺のどこかに文字を一つだけ書いたカードがあります。 要所要所でそのカードを見つけて自分たちの地図にメモしていくのです。
ハマヒルガオが咲いていました。
花はヒルガオとそっくりですが、葉っぱが違います。
次は洞窟です。
へえ~ こんなところがあったのか。 ここに人が住んでいたこともあったとか。
入り口は大人でもゆっくり入れるほど広かったです。
洞窟を出たら大崎の端。砂浜が途切れるところです。この先は崖になっています。
ここが昔の越智郡(現在は今治市)と周桑郡(昭和46年まで周桑郡、その後東予市となり平成の合併で西条市となっている )との境界だったそうです。
「越智周桑郡堺」の石柱が立っていました。
いくつかの大きな岩が転がっていますが、向こうの岩、アザラシに見えません?
向こうに見えるのは平地島 右の小さいのが小平地島だそうです。ああ、これが! 昔、海辺の学校に勤めていた頃、この無人島に渡って地引き網を引こうという計画があったのですが、実現しませんでした。
いったん宿舎まで上りそれから車道を通って再び遊歩道に入ります。アメリカフウに囲まれた広場のあるところです。それからスイレンの池に。
いっぱい咲いていました。
駐車場まではすぐそこ。11時過ぎには解散したので、時間的には余裕がありましたが、残念だったのは以前歩けなかった尾根の遊歩道を今回も歩けなかったこと。子どもの足では時間がかかりすぎたのです。いつか個人的に歩いてみたいと思います。
さて、午後からはがらりと雰囲気を変えて小さなコンサートに。
今治市ゆかりの本庄さん 新居浜市ゆかりの正田さん、西条市ゆかりの松木さん3人によるユーフォニュームとピアノのコンサート
ユーフォニュームのデュエットというのは珍しかったです。低音の深い音がすてき。
写真OK SNS OKということでしたがわたしの座った場所からは譜面台がじゃまでー
鏡を撮りました。
ユーフォニュームの二重奏というのもよかったのですが、これにピアノが加わると、全く音色の違う楽器なのにより美しい響きを生み出すのです。たとえて言うならば、深い森の奥に吹く風と小鳥のさえずりのような調和が生まれてきました。
ピアノの松木さんは、子どもの頃、わたしたちの少年少女合唱団に所属していました。こんなにも立派な演奏家になった彼女と再会できたことに感慨深いものがありました。