越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ヤマツツジ(山躑躅)

2010-06-29 22:32:02 | 山野草(赤・ピンク花)
【ヤマツツジ(山躑躅)】
半落葉低木:ツツジ科ツツジ属
花期:4月~6月

山野によく生える半落葉低木で、酸性の土壌をこのみます。高さ1m~5mで葉は楕円形、花冠は5裂し、左右対称にさきます。

◎2010年6月20日 ねいの里 写真1枚追加しました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウメモドキ(梅擬)

2010-06-29 22:29:15 | 山野草(赤・ピンク花)
【ウメモドキ(梅擬)】
野草(落葉低木):モチノキ科モチノキ属
花期:5月~6月

山野に自生する高さ2~3mの低木で冬は落葉します。直径5mmくらいの球形の果実が枝にびっしりと付き9月頃に赤く熟します。果実は秋口から落葉後の真冬まで長期間鑑賞でき、葉のあるときと落葉後ではその趣も異なり見る人を楽しませてくれます。主に実を鑑賞する庭木として玄関脇や池の端、灯籠周り添える木(灯障【ひざわり】の木)として用いられます。ウメモドキの赤い実は小鳥が好んでついばむ果実でもあり、そういう点では野鳥を呼ぶ庭木ともいえるかもしれません。

◎2010年6月20日 ねいの里にて 写真1枚追加しました。


◎2009年9月26日 写真1枚追加しました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スノキ(酢の木)

2010-06-29 06:45:37 | 山野草(赤・ピンク花)
【スノキ(酢の木)】

野草:ツツジ科スノキ属
花期:4月~5月
名前の由来:果実や葉に酸味があるのでこの名がついた

葉の表面は緑色で裏面は緑色で光沢があります。葉縁は微細な鋸歯をしている。
前年枝の先に赤い筋のある緑白色の花が1~4個下向きに咲き、花冠は長さ6~7mm
の鐘形です。先は5裂し、反り返っています。
果実は黒紫色に熟し、酸味があり、食べられます。

◎2010年6月13日 奥医王山にて


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)

2010-06-28 21:19:04 | 山野草(青・紫花)
【アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)】
野草:アヤメ科ニワゼキショウ属
花期: 5月~6月
名前の由来:「セキショウ」の葉に似て、庭に芝生に現れるニワゼキショウ 花の色が藍色から付いた。


背丈は20~30cm。ニワゼキショウの仲間で帰化植物です。花色は青く、綺麗な空色です。花被片の先が尖って尾状になっていることが大きな特徴です。また、ニワゼキショウやオオニワゼキショウと違って、雄しべが合着して1個に見えます。

◎2010年6月20日 ねいの里にて  写真 2枚追加しました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マキノスミレ(牧野菫)

2010-06-28 07:15:20 | 山野草(青・紫花)
【マキノスミレ(牧野菫)】

野草:スミレ科 スミレ属
花期:4月~5月
名前の由来:植物分類学者の牧野富太郎を記念して命名された

やせた山地や丘陵に生える地上茎の無いスミレで、葉はシハイスミレより細長く長披針形で基部は心形になります。葉の裏面の紫色は淡く葉の広げ方は垂直に近く葉の裏面の紫色は花後には完全に淡緑色に変わります。
花は淡紅色で一般的にシハイスミレより濃色となり直径は約15mm側弁は無毛で距は約6mmで細い。

◎2010年6月13日 奥医王山にて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバキスミレ (大葉黄菫)

2010-06-27 22:17:39 | 山野草(黄花)
【オオバキスミレ (大葉黄菫) 】

野草:スミレ科 キスミレ類
花期:6月~7月


山地の日陰で湿ったところにはえる多年草。茎は高さ10~30cm、全体が軟らかい感じのする大形のスミレ。葉面にはつやがあり、葉脈がくぼんでいるのがはっきりしている。
葉は花後別種と思われるほどのび、長さが10cmほどになることがある。距は非常に短い。

◎2010年5月23日 砺波市郊外


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然博物園 ねいの里

2010-06-22 21:38:06 | 日記
【自然博物園 ねいの里】
2010年6月20日(日)

置県100年を記念してつくられた県民公園ねいの里は自然と人との未来を考える場所として自然観察路や広場などがあり、楽しみながら自然とふれあいが出来ます。

頼成の森の後、ぶらっと散策してきました。

森の中で見つけた花たちです。

◎展示館の前のセンダン(栴檀)の花 センダン科


◎アイイロニワゼキショウ(藍色庭石昌) アヤメ科
草丈20~40cmの1年草。花柱や花弁の先が細く尖るなど、特徴があります。別名 ルリニワゼキショウ


◎アサザ(阿佐佐) ミツガシワ科
別名:ハナジュンサイ(花蓴菜) で各地の池や沼に生える多年生の水草です


◎コナスビ(小茄子) サクラソウ科
生えている場所は道端や庭などに普通に見られ多年草である。 名前の由来は花が終わっての果実が小さな小さなナスに似ているからである


◎ハハコグサ(母子草) キク科
別名:オギョウ(御形),ゴギョウ(御形) で春の七草の一つです。 葉や茎に銀白色のうぶ毛が密生しています


◎ウメモドキ(梅擬) モチノキ科
赤い実がきれいなので,庭木として植えられます。 葉が落ちた後はひときわ目立ちます


◎イチヤクソウ (一薬草) イチヤクソウ科
イチヤクソウは「一薬草」で全草が薬になるということから、薬草として優れているという意味と考えられている


◎ケツクバネウツギ(毛衝羽根空木)スイカズラ科
花は淡黄色や淡紅色を帯びる。花冠は漏斗状で、細い花筒からやや急に鐘状に広がる
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県民公園 頼成の森

2010-06-21 22:32:32 | 日記
【県民公園 頼成の森】
前回に引き続き花しょうぶ祭りの会場周辺の散策です。

園内の自然豊な森は「全国森林浴の森100選」や「とやま花の名所100選」に選ばれています。

◎花菖蒲の蕾にいたトンボ


◎水生植物のコウホネの黄色


◎森林の遊歩道ではヤマツツジや


◎ヤマアジサイの花も咲いていました。


◎ネジキの花(下向きにさいています)とネジキの実(上向きについています)




◎頼成の森の散策の終わったあと、足湯コーナーに行き、ショウブ湯の足湯に入り疲れをとってきました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頼成(らんじょう)の森花しょうぶ祭り

2010-06-20 22:44:32 | 日記
【頼成(らんじょう)の森花しょうぶ祭り】
2010年6月20日(日)

2010年6月18日(金)~27日(日)
600品種、70万株の花しょうぶをメインに、スイレン、あじさいなどが6haにわたって咲き揃います。


今回は期間の最中なので、沢山の人出なのでメイン会場からずれ、周辺の山の散策をしてきました。まず中心の「水生植物園」の花しょうぶの花を観ながら一番奥の池まで進みました。
◎黄色い花菖蒲です


◎池の周囲には沢山のモリアオガエルの卵。木に綿菓子のように下がっていました。


◎近くに寄ってよく観ると、おたまじゃくしが誕生!!いよいよ孵化(ふか)し、数匹のオタマジャクシが、今まさに生まれ落ちようとしています。


緑のトンネルの遊歩道を追分峠~貝化石まで進みました。
途中で見かけた花たち

◎ササユリ(笹百合) ユリ科ユリ属


◎ツルアリドウシ(蔓蟻通し) アカネ科


◎キイチゴ(木苺)の実 バラ科


◎アカショウマ(赤升麻) ユキノシタ科


次に続きます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二回 奥医王山自然観察会(その3)

2010-06-17 19:54:46 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【第二回 奥医王山自然観察会(その3)】

《越中の山野草と温泉を楽しもう》
コース : 夕霧峠 ~ 奥医王山(標高939.12m)
2010年6月13日(日)

《 第一部 》第二回 奥医王山自然観察会(その1)
《 第二部 》第二回 奥医王山自然観察会(その2)
《 第三部 》第二回 奥医王山自然観察会(その3)

◎チゴユリとバッタの赤ちゃん


◎チゴユリ(稚児百合) ユリ科
小さなユリの花のこと。 林の中で多く見られ、花びらは6枚で下向きに咲きます


◎オオチゴユリ(大稚児百合) ユリ科
上部でよく枝分かれする。茎先に、長さ 1.5~2センチの白色の花を1~2個下向きにつける。


◎ササユリ(笹百合) ユリ科
ササに似た葉で花はうつむきかげんに咲きます


◎ノギラン (芒蘭) ユリ科


◎ヤマトユキザサ (大和雪笹) ユリ科
背丈は50センチ以上と ユキザサよりもずっと大型。 よく似たヒロハユキザサとの違いは、茎が暗い赤紫色で、細かい 毛が密生していること。


◎ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科


◎テキリスゲ(手切り菅) カヤツリグサ科
葉の縁がざらついており、手を切りやすいことから付いた名前が付いた


◎奥医王山(標高939.1m)


以上で 第二回 奥医王山自然観察会 を終わります。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二回 奥医王山自然観察会(その2)

2010-06-16 19:13:23 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【第二回 奥医王山自然観察会(その2)】

《越中の山野草と温泉を楽しもう》
コース : 夕霧峠 ~ 奥医王山(標高939.12m)
2010年6月13日(日)

《 第一部 》第二回 奥医王山自然観察会(その1)
《 第二部 》第二回 奥医王山自然観察会(その2)
《 第三部 》第二回 奥医王山自然観察会(その3)

医王山の「医王」とは医薬の仏である薬師如来の別称ということで、医王山は昔から薬草の山として知られていた。医王権現は薬師如来が神として権(かり)に現れた姿を祀ってあると言われています。

◎龍神伝説の残る龍神池


◎スノキ〈酢の木/別名コウメ〉(ツツジ科)
葉をかむと酸味があるので、「スノキ(酢の木)」という名前がつきました


◎ホナガクマヤナギ(穂長熊柳)の実 クロウメモドキ科
実は始め赤く、翌年赤から黒に変化する。 黒くなった実は甘くて美味しい


◎ナナカマド(七竈) バラ科
秋も深まると、葉も実も赤色になります


◎ナンキンナナカマド(南京七竈) バラ科
花も果実もナナカマドににるが、葉先が丸く、大きな托葉がが目立ちます


◎ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)ツツジ科
ツリガネ状のピンクで可愛い花を付けた木にはツリガネツツジとも言われています


◎ヤマツツジ(山躑躅) ツツジ科
山野に、ごく普通にみられるツツジです


◎ヤマボウシ(山法師) ミズキ科


◎コアジサイ(小紫陽花)アジサイ科
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二回 奥医王山自然観察会(その1)

2010-06-15 16:36:52 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【第二回 奥医王山自然観察会(その1)】

《越中の山野草と温泉を楽しもう》
コース : 夕霧峠 ~ 奥医王山(標高939.12m)
2010年6月13日(日)

《 第一部 》第二回 奥医王山自然観察会(その1)
《 第二部 》第二回 奥医王山自然観察会(その2)
《 第三部 》第二回 奥医王山自然観察会(その3)

今回は県南西部、白山国立公園の北端の医王山の散策を行いました。
医王山と名のつく山はなく、一つの山塊をさして医王山と呼んでいます。最高の医王山は奥医王(標高939m)で、その西側に白兀山(標高880m)があります。
福光からイオックスアローザのスキー場の横を通り夕霧峠まで車で行き、そこから奥医王山を目指し散策しました。距離的には夕霧峠から標高939mの奥医王山まで約800mほどの道のりです。



◎夕霧峠の奥医王山への登山口 ・・・ここから奥医王山までは約800mの道のりです


◎今回も最初に見たホウノキの花


◎フデリンドウ(筆竜胆) リンドウ科
県境の標識の傍に蕾ですが見つけました。


◎マキノスミレ(牧野菫) スミレ科
植物分類学者の牧野富太郎を記念して命名されたと言われてます


◎ツクバネ(衝羽根) ビャクダン科 ツクバネ属
雌雄異株の半寄生植物で、マツやツガなどの針葉樹の根に寄生して養分を吸収しています。
写真の左側が雌花で右側の花が雄花です。


◎ツクバネソウ (衝羽根草) ユリ科

花や実の形が羽根つきの羽(羽子)に似ているところからツクバネソウと呼ばれています


◎ツクバネウツギ(衝羽根空木) スイカズラ科
果実の先端に、5枚の萼片が残り、羽根突きの羽根に見えるため呼ばれています


◎イワカガミ(岩鏡) イワウメ科
高山や深山の草地や岩場に群生する常緑多年草です


◎ウワミズザクラ(上溝桜) バラ科
宮中で占いのときに溝を彫って使ったことから「ウワミゾザクラ」と呼ばれたものから来ているとか


その1 終わります。 また、その2、その3と続きますのでよろしくお願いします。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家の花

2010-06-10 21:10:12 | 日記
【我が家の花】
我が家の花が咲いています。

◎ユキノシタ (雪の下) ユキノシタ科 ユキノシタ属
白い花を雪が降るのに見立て、その下に緑の葉がある様子を名前に・・・。
花は 5 弁で下の 2 枚が白く大きく,上の 3 枚は薄紅色で濃い赤紫の点があります


◎シラユキゲシ (白雪芥子) ケシ科シラユキゲシ属
シュウメイギクの雰囲気を思わせる、真っ白で大きな花
中国では、血水草と呼ばれています


◎オオバキスミレ (大葉黄菫) スミレ科スミレ属
他のスミレに比べて葉が大きく、黄花を咲かすところから名前が来ています


◎ハツユキカズラ (初雪葛)  キョウチクトウ科テイカカズラ属
ハツユキカズラはピンク色の新芽と白い斑入りの葉がとても綺麗な観葉植物です。
春になるとまれに2cmぐらいの小さな花を咲かせ、近くによってみると甘くてよい香りがします。


◎スイカズラ (吸葛)  スイカズラ科スイカズラ属
枝先の葉腋に花を2個ずつつけ、花色ははじめ白色または淡紅色を帯びるがしだいに黄色に変ります。


◎ハコネウツギ (箱根空木)  スイカズラ科タニウツギ属
始めは白く,だんだんと紅色に変化するので,一本の木に白から桃色そして紅色とにぎやかに見えます。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サギ・鷺・さぎ

2010-06-08 21:47:11 | 出合った生き物たち
【サギ・鷺・さぎ】
富山市内の田圃で3羽のサギを発見!!
アオサギとコサギとアマサギと思いますが・・・?

◎アオサギ


◎アマサギ(奥の茶色が入ったサギ)とアオサギ(手前)


◎コサギ(右側の白いサギ)とアマサギ(左側)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五箇山・相倉合掌集落と人形山展望

2010-06-06 21:32:17 | 「絶景」富山の特等席めぐりⅡ、Ⅲ
【五箇山・相倉合掌集落と人形山展望】
ビデオや写真で撮る「絶景」富山の特等席めぐりⅡ

今日は自遊塾第三回目として南砺市の相倉合掌集落と菅沼合掌集落に行って来ました。
朝から素晴らしいお天気に恵まれ、塾生17名は各々カメラを片手に特等席を探し、新緑の五箇山を満喫して来ました。

最初に人形山(標高1726m)の中腹に現れる雪形は人形山にまつわる悲しい伝説と共に有名です。

相倉合掌集落の左後方に標高1,726mの人形山が見えます。(相倉の絶景展望台より)


合掌造りの茅葺きの屋根越しに見える雪形


この雪形にはいろいろな伝説がありますが、昔2人の幼い姉妹が病気の母の為に薬草を求めて山にはいったまま帰らず、翌年の春を迎え雪解けになった時に山の中腹に仲良く手をつないだ二人の姿を発見したとか。・・・・別に二人の爺じと婆ばが仲良く手をつないで杖を持っている・・・との話も




ここでお昼を食べ(ざる蕎麦)次の目的地の菅沼合掌集落に向かいました。

菅沼集落では新緑の中、一人のお婆さんが畑仕事、横には手押し車が・・・日本の原風景を見るような感じでした


屋根の軒裏のはカヤモタセの力強さは豪雪の重さを耐え忍んで来たように見えます


合掌の里にも春の臭いが一杯、アヤメの花と合掌のコラボ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする