【2023 キョウジョシギ②】
◎2023年8月24日 石川県にて 写真6枚 追加しました
◎2023年8月18日 石川県にて 写真10枚
【ミョウレン (妙蓮) 】
水生植物 : スイレン科
花期 : 7月~8月
別名 : カガミョウレン(加賀妙蓮)
「妙蓮」は、日本に現存する多頭蓮(たとうれん)のひとつで、茎の先端に2、3個以上の花をつける全国的にも珍しい蓮です。
「妙蓮」には3つの特徴があります。
①1つの花に複数の蕾・・・このため、学名は『多頭蓮』です。
②1つの花の花弁の数が多く、1,500枚~3,000枚あります。
③おしべ、めしべを有さず、蓮の実をつけず花のまま涸れます。
現有する妙蓮は当院(持明院蓮寺)の加賀妙蓮と滋賀県守山市の近江妙蓮の2か所と言われています。
◎2023年8月7日 石川県にて 写真 16枚
・つぼみ(蕾)
・双頭の気配
・開花
・1,500枚~3,000枚の花弁
・花後
・新旧・・・蓮の実は付けません・・・手前が涸れた妙連(ピンボケ)
・多頭蓮色々
【白髭山 持明院 蓮寺】
持明院は、810年頃、弘法大師が創立したと伝わる高野山真言宗のお寺。
もともとは金沢駅前にありましたが、金沢駅前開発により生育環境が悪化したため、昭和46年(1971)に現在の土地に妙蓮を移植するとともに、持明院も移転。
蓮への思いが素晴らしいです、お堂では「妙蓮茶」を自由に飲めることもできます。
◎2023年8月7日 石川県にて 写真 13枚
・持明院・蓮寺MAP
・観蓮の会・・・今年(2023年)は7月27日(木)~8月11日(金・祝)催されました。
・門の横の地蔵堂
・本堂・・・本尊の不動明王立像一木造(平安時代前期9世紀)は月1度の開帳です。
・本堂後ろの妙蓮池(石川県天然記念物に指定されています)
・「幻の蓮」妙蓮(みょうれん)・・・多頭蓮、花弁が1,500枚~3,000枚、蓮の実をつけない など
・妙連の蓮・・・持明院蓮寺の「加賀妙連」と滋賀県守山市の「近江妙連」の2か所と言われています。
・釜志 初代 宮崎寒雉の墓・・・江戸時代の釜師で、加賀三代藩主 前田利常のお抱え鋳物師 宮崎彦九郎吉綱の次男・彦九郎 義一・・・晩年剃髪して寒雉と称する。
・一草庵・・・裏千家流祖 仙叟居士が逗留していました
・妙連池
【オオコフキコガネ(大粉吹黄金虫) 】
甲虫目 : カブトムシ亜目 コガネムシ科 コフキコガネ亜科
花期 : 5月~8月
大きさ : 25~32mm
分 布 : 本州・四国・九州
地色は暗赤褐色で、背面に灰白色の細かい毛がはえた、大きなコガネムシ(近縁のコフキコガネは、背面の毛が黄色みがかる)。
オスは、触角が発達している。
河原や海岸付近でよく見られ、夜、灯火に飛んでくる。
幼虫は土中で、草や木の根を食べて育つ。
◎2023年7月24日 富山県にて 写真4枚 追加しました
◎2022年6月28日 富山県にて 写真7枚
【オオゾウムシ(大像虫) 】
甲虫目 : カブトムシ亜目 オサゾウムシ科 オオゾウムシ亜科
花期 : 5月~9月
大きさ : 12~24mm
分 布 : 北海道・本州・四国・九州・沖縄
体表面がデコボコしていて、黒色と灰褐色のまだら模様の、日本最大のゾウムシ。
クヌギ、ヌルデなどの樹液に集まり、灯火に飛んでくることもある。
幼虫は、マツ、スギ、ナラ、カシなどの弱った木や倒木に穿孔して育つ。。
◎2023年7月21日 富山県にて 写真5枚
【ウスバカミキリ(薄葉髪切) 】
甲虫目 : カブトムシ亜目 カミキリムシ科 ノコギリカミキリ亜科
花期 : 6月~8月
大きさ : 40~60mm(大型種)
分 布 : 北海道・本州・四国・九州・沖縄
褐色で、細長く、上翅が比較的薄くて紙っぽい感じがする、大きなカミキリムシ。
夜行性で、昼間は木のくぼみなどに隠れており、夜になると、樹液や灯火にやってくる。
幼虫は、ブナ、ヤナギ、イチジク、モミ、アカマツなど、いろいろな樹木の朽ち木に穿孔して育つ。
◎2023年7月21日 富山県にて 写真4枚