越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

エゾムカシヨモギ(蝦夷昔蓬)

2009-08-31 22:51:56 | 山野草(白花)
【エゾムカシヨモギ(蝦夷昔蓬) 】
高山:キク科ムカシヨモギ属
花期:7月~9月

山の草地に生える高さ10~50cmの多年草。全体に触るとざらっとした粗毛が多い。
長楕円形の茎葉は2~6cmで、基部は茎を抱いている。
頭花はまばらな散房状について、白色または淡紅紫色の舌状花は雌花で、中心部の両性筒状花は黄色。総苞は鐘形で、総苞片には剛毛がある。舌状花と筒状花の間に毛管状の雌花がある。






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エゾエンゴサク (蝦夷延胡索)

2009-08-31 21:26:45 | 山野草(青・紫花)
【エゾエンゴサク (蝦夷延胡索)】
野草:ケシ科 キケマン属
花期:4月~5月

低地~丘陵地の湿り気のある林内や林縁などに生え、茎の高さは10~30センチ。茎頂の総状花序に、長さ1.5~2.5センチの青紫色の花を多数つける。色は変異が多く、紫、桃、白などの花も見られる。花は筒状で、先が唇形となり、基部は距となる。葉は1~3回3出複葉。小葉は楕円形~広線形と変化が多い。花の付け根の苞は、全縁~3裂する。

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エンゴサク(延胡索)

2009-08-31 18:44:49 | 山野草(青・紫花)
【エンゴサク(延胡索)】
野草:キケマン属エンゴサク亜属
花期:3月~4月

葉は羽状複葉で、小葉は楕円形~狭楕円形で草丈20cm程地下には塊茎を形成しこれを乾燥させたものが漢方薬として利用される。


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エチゴキジムシロ(越後雉筵・越後雉蓆)

2009-08-31 18:42:57 | 山野草(黄花)
【エチゴキジムシロ(越後雉筵・越後雉蓆)】
野草:バラ科キジムシロ属
花期:4月~6月

本州の北陸地方と東北地方に分布。日本海側の山地~亜高山帯に生える多年草。草丈10~25cm。花の大きさは径15~20ミリ。小葉は5個で、下方の一対は小さく消滅するものもある。
一見すると キジムシロ に似ていますが、小葉が5つしかないことで区別できます。

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オオナルコユリ(大鳴子百合)

2009-08-30 15:38:39 | 山野草(緑・茶花)
【オオナルコユリ(大鳴子百合)】
野草:ユリ科アマドコロ属
花期: 5月~7月

背丈は1m近くもあります。普通のナルコユリと比べて、大きさ以外に違うところは葉が幅広です。よく似ているアマドコロとの相違点、「アマドコロの茎には稜があり角ばっているがナルコユリの茎はほとんど丸い」は茎を触って分ります。

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)

2009-08-30 11:31:02 | 山野草(白花)
【オオバギボウシ(大葉擬宝珠)】
野草:ユリ科ギボウシ属
花期:6月~8月

高さは50~100cmくらいになり、葉は根生葉、形は卵状長楕円形で、葉の長さは30~40cm、幅は10~15cmくらいになります。花は漏斗型の白色または淡紫色の花をやや下向きにつける。花軸につく蕾が下部から上部へと開花しています。
蕾が和橋の欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠という。他に、湿地に自生する小形のコバギボウシが知られています。



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オオバタネツケバナ (大葉種漬花)

2009-08-30 09:14:36 | 山野草(白花)
【オオバタネツケバナ (大葉種漬花) 】
野草:アブラナ科 タネツケバナ属
花期:5月~6月

山野の水湿地や川辺に生える多年草で、高さ10~40センチ。茎は枝を分け、多少毛がある。葉は頭大羽状複葉、側羽片は1~6対、小葉は短い柄があり、卵形~長楕円形、縁は不規則に切れ込む。茎頂に20個ほどの白い花からなる総状花序を付ける。

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オノエイタドリ(尾上虎杖)

2009-08-30 06:35:52 | 山野草(白花)
【オノエイタドリ(尾上虎杖)】
高山:タデ科イタドリ属
花期:7月~8月
別名:フジイタドリ

本州中部以北の亜高山帯の岩礫地に生えています。雌雄異株、亜高山帯~高山帯の砂礫地に生える多年草。高さ30~50センチ。花被は白色または淡紅紫色、5深裂する。雄花には8個の雄しべと退化雌しべ、雌花には雌しべが1個と退化雄しべがある。花柱は2~3個、柱頭は細裂する。




◎ベニイタドリ(メイゲツソウ)
オノエイタドリ の赤色が強いものがメイゲツソウと呼ばれる。
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オンタデ(御蓼)

2009-08-29 21:18:58 | 山野草(緑・茶花)
【オンタデ(御蓼) 】
高山:タデ科 オンタデ属
花期:7月~8月

高山植物であるにもかかわらず、一般に目を向けられることが少ないのがタデ科の植物です。オンタデのような大型の種類でも、ソバのような花をつけるものは関心が低いようです。高山帯の砂礫地に生える多年草で、高さは60センチほど。株はこんもりと大きくなり、遠くからでもよく目立つ。葉は卵形~長卵形で、長さ10~20センチと大きく、雌雄異株です。


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オオアキギリ(大秋桐)

2009-08-29 17:44:54 | 山野草(青・紫花)
【オオアキギリ(大秋桐) 】
野草:シソ科アキギリ属
花期:8月~9月

本州の中部地方から近畿地方の山地の木陰に分布しています。鎌首を持ち上げたような上唇と花の外にピーンと突き出した雌しべが特徴的です。葉は三角状のほこ型でこれも大型です。北陸地方のものに花や葉が大きいものがあり、これをオオアキギリと呼ぶことがありますが、品種レベルの話ですから、気にすることもありません。


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オオセンナリ(大千成)

2009-08-29 09:47:09 | 山野草(青・紫花)
【オオセンナリ(大千成)】
野草(園芸種):ナス科ホオズキ属
花期:7月~9月

ペルー原産の一年草。世界各地で観賞用に栽培されている一年草。夏から秋にかけて、淡紫色で直径5cmほどの花を葉と対生位置に着ける。



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オオタチツボスミレ(大立坪菫)

2009-08-29 06:33:25 | 山野草(青・紫花)
【オオタチツボスミレ(大立坪菫)】
野草:スミレ科 スミレ属
花期:4月~6月

スミレ科の多年草。タチツボスミレ によく似ているが、一般にやや大形。葉はより円く、縁(へり)の鋸歯(きょし)の数が多く、葉の支脈が葉柄近くから集まって出る傾向がある。また托葉(たくよう)は中裂し、より広い。山地の林下に生え、タチツボスミレより寒い地方に分布する。

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オオジシバリ (大地縛り)

2009-08-28 22:57:59 | 山野草(黄花)
【オオジシバリ (大地縛り)】
野草:キク科ニガナ属
花期:4月~5月

オオジシバリは日本全国に生育する多年生の草本。水田の畦などに群生する。地表付近に茎をはわせ、節から根を出して広がっていく。葉は地面から立ち上がって、密に地表面を覆っており、頻繁に草刈りが行われる環境に適応した生育形である。春にタンポポとよく似た花をさかせ、遠目には区別が付きにくいこともある。和名は「地面を縛る」との意味。

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オタカラコウ (雄宝香)

2009-08-28 21:38:45 | 山野草(黄花)
【オタカラコウ (雄宝香) 】
野草:キク科 メタカラコウ属
花期:7月~8月

低山帯から亜高山帯の谷川のほとりに生える。高さ1~2m根生葉は長さ30~40cm、茎葉は3個つき、上部のものほど小さい。下状花は5~9個。
良く似た メタカラコウ よりも葉が丸くて大きく、花弁の数も5~6枚と多い。


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エゾカワラナデシコ (蝦夷河原撫子)

2009-08-28 19:03:23 | 山野草(赤・ピンク花)
【エゾカワラナデシコ (蝦夷河原撫子)】
野草:ナデシコ科ナデシコ属
花期:6月~9月
別名:ヤマトナデシコ(大和撫子)、ダイアンサス

エゾカワラナデシコはその花の色が濃くとても鮮やかである。個体数も多く夏から秋の高原を色どる代表植物のひとつである。里にある カワラナデシコ は筒型の萼が長く3~4cm、萼の基部にある苞が3~4対ある。エゾカワラナデシコ は萼の長さが2~3cm、苞は2~3対あるとされるが区別がはっきりしない場合も多い。高山帯にあるタカネナデシコはこれらの高山型で、茎丈がさらに低く10~30cmで、苞は2対でその先が尾状にとがる。


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