昆虫 : チョウ目 シロチョウ科 ヒメシロチョウ亜科
分布 : 北海道・本州・九州
時期 : 4~10月(年3回の発生で、春型(第一化)は3月下旬から5月下旬、第二化の夏型は6月下旬から8月上旬、第三化の夏型は8月中旬から9月下旬に出現する)
大きさ : (前翅長)19~24mm
珍しさ : 普通 ★★★★☆ 珍しい
絶滅危惧第Ⅱ類
白色で、細い翅を持った可憐なシロチョウの仲間。
全体白色で前翅端に黒色部がある。
前翅はほぼ卵形であるが,雌では雄よりも前翅端がやや丸みを帯びる。
春型は夏型より小型で灰白色,前翅端の黒色部は薄く,後翅裏面に暗色鱗を散布する。
東日本の河川の堤防や、田畑の土手、草原などで見られるが、分布は極限される。
近畿地方、四国には見られず、中国地方でも近年は確認されていない。
九州では、阿蘇・九重の高原地帯にのみ生息する。
草原上を低く飛び、いろいろな花で吸蜜する。
地表で吸水することも多い。
幼虫はツルフジバカマ、カラスノエンドウ、ビロードクサフジなどを食べる。
◎2019年6月26日 写真4枚
飛翔
モンキチョウと一緒に舞う