越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

キカラスウリ(黄烏瓜)

2010-07-30 21:56:13 | 山野草(白花)
【キカラスウリ(黄烏瓜)
野草:ウリ科カラスウリ属
花期:6月~9月

キカラスウリは北海道から九州に分布する多年生のツル植物。雌雄異株である。地下部に太い塊茎があり、大量のデンプンを蓄えており、デンプンをとる。地上部は枯れるが、毎年同じ場所に繁茂し、農家の納屋などに絡んでいるのをよく見かける。花は6月後半から9月にかけて咲き、夕方から咲き始めて朝にはしぼみ始める。筒状で先端は5弁にわかれ、先端は糸状に細裂していて芸が繊細である。
 キカラスウリはカラスウリに似て果実が黄色であるとの意味である。花弁先端の糸状に分かれた部分はカラスウリの方が長くて繊細である。

◎2010年7月29日 太閤山にて 写真3枚追加しました。







◎2009年7月20日 砺波市郊外にて
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第一関門突破!

2010-07-28 22:25:34 | 日記
【立山カルデラ砂防体験学習会】

平成22年度の応募で8月18日の『トロッコ個人コース』に応募した結果が来ました。
倍率 5.5倍の難関を無事通過・・・体験学習会に当選しました・・・の通知!!
後は、お天気次第で行けるかどうかが決まります。(雨の確立50%以上で中止)



コースは行きはバスで、帰りはトロッコのコースです。

立山カルデラ砂防博物館 → 跡津川断層露頭 → 検問所 → 六九谷展望台 → 湯川12号砂防えん堤 → 立山温泉跡地 → 検問所に戻り → 白岩下流展望台 → 白岩砂防えん堤 → 天涯の湯(足湯) → 水谷平 →(トロッコ) → 立山砂防事務所 → 立山カルデラ砂防博物館



とにかくお天気が良いように 祈るばかりです。
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石動山自然観察会

2010-07-20 16:37:20 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【石動山(せきどうさん)自然観察会】

日時:2010年7月19日
場所:石川県中能登町

今回は石動山資料館横の駐車場に車を止め、正面の伊須流岐比古神社(いするぎひこじんじゃ)から梅宮跡~石動山大御前(標高565m)~火宮跡~行者堂を廻り大宮坊前に来ました(赤い点のコース)。
解散後は旧観坊や石動山城跡、動字石、大宮坊に行ってきました。(薄いピンク色のコース)



石動山は能登と越中の国境にある信仰の山です。標高は565mで山全体にわたり古代~中世の遺跡が点在し、最盛期には360坊・3000人の衆徒がいました。



◎伊須流岐比古神社の案内板と正面入口と拝殿(本殿は拝殿の奥にあります)
  

◎石動山大御前(標高565m)
 

◎ここから見た富山湾


◎行者堂
 

◎大宮坊は石動山の中心的な坊の一つで、最盛期(中世)には360余坊すべてを支配した別当寺として、最も高い格式と権威を有していました。
   

◎旧観坊(きゅうかんぼう)
江戸時代に実在した58坊の院坊のうち、現存する唯一の建物です
 

◎拝殿から少し下りたところに、この山の名前の由来となった『動字石』があります。
  

◎五重塔跡(ごじゅうのとうあと)
 

◎石動山城跡(せきどうざんじょうせき)


以上が国指定史跡 能登 石動山 (よみがえる歴史の山)の案内です。
コースの途中で見かけた山野草の花たちです。

◎ミヤマヨメナ(深山嫁菜)


◎サワギク(沢菊)




◎イチヤクソウ (一薬草) 花後の状態です




◎カクアジサイ(角紫陽花)四角く四隅に花が


◎ミヤマウズラ(深山鶉)とネコノメソウ(猫の目草)とキッコウハグマ(亀甲白熊) の葉
  

◎ガマズミ(莢迷)の実とアスナロ(翌檜)の葉裏
 
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碁石ヶ峰の自然観察

2010-07-20 11:47:18 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【碁石ヶ峰の自然観察】

日時:2010年7月18日
場所:石川県中能登町 県立自然公園 碁石ヶ峰

◎碁石ヶ峰(標高461m) 散策マップ・・・・赤い点を歩いて来ました。


碁石ヶ峰とは

石川県羽咋市と鹿島町、富山県氷見市の二市一町にまたがっている碁石ヶ峰(標高四六一㍍)には山頂には天より降った石のご神体と鳥居があり、日本海から能登半島、立山連峰など360度の大パロラマが楽しめます。

◎駐車場には原山大池(周囲1.5㎞)があり、キャンプ、ボート、魚釣りが。また風力発電の風車も。
  

◎碁石ヶ峰山頂の鳥居と富山湾越しに見える立山連峰(手前の島が虻ヶ島)
 

◎山名はご神体の石が5個あるから「五石神」がルーツといわれており、ここから今の名前に訛ったものと思われます
、隕石が降ってご神体となった「御石神」

◎山頂より碁石ヶ峰風力発電施設と七尾湾、能登島や能登半島が見えます


散策の途中で見かけた花や実をご紹介いたします。

◎クルマバナ(車花)


◎オカトラノオ(丘虎の尾)


◎トンボソウ(蜻蛉草)
 

◎トリアシショウマ(鳥脚升麻)とヤマブキショウマ(山吹升麻)
 

◎ミツバアケビ(三葉通草) とサルトリイバラ(猿捕り茨)の実
 

◎クリ(栗の雄花と雌花)とクロモジ(黒文字) の実
 

◎コヒョウモン蝶
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サワギク(沢菊)

2010-07-20 07:33:38 | 山野草(黄花)
【サワギク(沢菊)】

野草:キク科キオン属
花期:6月~8月
別名:ボロギク
名前の由来:山地の湿り気のある木陰に生える葉の柔らかな多年草。沢沿いなどに見られるための名前

湿った場所が好きな花のようですが、決して沢沿いだけに咲いているわけではありません山道の脇に咲いていたりします。
果実の時にはタンポポのように白い綿毛になりますが、そのまま下がるように付いているので、「ボロギク」(ぼろの着物を着ている?)とも言われます

◎2010年7月19日 石動山(石川県)にて


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夕焼け

2010-07-17 23:15:51 | 自然現象
【夕焼け】
時期:2010年7月15日
場所:稲葉山(小矢部市)方向

梅雨明け前のひと時。夕焼けで空が赤く染まりました。



赤く染まった雲


3本の風力水車のシルエットと夕焼け


素晴らしい夕焼けを見ることが出来ました。
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ヤマホロシ(山保呂之)

2010-07-17 22:21:35 | 山野草(青・紫花)
【ヤマホロシ(山保呂之) 】
野草:ナス科ナス属
花期:8月~9月
別名:ホソバノホロシ

多年草(ややつる性)で林縁などに生えています。葉は互生で、葉身は卵状披針形、長さは3~7cmほどです。花は集散花序を出し、淡紫色の花をつけます。花は直径1cm程で、果実は液果で球形で、直径6~8mm。赤く熟します。 

◎2010年7月17日 富山市内にて 写真1枚追加しました(園芸種)


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ハナツリフネソウ(花釣舟草)

2010-07-14 22:29:08 | 山野草(赤・ピンク花)
【ハナツリフネソウ(花釣舟草)】
野草:ツリフネソウ科ツリフネソウ属
花期:7月~9月
別名:源平(ゲンペイ)ツリフネ

晩夏から秋の季語としても知られている釣舟草。インパチェンスの仲間です。ハナツリフネソウは白とピンクのやわらかな色合いの花。源平ツリフネソウやカシミール バルサムとも呼ばれます。
小さな花が揺れ動く様子が愛らしい植物です。花の後になるさやは触れると弾けます。

 
コメント (4)
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テキリスゲ(手切り菅)

2010-07-12 09:18:34 | 山野草(その他)
【テキリスゲ(手切り菅)】
野草:カヤツリグサ科スゲ属
花期:5月~6月
名前の由来:葉や茎を触るとざらざらし、手などを傷つけることがあるので「手切り菅(すげ)」という名前がつけられた

日本固有種で、北海道の桧山、上川、本州、四国、九州に分布するスゲの仲間。山地の水湿地に生える多年草で、高さ30~70㎝の株になります。茎の上の方に長細い花穂を5~7個つけ、実は5~6月に熟す。

◎2010年6月13日 奥医王山にて
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ツクバネ(衝羽根)

2010-07-12 08:50:41 | 山野草(緑・茶花)
【ツクバネ(衝羽根) 】
半寄生落葉低木:ビャクダン科 ツクバネ属
花期:5月~6月
別名:ハゴノキ
名前の由来:雌花が熟すと正月の遊びのつく羽根に似た実をつけるのが名前の由来。

雌雄異株。スギ、ヒノキ、ツガなどのやせた山林に生える半寄生植物。
雄花(左上)は枝先に散房花序。雌花は枝先に1個つき、子房の上端に4個の細長い苞がある。果実が熟すと7~10mmの卵円形、大きな4個の苞は残り、これが衝羽根に見える。

似た名前では ツクバネソウツクバネウツギケツクバネウツギ などがある。

◎2010年6月13日 奥医王山にて 写真3枚追加しました
左側が雌花で右側は雄花です










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ゲンノショウコ(現の証拠)

2010-07-10 22:49:50 | 山野草(赤・ピンク花)
【ゲンノショウコ(現の証拠) 】
野草:フウロソウ科 フウロソウ属
花期:8月~10月
別名:神輿草(みこしぐさ)

多年草で、日当たりのよい山野に普通に生えています。 草丈は30~50cmで
茎や葉に毛がある。葉は対生し、3~5に中裂~深裂しています。花は紫紅色、白色、淡紅色などがあり、直径1~1.5cmの花が咲きます。 
果実は果で、長さ約1.5cm。便秘、下痢、関節痛、神経痛の薬になります。

◎2009年11月1日 竜神の滝にて 写真1枚追加しました
花後には神輿(みこし)の飾りのような(槍のような)形の果実をつけ、熟すとはじけて種子を飛ばします。


◎2009年9月30日 写真3枚追加しました。


















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コナスビ(小茄子)

2010-07-10 22:39:53 | 山野草(黄花)
【コナスビ(小茄子)】
野草:サクラソウ科 オカトラノオ属
花期:5月~6月
名前の由来:花後、小さな丸い実をつけるが、この果実がナスビ(茄子)に似ているとされ、コナスビ(小茄子)の名が付いた。

多年草で、日本各地の平地から山地の道端や畑に生える。茎には軟毛が生え、地面を這う。葉は対生。葉腋から短い柄を伸ばし、葉陰に隠れるように黄色の5弁花をつける。(狭義のコナスビは花柄が短く、果実が上向きに付く。)熟すと5つに割れて、多数の種子を出す。花冠は径5~7mm。高さ5~20cm。

◎2010年6月20日 ねいの里にて 写真1枚追加しました。






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センダン(栴檀)

2010-07-07 23:09:42 | 山野草(白花)
【センダン(栴檀)】
落葉高木:センダン科センダン属
花期:4月~6月
別名:オウチ
名前の由来:センダマ(千珠)の意味で、実の付き方が数珠を重ねたように見えることによる。

樹高15~20mで樹皮は赤褐色で、粗く割れる。果実は薬、樹皮は駆虫剤、材は器具や建築に使われる有用樹です。 
葉は2~3回奇数羽状複葉で互生して、小葉は卵形または卵状楕円形で長さ3~6cm、幅は1~2.5cm。小葉の表面は濃緑色、裏面は淡緑色。葉縁は粗く鈍い鋸歯。葉先は鋭頭。花は淡紫色で直径2cmほど、ひとつひとつの花は小さいが、ひっしりと咲く。花びらは5枚か6枚あり、花が咲くと色がやや淡くなる。
果実は核果。 楕円形で長さ2cmで黄色に熟す。

◎2010年6月20日 ねいの里にて 写真1枚追加しました


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ハナショウブ(花菖蒲)

2010-07-07 22:12:38 | 山野草(黄花)
【ハナショウブ(花菖蒲)】
野草:アヤメ科アヤメ属
花期:6月~7月
別名:ショウブ(菖蒲)
花言葉:情熱、伝言、優しい心、信頼

単にショウブという場合は,たいていハナショウブ(花菖蒲)のことです。しかし,本当の「ショウブ」はサトイモ科で端午の節句の菖蒲湯に使われたりするもので,花は全く違います。
“いずれがあやめかきつばた”と言われますが,これにハナショウブが加わると,見分けはいっそう難しいかも知れません。もっとも,ハナショウブは花が大きいことや,色は紫(青紫,赤紫)や白が多いということなので,比較的容易に見分けられるでしょう

◎2010年6月20日 頼成の森にて
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キンシバイ(金糸梅)

2010-07-05 21:27:49 | 山野草(黄花)
【キンシバイ(金糸梅)】
野草:オトギリソウ科 オトギリソウ属
花期:6月~7月
別名:ヒペリカム
名前の由来:キンシバイの雄しべが金の糸のようで、花の形が梅のようなので、金糸梅と呼ばれるそうです

人家の傍や道路、公園などで、よく見かける花で、殆ど植栽されたものと思います。中国大陸中部の原産。
株立ち上に枝が出て、ゆるやかに枝垂れる。葉は対生で長い楕円形。暖かい地方では落葉しないことが多い。初夏、枝先に濃い黄色で、五弁の花を次から次に咲かせる。ビヨウヤナギのようにオシベは長くありません。

◎2010年6月28日 富山市内にて
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