越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ヒメタケシマラン(姫竹縞蘭)

2011-07-31 10:39:51 | 山野草(緑・茶花)
ヒメタケシマラン(姫竹縞蘭)
高山:ユリ科タケシマラン属
花期:6~7月
名前の由来:タケシマランに似ていて、全体小型で可愛いことから、「姫竹縞蘭」と名付けられました

亜高山の低木帯などに生育するタケシマランに似ていて、全体小型で可愛い(タケシマランは背丈15~20㎝、本種は10~20㎝)ことから、「姫竹縞蘭」と名付けられました。タケシマランの意味は不明ですが、葉が竹の葉に似ていて、葉脈が縞模様に見えること、ランに似ていることから名付けられたものと思われますが、本種もタケシマランもユリ科に属し、ランの仲間ではありません。
タケシマランオオバタケシマランのように分枝することはありません。
葉の陰に淡黄緑色の小さな花を吊り下げ、葉を捲らなければ見ることができません。果実は美しく赤く熟します。

◎2011年6月16日 立山:上の小平にて 写真2枚




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タケシマラン(竹縞蘭)

2011-07-31 10:34:31 | 山野草(緑・茶花)
【タケシマラン(竹縞蘭)】
高山:ユリ科タケシマラン属
花期:5月末~6月初旬に花を咲かせ、8月初旬には真っ赤な実を生らしている。
名前の由来:葉の形が竹のようなので付けられたと思われますが・・・。名前は蘭ですが、蘭の花ではありません。

高さ10~40cmの多年草で普通2つに分枝します。分枝しないのがヒメタケシマランです。
山地帯~亜高山帯の林床などに生える多年草で、小さな花は葉に隠れて垂れ下がるので見つけにくいです。
亜高山・高山の針葉樹林に分布する多年草。葉は卵状被針形で基部は茎を抱かない。春先6月頃に葉のわきに淡紅色の小さな花をつける。よく似たオオバタケシマランは葉の柄が捩れ基部は茎を抱くので区別できます。果実は球状で秋に真っ赤に熟す。どうして竹縞蘭との名称がついたかは不明です。


◎2011年6月16日 立山:上の小平にて 写真7枚追加しました


葉腋(ようえき)から花柄を伸ばし淡紅褐色の花を下向きに下げるので下から覗かないと見逃してしまう。


卵状披針形の花被片は6個です


くきの下の方から平開しています






蕾の状態です




◎2010年9月26日 立山:浄土沢にて 写真1枚


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チョウノスケソウ (長之助草)

2011-07-31 06:46:10 | 山野草(白花)
【チョウノスケソウ (長之助草) 】
高山:バラ科チョウノスケソウ属
花期:7月~8月
名前の由来:採取者 須川長之助の名前をとって牧野博士が命名した

超小型の木で1889年8月に立山で発見されました。バラ科の花弁は5枚が基本だが本種は8枚と言う変わった種である。また横縞の入った小判形の葉は、厚みもあり王者の貫禄と魅力を感じさせています。超小形の木で採取者の須川長之助の名前を取って牧野博士が命名した花です。花弁は8枚と多く、その8枚が完全な形で咲いているのはめったに見られない花です。


◎2011年7月23日 立山:一の越にて  写真5枚追加しました








蟻が花びらに居ました


◎2010年7月31日 立山一の越にて
花が開き始めた


花のアップの写真・・・花弁が8枚あります


若干終わりに近づいた花


実(伸びた花柱の集まり)
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タテヤマチングルマ(立山稚児車)

2011-07-30 10:39:13 | 山野草(赤・ピンク花)
【タテヤマチングルマ(立山珍車,立山稚児車)】
高山:バラ科 チングルマ属
花期:7月~8月


立山連峰には、花びらに赤みがさしたチングルマが分布しています。
立山周辺に自生している「チングルマ」の仲間ですが、普通のチングルマは、花が白いのに対して、このタテヤマチングルマは花弁が薄桃色です。花は普通の白色チングルマより少し大型の様に思えるが、何と云ってもこのピンク色は、いわゆるトキ色と言われる色で、微妙な美しさは見た目を引きます。



◎2011年7月23日 立山:室堂平にて 写真6枚追加しました













◎2011年7月21日 立山:弥陀ヶ原にて 写真4枚








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研修旅行に参加!(第二日目)

2011-07-29 06:10:58 | 旅行

【研修旅行に参加!(第二日目)】
2011年7月25日~7月26日(1泊2日)

第一日目(7/25)  安曇野と霧ヶ峰高原
第二日目(7/26)  奈良井宿と開田高原


宿は渓谷美の横谷渓谷にある秘湯の一軒宿、「炭酸温泉」と「黄金色温泉」に浸かり旅の疲れを癒したり、前の横谷渓谷の散策でマイナスイオンを胸いっぱいに吸い込んでリフレッシュが出来ます。
宿を出て、第二日目は「おひさま」のロケ地の奈良井宿(旧中山道にある約1Kmにわたって町並みを形成する、日本最長の宿場です)の町中を散策しました。
そのあと木曽福島の手前の「木曽大橋」をわたり国道361号線沿いの開田高原でお蕎麦を食べ、麺類の製造工場見学をして、帰路の途につきました。
夕方6時過ぎに、無事出発点に到着、2日間の研修旅行が終わりました。

◎散策路から見た宿泊した旅館です・・・手前の小屋根が露天風呂です


◎蓼科中央高原のパワースポット横谷渓谷の散策路にて
乙女滝(マイナスイオン 20,000個/空気1CC当たり)


霧降の滝(マイナスイオン 20,000個/空気1CC当たり)


◎長野オリンピックのときの金・銀・銅メダルです
奈良井宿の手前で立ち寄った「木曽くらしの工芸館」に展示されていました


◎奈良井宿の見取り図
木曽路では北から2番目の宿場町。江戸時代には「奈良井千軒」といわれた町並みは山深い宿場ならではの素朴な面影をとどめ、街道沿いには、土産品・食堂・喫茶店・民宿などが立ち並んでいます。
《伝統的建造物群保存地区》


◎資料館「中村邸」・・・「おひさま」では陽子たちが学校帰りに寄り道する馴染みの飴屋です


ロケ時の写真が飾られていました


◎奈良井宿の町並みをご覧ください






◎玄関先にも




◎町外れにある「高札場」です


◎開田高原の白樺林(車窓)


◎お昼のお蕎麦セットです


◎途中立ち寄った麺工場の入口横には・・・気温の差が美味しいお蕎麦の・・・


◎木曽御嶽山(頂は雲の中ですが)・・・九蔵峠天望台付近から(車窓)


夕方地元に無事到着、全員帰り研修旅行が終わりましたました。


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研修旅行に参加!(第一日目)

2011-07-28 05:49:47 | 旅行
【研修旅行に参加!(第一日目)】
2011年7月25日~7月26日(1泊2日)

第一日目(7/25)  安曇野と霧ヶ峰高原
第二日目(7/26)  奈良井宿と開田高原

地元の研修旅行に参加してきました。総勢48人(大型バス1台)にて安曇野の NHKの朝のドラマ「水色の時」の撮影の為に作られた道祖神や大正時代、安曇野の遠い春を思って作られたといわれる「早春腑」の歌碑を訪れてからビーナスラインを通り霧ケ峰高原を散策しました。
宿は渓谷美の横谷渓谷にある秘湯の一軒宿、「炭酸温泉」と「黄金色温泉」に浸かり旅の疲れを癒しました。
二日目は今のNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のロケ地の奈良井宿の散策、そのあとは開田高原を通りお蕎麦の昼食と蕎麦工場を見学してから高山周りで帰ってきました。

◎「水色の時」道祖神・・・安曇野
NHKの連続テレビ小説「水色の時」(1975年4月~10月)の放送のために製作されたので、この名前がついているそうです。


とても幸せそうに微笑んでいます


◎「早春腑」の歌碑・・・安曇野
安曇野の遅い春を待ちわびる心を歌った「早春賦」。それを記念して昭和59年4月に歌碑が穂高川堤防沿いに建立されました。




春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず    

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空      

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か    

◎遊歩道はわさび田を横切っていて、間近でわさびが観察できます


◎霧ケ峰高原・・・ 霧ヶ峰高原は、主峰車山を中心として標高1500~1900m、東西10km・南北15kmに広がる緩やかな地形で、大部分は草原です


◎霧の鐘・・・霧鐘塔 その名の通り、深く濃い霧で覆われることが多い霧ヶ峰高原では、濃霧の日には 鐘を鳴らし、ハイカー達に方向を知らせる霧鐘塔が設置されています




◎霧ケ峰高原で見た高山植物
シモツケソウ


カワラナデシコ


ハクサンフウロ


イブキトラノオ


チタケサシ


シモツケ


ヤナギラン


ヨツバヒヨドリとヤマトシジミ(蝶)


◎車山高原・・・霧ヶ峰の主峰車山(1,925m)は山地帯夏緑樹林と亜高山帯針葉樹林の境界付近に存在します


◎ニッコウキスゲの群生(車窓より)


この後、白樺湖の横を通り、横谷渓谷にある秘湯の一軒宿に行き、温泉に入り疲れをとりました。
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立山の高山植物撮影(その4)

2011-07-27 16:40:10 | 「絶景」富山の特等席めぐりⅡ、Ⅲ
【立山の高山植物撮影(その4)】

第4回自遊塾講座 立山の高山植物と星空撮影
県民カレッジ自遊塾 『写真で綴る「絶景」富山の特等席めぐりⅢ』
2011年7月23日(土) 立山:室堂平~一の越~浄土山(中腹)~室堂平

その1 室堂平から一の越
その2 一の越から室堂平
その3 一の越周辺(浄土山中腹) 
その4 チョウノスケソウとタテヤマチングルマ

◎チョウノスケソウ(長之助草) バラ科
今回の高山植物を撮るの一つの目的の花のチョウノスケソウです。超小形の木で採取者の須川長之助の名前を取って牧野博士が命名した花です。横縞の入った小判形の葉は、王者と貫禄を感じさせてくれます。
花弁は8枚と多く、その8枚が完全な形で咲いているのはめったに見られない花です。









蟻が花びらに居ました


◎タテヤマチングルマ(立山稚児車) バラ科
立山に花弁の薄いピンク色のチングルマが咲いています。名前をタテヤマチングルマと呼ばれています。
花は普通の白色チングルマより少し大型の様に思えるが、何と云ってもこのピンク色は、いわゆるトキ色と言われる色で、微妙な美しさは見た目を引きます。













終わり
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立山の高山植物撮影(その3)

2011-07-26 06:08:20 | 「絶景」富山の特等席めぐりⅡ、Ⅲ
【立山の高山植物撮影(その3)】

第4回自遊塾講座 立山の高山植物と星空撮影
県民カレッジ自遊塾 『写真で綴る「絶景」富山の特等席めぐりⅢ』
2011年7月23日(土) 立山:室堂平~一の越~浄土山(中腹)~室堂平

その1 室堂平から一の越
その2 一の越から室堂平
その3 一の越周辺(浄土山中腹) 
その4 チョウノスケソウとタテヤマチングルマ

一の越山荘周辺から浄土山の中腹にかけて咲いていた高山植物です。

◎山の斜面に東一の越へ続く水平道が続いています


◎登ってきた方向を見ると室堂平から一の越への登山道にはたくさんの登山客が雪渓を渡っています


◎黄色いスミレが咲いていました。
《左》タカネスミレ 《右》キバナノコマノツメ
 

◎ミヤマダイコンソウとウサギギクです
 

◎ミヤマアキノキリンソウとイワオトギリです
 

◎ミネウスユキソウとタカネウスユキソウです
 

◎チシマギキョウ


◎イワギキョウの花と異型種か?八重のイワギキョウです
 

◎ムカゴトラノオとイワツメクサです
 

◎タカネヨモギの花です


その4 に続きます
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立山の高山植物撮影(その2)

2011-07-25 05:40:39 | 「絶景」富山の特等席めぐりⅡ、Ⅲ
【立山の高山植物撮影(その2)】

第4回自遊塾講座 立山の高山植物と星空撮影
県民カレッジ自遊塾 『写真で綴る「絶景」富山の特等席めぐりⅢ』
2011年7月23日(土) 立山:室堂平~一の越~浄土山(中腹)~室堂平

その1 室堂平から一の越
その2 一の越から室堂平
その3 一の越周辺(浄土山中腹) 
その4 チョウノスケソウとタテヤマチングルマ

その1と同様に室堂平から一の越までの遊歩道で見かけた高山植物をご紹介いたします。

◎室堂平から一の越までの遊歩道には合計6箇所の残雪の上の雪上歩行がありました


◎振り返れば雷鳥沢(別山乗鞍)中腹に雪形が見えました・・・怪獣??にも見えませんか


◎途中で見かけたクモイハタザオ?・・・剣岳でも崩壊地の一角に限られる超稀産品だそうです


◎ヒメクワガタとヨツバシオガマそしてエゾシオガマです
  

◎ツガザクラとアオノツガザクラそしてコツガザクラです
  

◎コケモモの花です


◎タテヤマリンドウとミヤマリンドウです
 

◎ミヤマアカバナとモミジカラマツそしてイワカガミです
  

◎ハクサンフウロのピンクが綺麗です


その3 に続きます
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立山の高山植物撮影(その1)

2011-07-24 15:30:34 | 「絶景」富山の特等席めぐりⅡ、Ⅲ
【立山の高山植物撮影(その1)】

第4回自遊塾講座 立山の高山植物と星空撮影
県民カレッジ自遊塾 『写真で綴る「絶景」富山の特等席めぐりⅢ』
2011年7月23日(土) 立山:室堂平~一の越~浄土山(中腹)~室堂平

その1 室堂平から一の越
その2 一の越から室堂平
その3 一の越周辺(浄土山中腹) 
その4 チョウノスケソウとタテヤマチングルマ

第4回自遊塾講座『立山の高山植物と星空撮影』として天狗平山荘宿泊の1泊2日で催されましたが、今回は個人の都合により一日目の立山の高山植物を撮るに参加しました(私だけ日帰り参加です)。
午前6時に立山駅に集合(土日で夏休みに入っている為かもうすでに駐車場は一杯でした)、6時20分のケーブルに乗車立山・室堂に向かいました。
本日の撮影目的のチョノスケソウを撮るため(私個人としてはタテヤマチングルマも)浄土山の近くまで登りました。

◎立山ケーブルカーの車窓から・・・トンネル内を撮ってみました。
チョッとぶれていますが、中心をベースに手前を流してみました


◎立山:室堂平からの眺望です。麓では小雨・曇り空でしたが弘法辺りから雲の上に出て、青空が広がっていました。
《左》左から天狗山山荘、中央に立山高原ホテルが見えます。 《右》剣岳と雲海から頂を見せる山々
 

◎室堂平で見かけた雷鳥(メス)・・・雪渓をバックに望遠で引っ張ってみました


◎シナノキンバイと八重のミヤマキンバイです
 

◎チングルマのアップの写真とチングルマとコツガザクラの群生です
 

◎クルマユリです・・・下から目線と青い空を入れてみました


◎ミネズオウとベニバナイチゴとウラジロナナカマドです
  

◎コバイケイソウと残雪・・・コバイケイソウの群生にバックに残雪を入れました


◎イワショウブとヒメイワショウブ
  

◎ミヤマキンポウゲとハクサンイチゲの花です
 

◎ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲの群生です


その2 に続きます
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立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その7)

2011-07-24 07:07:18 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その7)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)
その7 ライチョウの親子

『ライチョウの親子』
神の使い ライチョウは高山帯の厳しい自然条件の中で生活しており、氷河時代から生きていわれています。国の特別記念物に指定されており、冬は真っ白になり足にも羽毛が生えています。日中はハイマツなどの茂みの中に身を潜めている事が多いです。

今回はメスの成鳥1羽と生まれたばかり(5日ほど前)の幼鳥5羽を見かけました。

幼鳥といえども足まで羽毛が生えています


母と子


母鳥1羽に子供が5羽


子供を見守りながら・・・








子供達です


去っていきました


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立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その6)

2011-07-24 03:20:33 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その6)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)
その7 ライチョウの親子

『キヌガサソウとチングルマ』
美松坂で見かけたキヌガサソウと天狗平のチングルマを特集としてアップいたします。

◎キヌガサソウ(衣笠草) ユリ科
キヌガサソウは、日本海側の雪の多い林縁や雪崩斜面の下方など、湿ったところを好む多年草で、大群落をつくることもあります。
特徴のある輪生する葉の上に大きめの一輪の花を咲かせるので非常に印象的な植物です。花弁のように見える白く目立つ外花被片と輪生する葉の数は6~12枚とバリエーションがあります。ほとんどの株で外花被片の数は葉の数に一致しています。
花には白色糸状の内花被片もあり、外花被片と同数あります。花柱は5~8個でそれぞれ先端が外側に曲がっています。外花被片ははじめ白色ですが、花が終わる頃には紅紫色になり、果期には薄緑色になります。







11枚の外花被片


少し赤みの外花被片


緑がかった外花被片


群生のキヌガサソウ




◎チングルマ(珍車、稚児車) バラ科
実が稚児がもつ風車に似ていることに由来している。稚児車(チゴグルマ)がチングルマと変化したようです。落葉小低木の高山植物で、チングルマ属に分類することもあります。






◎タテヤマチングルマ(立山珍車,立山稚児車) バラ科
立山周辺に自生している「チングルマ」の仲間です。普通のチングルマは、花が白いのに対して、このタテヤマチングルマは花弁が薄桃色です。









その7 に続きます。
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立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その5)

2011-07-24 02:10:20 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その5)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)
その7 ライチョウの親子

今回のコースの最終区間、天狗平山荘前から室堂平の室堂ターミナルまでです。ここはチングルマロードで遊歩道の両サイドにはたくさんのチングルマが咲いています。標高としては天狗平が2300mで室堂平が2450mで途中大谷を通ります。

◎まだ残雪が残る大谷周辺の遊歩道です


◎イワイチョウ(岩銀杏) ミツガシワ科・・・縁のフリルが可愛いです


◎ノウゴウイチゴ(能郷苺)バラ科・・・果実はおいしいです


◎キバナノコマノツメ(黄花駒爪) スミレ科


◎ミネカエデ(峰楓) カエデ科


◎まだまだ雪の残っている「みくりが池」です


◎ハイマツ(這松)マツ科 の雄花


◎ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華)キンポウゲ科


◎ハクサンフウロ(白山風露)フウロソウ科


◎コケモモ(苔桃)ツツジ科


◎クロユリ(黒百合) ユリ科


◎クロトウヒレン(黒唐飛廉) キク科


◎ヒメクワガタ(姫鍬形) ゴマノハグサ科


◎ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花) キンポウゲ科


◎ミヤマキンバイ(深山金梅) バラ科


◎クルマユリ(車百合) ユリ科


その6 に続きます
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立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その4)

2011-07-24 01:41:37 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その4)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)

その7 ライチョウの親子

美松坂もそろそろ天狗平に近くなりました。ここに大きな石がありこの石に俳人水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)氏の俳句が刻んであった。
  『竜胆(りんどう)や巌頭のぞく釼岳』
水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)(明治25年-昭和56年)俳人、医学博士。本名水原豊です
この辺に来ると高山植物の種類も途中とは違ってきました。

◎この大きな石に俳人水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)氏の俳句が刻んであります


◎近くの残雪の雪庇・・・雪解け水が落ちて霧も出ています


◎ヤマハハコ(山母子) キク科


◎イワツメクサ (岩爪草) ナデシコ科


◎ゼンテイカ(禅庭花)ユリ科(キスゲ科)


◎シナノキンバイ(信濃金梅) キンポウゲ科


◎天狗平からはチングルマロードを進みました


◎コバイケイソウ(小梅草)ユリ科


◎ヨツバシオガマ(四葉塩釜)ゴマノハグサ科


◎テガタチドリ(手形千鳥)ラン科


白花です


◎タテヤマリンドウ(立山竜胆)リンドウ科


◎ミヤマリンドウ(深山竜胆) リンドウ科


◎ヒメイワショウブ(姫岩菖蒲) ユリ科


◎シロウマチドリ(白馬千鳥)ラン科


その5 に続きます
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立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その3)

2011-07-23 13:48:18 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その3)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)
その7 ライチョウの親子

立山室堂周辺では珍しくなった?”地面を歩く”登山道で、遊歩道には石畳やこのルートは北向きの斜面であり、小さな沢や湧き水が多いことから、弥陀ヶ原や天狗平とは異なる植生が発達しており、大きなキヌガサソウやエンレイソウ・サンカヨウなどがいたるところで見られ、自然観察しながらゆっくり登って行きました。

◎木道の無い登山道


◎ミネザクラ(峰桜・嶺桜)バラ科
もう花は終わっていましたが一輪だけ散らずに待っていてくれました


散ったばかりのガクが残っていました


◎ツガザクラ(栂桜)ツツジ科・・・葉は革質で密に互生し花柄とガクは赤紫色で、花冠は帯紅白色です


ツガザクラの群生です


◎アオノツガザクラ(青の栂桜) ツツジ科 ・・・代表的な高山植物の一つでカーペット状の群生を見ることが出来ます


◎コツガザクラ(小栂桜)ツツジ科・・・アオノツガザクラとツガザクラの中間で、花冠は卵球状壷形で淡紅色です


◎ミネズオウ(峰蘇芳)ツツジ科・・・岩礫地に生える常緑小低木です




◎コシジオウレン(越路黄蓮) キンポウゲ科
別名: ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄蓮)


◎ショウジョウバカマ(猩々袴)ユリ科


◎アラシグサ(嵐草、暴風草)ユキノシタ科


◎ミヤマアカバナ(深山赤花)アカバナ科


◎ヤマガラシ(山芥子)アブラナ科


その4 に続きます
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