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越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ハハコグサ(母子草)

2017-08-31 05:44:07 | 山野草(黄花)
【ハハコグサ(母子草) 】
野草:キク科 ハハコグサ属
花期:4月~6月
別名:オギョウ(御形),ゴギョウ(御形)
名前の由来:毛が多い状態あるいは毛を持った種子が形成される状態を「ほほけ立つ」と呼んで、ホホケグサがなまったという説があります。

ハハコグサは春の田圃でお馴染みの植物であり、日本全国に分布する。
秋に芽生えてロゼットで越冬し、春に茎をもたげて花を咲かせる、越年性の1年草である。
全体に白いクモ毛が多い。春の七草の1つであり、御形(おぎょう)の名で登場する。
ハハコグサという和名は、母子草と書きたくなるが、古い呼び名はホウコグサあるいはオ(ゴ)ギョウであり違うわけである。

◎2017年6月25日 富山県にて 写真2枚 追加しました






◎2007年6月17日 富山県にて 写真1枚
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スケバハゴロモ(透翅羽衣)

2017-08-31 05:42:39 | 蝶・蛾・トンボ
【スケバハゴロモ(透翅羽衣)】
昆虫  : カメムシ目 ヨコバイ亜目 ハゴロモ科
大きさ : (翅端まで)9~10mm
時期  : 7~9月
分布  : 本州・四国・九州

翅の透明部分が広さが特徴的なハゴロモである。
黒褐色帯で縁どられた透明の翅を持つハゴロモの仲間。
雑木林の周辺で見られ、ウツギ、キイチゴ、クワ、ブドウなどの汁を吸う。灯火にもやって来る。
前翅,後翅全体は透明で、翅脈は闇褐色し、前翅周囲の縁は巾広めで黒く褐色してい ます。
スケバハゴロモ幼虫:体は成虫に似た翅のないセミの姿で、腹部先にロウ物質で 出来たフサを付けています。
移動する時は、これを広げて落下する様に移動します。

◎2017年8月15日 富山県にて 写真3枚 追加しました
影です








◎2017年8月7日 富山県にて 写真3枚




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ウラジロチチコグサ(裏白父子草)

2017-08-30 08:49:43 | 山野草(白花)
【ウラジロチチコグサ(裏白父子草)】
野草:キク科 チチコグサモドキ属
花期:5月~9月
南アメリカ原産の多年性草

花期までは地をはうようにして茎を伸ばし、花が咲きだす茎を立たせます。
茎は太くしかりしていて、かなり大型で、高さ50cm以上にもなります。
比較的最近の帰化植物で、これから全国に勢力拡大なのかもしれません。
「うらじろ」と名のとおり、葉の裏側、茎は白い毛で密に覆われています。
毛で真っ白です。葉を見ると、縁が波打っています。これも大きな特徴です。
また、冬はロゼットで過ごし、葉はぼてっとしている感じがします。

◎2017年6月25日 富山県にて 写真4枚






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オオスカシバ(大透翅)

2017-08-29 12:45:37 | 蝶・蛾・トンボ
【 オオスカシバ(大透翅)】
昆虫  : チョウ目 スズメガ科 ホウジャク亜科
時期  : 6~9月
前翅長 : (開張)50~70mm
翅が透明なガで、夏の日中によく活動する。スカシバという名がついているが、スカシバガの仲間ではない。


ハチドリのように飛ぶホウジャク亜科。
うぐいす色の太い胴体を持ち、透明の翅を素早くはばたかせて直線的に飛ぶスズメガの仲間。
羽化した直後には灰白色の鱗粉が翅をおおっているが、羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し、透明な翅になってしまう。
昼間に活発に活動し、ホバリングしながら いろいろな花で吸蜜する。その形態から、ハチに間違われることも多い。
花壇にもよく飛来し、都会の公園でも普通に見られる。
幼虫は、クチナシの葉を食べる。

◎2017年8月28日  富山県にて 写真11枚




















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オオコメツツジ(大米躑躅)

2017-08-29 12:45:02 | 山野草(白花)
【オオコメツツジ(大米躑躅)】
高山:ツツジ科ツツジ属
花期:6月~8月

コメツツジに比べて葉や花が大きいことからこの名がある。コメツツジの名は小さな花を米粒に見立てたもの。
低山帯~亜高山帯に生える常緑低木で高さ0.3~1mにもなります。葉は長さ1~5cmで3脈が目立ちます。コメツツジは花茎に花を2つ付けるがオオコメツツジは3個以上付けます。
コメツツジの葉脈は1本、オオコメツツジは3本。コメツツジの花冠は5裂し雄しべも5本、オオコメツツジは花冠が4裂し雄しべも4本です。

◎2017年7月19日 富山県にて 写真3枚追加しました










◎2011年8月4日 富山県にて 写真3枚追加しました








◎2011年7月18日 富山県にて 写真1枚


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イブキフウロ(伊吹風露)

2017-08-28 05:58:45 | 山野草(赤・ピンク花)
【イブキフウロ(伊吹風露)】
高山:フウロソウ科 フウロソウ属
花期:7月~8月

種はエゾフウロで花弁の先が3裂したもので、草丈30~60cm花の直径は約3cmの紅紫色です。
エゾフウロと同じように茎葉や萼片の表面に白い開出毛が多い
伊吹山と東北地方の一部に生え伊吹山が分布の西南限になっています。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真1枚 追加しました




◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真1枚
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ヒメフウロ(姫風露)

2017-08-26 08:54:29 | 山野草(赤・ピンク花)
【ヒメフウロ(姫風露)】
野草:フウロソウ科フウロソウ属
花期:4月~5月
別名:シオヤキソウ(塩焼草)
名前の由来:全体に特有の匂いがあり,この匂いが塩を焼いたときの匂いに似ているのでこのように呼ばれるそうです。

独特の匂いがあります。5弁のピンクの筋の入った花。葉が深く切れ込んで3つから5つくらいに細かく裂けています。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました





◎2008年6月22日 富山県にて 写真1枚
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イワアカバナ(岩赤花)

2017-08-25 07:40:25 | 山野草(赤・ピンク花)
【イワアカバナ(岩赤花) 】
野草:アカバナ科 アカバナ属
花期:7月~8月

北海道・本州・四国・九州の温帯に分布し、山の湿ったところに生える。
茎は直立し高さ30~60cmで、上部と枝には細毛がある。花は桜を思わせる花びらで、白色あるいは淡紅色です。
曇天・雨天時には花を閉じています。
似た仲間に アカバナ があるが、その見分けは、雌しべが棍棒状がアカバナ、丸鼻状がイワアカバナである。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真3枚 追加しました








◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真1枚
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クルマバナ(車花)

2017-08-24 06:54:38 | 山野草(青・紫花)
【クルマバナ(車花)】
野草:シソ科 トウバナ属
花期:8月~9月

多年草で、暖温帯上部から冷温帯の草原、道端などに生育しています。
草丈は数十cmでやや直立する。茎には下向きの毛がある。葉の長さは3~5cmで両面に毛が多い。
花は8月から9月にかけて節に輪生して咲く。「車花」の和名は花の付いている様子からのイメージでからきています。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました





◎2017年6月29日 富山県にて 写真3枚 追加しました








◎2009年6月21日以前 写真2枚




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クガイソウ(九蓋草,九階草)

2017-08-23 07:35:30 | 山野草(青・紫花)
【クガイソウ(九蓋草,九階草)】
野草:ゴマノハグサ科クガイソウ属
花期:7月~8月

クガイソウは、一般に見られる多年草草本で、茎は分岐をせず直立して1メートルにもなります。
葉は通常4~6枚が輪生して、これが数層になっていて、ちょうど九層ぐらいあるので、九階草(クガイソウ)と呼ばれるようになりました。
輪生する葉は、広披針形で両端が長く尖っています。
葉縁は鋸歯状です。夏、茎頂に総状花序をつけ、淡紫色の小花を多数つけます。花柄は1~3ミリで、がくは5深裂して、花冠は筒状で先が4裂しています。
花の雄ずいは2本あって花冠(かかん)より長くつき出ています。果実はさく果で、卵状円錐形、長さ3~4ミリ、種子は長楕円形でごく小さいものです。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました






◎2008年7月27日以前 写真2枚



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コオニユリ(小鬼百合)

2017-08-22 09:04:35 | 山野草(赤・ピンク花)
【コオニユリ(小鬼百合)】
野草:ユリ科 ユリ属
花期:7月~8月
別名:スゲユリ(萓百合)

本州・四国・九州の温帯から暖帯に分布しており、日当たりの良い適湿な山地に生えています。
新しい鱗茎は茎の地下部に前年の鱗茎と離れてついており、高さ1~1.5m、紫点がない。
葉えきにむかごがない。花は径7cmで、2~10花、柄があり下を向いています。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました





◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真1枚
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ミヤマコアザミ(深山小薊)

2017-08-21 06:41:51 | 山野草(赤・ピンク花)

【ミヤマコアザミ(深山小薊)】
野草   : キク科 アザミ属
花期   : 5月~8月

山地草原に生える多年草伊吹山の特産種とされていたが近年白山や北アルプス北部でも確認されている。
伊吹山では山頂付近の草原に生えているノアザミの変種でノアザミに比べ草丈が低く、葉の刺が鋭くて多いのが特徴です。
枝先に紅紫色の頭状花を上向きに1個ずつつける。葉は茎を抱き総苞はノアザミ同様粘る。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました





◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真1枚



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クサフジ(草藤)

2017-08-20 05:20:32 | 山野草(青・紫花)
【クサフジ(草藤) 】
野草(つる性多年草):マメ科 ソラマメ属
花期:5月~9月
別名:ウマノアズキ
名前の由来:花の感じがフジ(藤)に似ているのでこの名前がつきました

蔓状の多年草で,葉はカラスノエンドウ(烏野豌豆)に似た羽状複葉で,先端は巻き髭になっています。総状花序に青紫の花をつけます。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真1枚 追加しました




◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真1枚
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コウゾリナ(剃刀菜・顔剃菜)

2017-08-19 06:58:08 | 山野草(黄花)
【コウゾリナ(剃刀菜・顔剃菜) 】
野草:キク科 コウゾリナ属
花期:4月~5月
名前の由来:全体に剛毛があり、さわると著しくざらつく。このような手触りをカミソリにたとえ、剃刀菜と呼んでいたものがコウゾリナになまったという

日本の各地に生育する越年性の1年草本。
路傍・原野・牧草地などに生育し、適湿のやや栄養分の良好な場所を好むようである。
秋に芽生え、ロゼットで越冬する。夏草が茂る頃になると花茎を延ばして高さ1m近くに生長する。
花は黄色。タンポポのような花がたくさんつく。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真1枚 追加しました




◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真1枚
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ホンドテン(本土貂)

2017-08-18 11:22:53 | 出合った生き物たち
【ホンドテン(本土貂)】
哺乳類  : ネコ目 イタチ科 イタチ亜科 テン属
分布   : 自然分布地域は本州と四国、九州
体長   : オス45~49cm、メス41~43cm

体は細長く、足は比較的短くて頭部は平たい。また、鼻面はとがっていて、耳は幅広くて短く、一見してイタチに似ている。
毛色は分布地によって少し差異があるが、いずれも毛はふかふかとしている。
また、ホンドテンにはキテンとスステンがあり、キテンの夏毛は全身が褐色で、のどには大きなオレンジ色の斑紋がある。
毛色は四肢が黒褐色で、頭部と尾の先が白い以外、全身が黄色で覆われる。
スステンは冬でもキテンの夏毛に似て、体は黒褐色で、尾の先は白く、のどはオレンジ色をしている。
カエルや昆虫のほか、ネズミやリス、ウサギ、小鳥などの小動物や果実なども食べる。
動きも敏捷で、木登りもうまいが、泳ぎも巧みな動物である。
主に山地や森林地帯に生息しているが、時に人の住んでいるような所にも姿をみせる。
1産1~2子で、寿命は10年前後。

◎2017年8月17日 富山県にて 写真9枚
「ホンドテン」のうち「スステン」か?キテンの夏毛の個体、または状態か?


林道でテンを発見


こちらに気が付いた模様


少しづつ近づいてきました






立ち止まって


山の方に


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