【シロオニタケ(白鬼茸)】
野草 : テングタケ科 テングタケ属
花期 : 夏~秋
名の由来 : 白色大型で、とげ状のイボが表面全体を被っている様子から付きました。
子実体は、全体が白色。
傘の下には、白色から淡いクリーム色をしたヒダが密に並んでいます。ヒダは初め白い膜でカバーされています。傘が開くと膜質のツバとなって茎に垂れ下がり、離れて落ちます。
茎は10~20センチメートルの高さで、根元は徳利のようにふくれています。
夏から秋、特に8~9月によく見ます。ほぼ日本全土に分布し、熊野町でもいろいろな山で見かけます。ブナ科のシイ、カシ、コナラなどの林やアカマツの混じった林の地面に生えます。
傘は直径9~20㎝の半球形~饅頭形~皿状、大きい錐状の疣を多数つけ、傘の縁に内披膜の残片が垂れ下がる。
疣は脱落しやすい
◎2023年10月1日 石川県にて 写真4枚 追加しました
◎2023年9月24日 富山県にて 写真2枚