越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ショウキラン(鍾馗蘭)

2009-06-30 20:08:59 | 山野草(その他)
【ショウキラン(鍾馗蘭) 】
腐生植物:ラン科 ショウキラン属
花期:6月~7月
名前の由来:花の様子を武者の横顔に見立て、そこから鬼を追い払う鐘馗を連想してこの名があります。

亜高山から山地の林やササ原の中に生える、葉緑素の無い腐生植物。茎は白色でやや紅紫色をおび、良く分枝し多肉質。直立して高さ10~25㎝になり、本来は葉は無いが、りん片葉をまばらにつける。茎の先にまばらな総状花序をつけ、淡紅紫色で径3㎝ほどの肉質の花をつける。独特の香りがある。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戸隠高原の散策

2009-06-29 22:27:03 | 旅行
【戸隠高原の散策】
今回は自遊塾番外編として戸隠高原の「戸隠森林植物園」を中心に戸隠神社奥社、森林植物園、みどりが池、鏡池と高原のさわやかな森林散策をして来ました。
コースとしては奥社入口からスタート、奥社社叢を通り「随神門」へ。そこから戸隠神社奥社まで壮大な杉並木が続いています。随神門まで戻り、森林植物園を「みどりが池」まで自由行動(私は地図の赤印を行きました)。みどりが池から今度は「鏡池」まで進みました。鏡池から中社まで進み、そこでザル蕎麦を・・・・。
山野草としては三つのラン(ショウキラン、サイハイラン、ササバギンラン)を見る事が出来ました。

◎森林植物園の案内板(赤印を進みました)
   

◎随神門から奥社に向かって続く杉並木
   

◎ショウキラン(鍾馗蘭)
   

◎サイハイラン(采配蘭)
   

◎ササバギンラン(笹葉銀蘭)
   

◎その他(オドリコソウ、ミヤマタムラソウ、スダヤクシュ、タニギキョウ、クワガタソウ、ノコンギク、ハクサンフウロ、グンナイフウロ)
   
   
   
   
   
   
   
   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤブコウジ(藪柑子)

2009-06-28 23:16:33 | 山野草(赤・ピンク花)
【ヤブコウジ(藪柑子) 】
常緑低木:ヤブコウジ科ヤブコウジ属
花期:6月~7月
別名:ジュウリョウ(十両)

山地の林の下などに群生している,高さ 10 ~ 20 センチの常緑低木です。花は数個つき,秋に赤く熟します。正月用の寄せ植えの材料として使われることも多いようです。様子はマンリョウ(万両)に似ていますが,大きさや実の数を見れば明らかに区別できます。花は葉の陰に,うつむきかげんのかすかにピンクの白い花をつけていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤブツバキ(薮椿)

2009-06-28 23:16:11 | 山野草(赤・ピンク花)
【ヤブツバキ(薮椿)】
常緑高木:ツバキ科ツバキ属
花期:2月~4月
別名:ツバキ,ヤマツバキ

日本の照葉樹林を代表する樹種で樹高6~18m。 樹皮は灰白色でなめらか。
葉は単葉で互生、厚く革質、長楕円形または卵状楕円形。長さ5~12cm、
幅は3~7cm。 葉の表面は光沢があり、裏面は淡緑色。 葉縁は細かい鋸歯あり。花は直径7cmほど、花弁の基部は合着する。 多数ある雄しべの花糸は白く、合着して筒状になる。果実は朔果。 直径約2cmで裂開する。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマハッカ(山薄荷)

2009-06-27 21:26:38 | 山野草(青・紫花)
【ヤマハッカ(山薄荷) 】
野草:シソ科ヤマハッカ属
花期:9月~10月

山野の草地や林の縁によく見られる高さ0.4~1mの多年草。茎は四角形で、稜には下向きの毛がある。葉は対生し、長さ3~6cmほどの広卵形で粗い鋸歯があり葉柄には翼がある。名はヤマハッカだが、ハッカと違い苦いだけで香りはない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマフジ(山藤)

2009-06-26 22:19:46 | 山野草(青・紫花)
【ヤマフジ(山藤)】
マメ科の落葉藤本:マメ科フジ属
花期:4月~5月
別名:ノフジ

山野に生え,大きな木に高く這い昇っているものに花がついていると壮観です。
蔓は左巻き(庭園に植えられるフジ(藤,ノダフジ:野田藤)は右巻き)。なお,右巻きか左巻きかは定義の違いなので,結局の所は,よく知られている植物(アサガオなど)と同じ巻き方か逆の巻き方かと言った方が分かりやすいと思います。
ノダフジとヤマフジを区別する方法はいろいろあるようですが,小葉の数を数えるというのが分かりやすいかも知れません。ヤマフジの小葉は 11 枚で,ノダフジはそれより多く 11 ~ 19 枚あるそうです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)

2009-06-26 21:52:39 | 山野草(青・紫花)
【ルリトラノオ(瑠璃虎の尾) 】
野草:ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
花期:7月~8月

日本固有種は伊吹山頂のお花畑のみに自生し、姿と色がよく似たクガイソウと間違われることが多いですが、クガイソウより色は微妙に華やかで濃い目です。クガイソウは葉っぱが輪生で層を成しているけれども、ルリトラノオは葉が対生であることで区別できます。また、よく見ると、クガイソウは一つの茎に1本の花穂しかついていませんが、ルリトラノオは3本立っているものが多く見られます。開花時期はクガイソウより時期が少し遅い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レイジンソウ (伶人草)

2009-06-26 20:42:53 | 山野草(青・紫花)
【レイジンソウ (伶人草) 】
野草   : キンポウゲ目 キンポウゲ科 トリカブト属 レイジンソウ種
花期   : 8月~10月
草丈   : 50~80cm
名の由来 : 名前の由来は、舞楽の奏者(伶人)が被る冠に似ている草と言うことからつけられました。

多年草で山に生える。
茎は直立し、高さ30~80cmになり、上部には短毛が密生しています。
根正葉は長柄があり、径5~17cmで掌状に5~7裂で、茎葉は小形です。
花は茎の先や葉液につき、淡紅紫色で、長さ2~3cm、外側に開出毛があり、茎先は総状花序をなし、花柄は長さ1~1.5cmで、毛が密生しています。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロベリア

2009-06-26 20:37:11 | 山野草(青・紫花)
【ロベリア】
園芸種:キキョウ科ミゾカクシ属
花期:5月~10月
別名:ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)

蝶が飛んでいるような形の花を株いっぱいに咲かせる姿は見ごたえがありますが、葉が小さく株姿も軽い印象でとても可憐です。株が横に広がり枝が下垂するので、ハンキングや背の高い鉢によく用いられます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマトユキザサ(大和雪笹)

2009-06-25 21:35:52 | 山野草(白花)
【ヤマトユキザサ(大和雪笹)】
野草:ユリ科ユキザサ属
別名:オオバユキザサ

亜高山帯~高山帯の林床にに生える高さ50~70cmの多年草。
葉は長さ10~15cmで長楕円形。雌雄異株。雄花は白色~緑白色で、雄しべの発達は悪い。特徴は茎に稜がなく、開出毛が多い。
よく似ているヒロハユキザサとは赤褐色の茎と開出毛で区別できる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユキザサ(雪笹)

2009-06-25 21:26:25 | 山野草(白花)
【ユキザサ(雪笹)】
野草:ユリ科ユキザサ属
花期:5月~6月
別名:アズキナ
名前の由来:花を雪に、葉をササに、別名のアズキナは果実をアズキに見立てた事に由来します。

山地の林内に生える多年草。ササに似た葉を5~7枚つける。葉の裏には粗毛がある。茎の上部は斜上して、多数の花をつける。花は白い花弁が6枚、内側に雄しべが6本、中央に先端が3つに分岐した雌しべが1本ある。実は丸くて赤く熟す。
開出毛が少ない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユキノシタ(雪の下)

2009-06-25 20:45:19 | 山野草(白花)
【ユキノシタ(雪の下)】
野草:ユキノシタ科ユキノシタ属
花期:5月~7月
名前の由来:白い花を雪に見立ててその下に葉が見えるので『雪の下』、垂れ下がった花弁を舌に見立て『雪の舌』ともいわれています。

花は 5 弁で下の 2 枚が白く大きく,上の 3 枚は薄紅色で濃い赤紫の点があります。長い雄しべもめだちます。葉にはうぶ毛が生えています。葉は精進料理などでてんぷらにされるそうですが・・・?。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソヨゴ(冬青)

2009-06-25 20:28:07 | 山野草(白花)
【ソヨゴ(冬青)】
常緑低木:モチノキ料モチノキ属
花期:6月

ソヨゴは雌雄異株であり、花は6月頃に咲きます。雌花は葉腋から3~4cmの花柄を出し、1個の白い花を咲かせる。花弁は長さ2mmほどで、5枚または6枚であり中心部に大きなめしべがあり、その周辺に小さな(退化した?)おしべがある。雄花の花柄は枝分かれし、3~8個の花を付ける。花弁は長さ1.5mmほどで、花弁の数は3~4枚であり、3~4本のおしべがある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨツバヒヨドリ (四葉鵯)

2009-06-25 20:08:33 | 山野草(白花)
【ヨツバヒヨドリ (四葉鵯)】
野草:キク科ヒヨドリバナ属
花期:7月~9月
名前の由来:ヒヨドリの鳴く頃に咲くことと、葉が四輪生することに由来します。

低地~亜高山帯の草地や林縁などに生え、茎の高さは1~2メートル。茎頂の散房状花序に淡紅紫色または白色の頭花を密につける。頭花は5~6個の両性の筒状花からなり、花冠の先は浅く5裂する。雌しべ(花柱)は花冠の外側に飛び出し、先は2裂する。葉は3~4個が輪生し長楕円形で、柄がなく、鋭い鋸歯がある。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リュウノウギク(竜脳菊)

2009-06-25 20:00:37 | 山野草(白花)
【リュウノウギク(竜脳菊) 】
野草:キク科 キク属
花期:10月~11月
名前の由来:葉や茎に竜脳の香りに似た揮発性の油が含まれているからだそうです。

花はまさにキクで白く美しいのですが、茎はやや細くどことなく繊細で、崖からやや下向きに茎を垂れて、その先に花を付けていました。
総苞片は外片が長く、内片と外片の先端が揃います。また葉の基部は広いくさび形で短い葉柄に移行します。よく似たノジギクは総苞外片が短く葉の基部は心形なので区別がつくそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする