【角田山フラワーハイキング(その3)】
『遊歩道で見た山野草』
2011年4月3日(日)
新潟県新潟市西蒲区
その1 : 角田山登山
その2 : 森の妖精(カタクリの花)
その3 : 遊歩道で見た山野草
その4 : ユキワリソウ
海岸沿いの角田山の春はミスミソウ、カタクリ等やその他の山野草のお花畑と言った感じで1日でゆっくり遊歩道の散策できるコースも色々あり、海も見えて波の音を聞きながらのトレッキングには最高のお山です。
今回のコース、五ヶ峠コースと灯台コースで見ることの出来た花々(カタクリと雪割草を除く)をご紹介いたします。ただまだまだ残雪があり最盛期一つ前と言った感じでした。
◎コシノコバイモ(越の小貝母)
山地の林下に生えるユリ科の多年草です
◎ナニワズ(難波津)
夏は落葉する為に『ナツボウズ』とも呼ばれています
◎ヤマネコノメソウ(山猫の目草)
鮮黄色の苞がよく目立ちます
◎ミチノクエンゴサク(陸奥延胡索)
別名ヒメヤマエンゴサクといい、花は小さくてほっそりしている
◎アブラチャン(油瀝青)
春に、葉に 先駆けて黄緑色の小さい花を散形状につけます
◎マルバマンサク(丸葉満作)
早春に 一番初めに「まず咲く」ところからとも、また木にたくさん花をつけることから「満作」とついたともいわれます
◎キクザキイチゲ(菊咲一華)
菊のような花を咲かせる一輪草と 言う意味です
◎キクバオウレン(菊葉黄蓮)
葉は根から直接出て、春に白い 小花を咲かせます
◎エイレンソウ(延齢草)
山地のやや湿り気のある林内に生える 多年草
◎コシノカンアオイ(越の寒葵)
カンアオイに 似ているが,花が大きくまた葉は厚く黒ずんだ光沢があります
◎キズタ(木蔦)
◎ヤブツバキ(藪椿)
◎キツネノカミソリ(狐の剃刀)の葉
◎メノマンネングサ(雌の万年草)
【角田山フラワーハイキング(その2)】
『森の妖精(カタクリの花)』
2011年4月3日(日)
新潟県新潟市西蒲区
その1 : 角田山登山
その2 : 森の妖精(カタクリの花)
その3 : 遊歩道で見た山野草
その4 : ユキワリソウ
新潟市の観光のシンボルである角田山は標高481.7m、子供から老人まで容易に登れることから、県内外より家族連れやグループがハイキング、登山にと年間15万人の登山者で賑わっています。春は雪溶けと同時に雪割草やかたくり草の花が一面に咲乱れ、山野草の宝庫となり、花の百名山の一つに上げられています。
カタクリ(片栗)の花は森の妖精に例えられ、別名:カタカゴ(傾籠)と言われています。花の咲く2枚葉に成るのに約7年から8年かかる花です。
今年は残雪が多くまだ遊歩道の周りの片栗は芽を出したばかりか、蕾の状態でしたが一部日当たりの良いところで群生を見ることが出来ました。ただ一斉に咲く頃は素晴らしい光景になることが想像できます。
◎灯台コースで見かけた群生です
◎まだまだ蕾の花が沢山あります
◎カタクリの花の花言葉は『静かな貴婦人』で又森の妖精にも例えられています
◎葉は緑白色で長さ15~20センチ、紅紫色の斑点があります
◎花は、茎先に1輪ずつ咲き、太陽の下では反り返り、夜や雨の日には閉じます
◎後姿と横顔です
◎群生です
その2 おわり
【角田山フラワーハイキング(その1)】
『角田山登山』
2011年4月3日(日)
新潟県新潟市西蒲区
その1 : 角田山登山
その2 : 森の妖精(カタクリの花)
その3 : 遊歩道で見た山野草
その4 : ユキワリソウ
新・花の百名山の角田山にフラワーハイキングに参加しカタクリの群生やユキワリソウの花、“越の○○”と名のつく山野草を探し標高481.7mの角田山を目指し五ヶ峠登山口から五ヶ峠コース(3.1km)で角田山山頂へ、帰りは途中の分岐点より灯台コース(2.8km)で海抜0mまで下りました。
途中で見かけた山野草やカタクリの花や雪割草は『その2』から『その4』でアップいたします。
◎車窓より見た角田山。左の山から弥彦山(634m)と多宝山(634m)で右側のチョッと低いなだらかな山がこれから登る角田山(481.8m)です。
◎角田山が近づいてきました。左側の方から尾根づたいに登っていきます
◎五ヶ峠登山口の案内板です。
今回は水色の五ヶ峠コースで山頂へ、帰りは黄色の灯台コースで角田浜海岸に下りました
◎五ヶ峠コースは五ヶ峠より3.1Kmの比較的なだらかなコースです。
途中 雪割草の群生や山野草の花を楽しみながら登れる家族向きのコースでした。
◎角田山山頂(481.7m)に到着です。山頂にはまだ多くの残雪があり、今年の花のシーズンはもう少し後の様に思われます。カタクリの花などはまだ蕾が多く、日当たりの良いところしか咲いていませんでした
◎分岐点の立て札です。左から登ってきて右側に下りていきます
◎灯台コースは絶景を楽しむ事が出来ます。越後七浦の海岸線や遠く海の向うの佐渡島などが望めます。
二つの山を越して中央下側にある白い灯台を目指します
◎いよいよ下山開始
◎左下海岸線には黒っぽい岩窓や佐渡島が望めます
◎振り返れば今下りてきた尾根が・・・尾根の右側の小高い山が角田山です
◎眼下に角田岬灯台と越後七浦の海岸線が見えます
◎ようやく角田岬灯台に着きました
◎灯台から海岸に。
バスが駐車場で待っていました。約6キロのハイキングでした。
帰りに『じょんのび館』に寄り、お風呂に入り疲れを癒しました。
その1 終わり