10年後、どんなジジイになっているのかということである。もっともその前に死んじゃったらどうもこうもねぇか・・・トホホ。嫌われモンは、長生きできるっていうからなぁ。ダレも、寿命はわかりませんですよ~ん。
十年日記というのを発注した。Amazonである。明日、ローソンというコンビニに到着予定。ありがたいことに、半値近い値引きがあった。むろん新品である。新品であるが安い。近所のショッピングセンターで、4000円を超える値段で売っていたからなおのことである。
日記はずっと書いてきたが(10歳くらいから)、退学した大学院に在学中はちょっとお留守になった。それだけゴミ論文生産をやっていたのだった。だから、病気になった。エコノミークラス症候群であった。
つまり、日記を書けないほどゴミ論文書きにのめり込んでいたのである。ある意味麻薬でアル。一種の。学位が欲しくて、基地外になっていたのだったと思う。おおいに反省している。
なぜか。
病気になったというのと、それだけ世間体にこだわっていたからである。学位をとってもなんにもならないからではない。確かになんにもならないだろう。でも、長年やってきたという証は正直欲しかったからである。
それに、10年日記だと、その分生きていなくちゃならん!
マジに。
これから10年は生きてみたい。
東京オリンピックも見たい。テレビで。テロが怖いから、東京にはでかけないけど。
さらにある。それは現代の奇跡のようなドクター「日野原重明先生」が、1911年10月4日生まれだから104歳になられるというのに、最近10年日記を購入されたからである。インターネットで知った。そのことを。
最初は、え?っと思った。
そして、しばらくしてからさすが!と思った。
日野原重明先生のおやりになられることは、さすがである。まるで神様である。
これから10年生きる、活躍するつもりでおられるのだ。見習いたいと思った。まだまだ、還暦ちょっと過ぎたからといって、ジジむさい考えに陥ってはアカンということである。
思い立ったら、こっちのジジイの行動は素早い。Amazonから発注したっていうわけである。
つまり、私はいつでも他人に学ぶ姿勢だけはある。現状に満足していない。常にオノレの至らない点を反省しながら生きてきたのだ。
しかしだ。
その反省点たるや、数多くてマイル。
まったく洒落にもならない。多くの悪業で思い出はいっぱいつまっている。ただのバカである。本当にそう思う。
ガキのころから、奥羽山脈の山の中で虫や植物・鳥類まで悪戯をしてきた。ゴムで飛ばすパチンコにいたっては名人の領域に達していたから、それこそ私を含めた悪童たちの姿を見ると雀なんか逃げ出したものである。
こんなもんはなんの自慢にもならん。
さらに学歴もお粗末である。もっとある。職歴もお粗末である。ただのバイトジジイでしかない。
ところがだ。
世の中には私と正反対の御仁がおられるのだ。名を大前研一先生という。超一流大学を出られて、マッキンゼー日本支社長をやられて、いろいろな学習会も主催されている。かなりのインテリである。
選挙にも出たから知っておられる方も多いだろう。
私も大前研一先生の本をかなり買って読んでいた時期があるから、なんとなく好きだったのだと思う。
しかし、先生が政治の世界にクチをだされるようになってきてから、なんとなく違和感がただよい始めた。
どうも、ご自分の知識レベルに達していない私のような庶民を指導してあげるという雰囲気が強すぎると感じ始めてしまったのである。
それはそれでありがたいが、あまりにも強烈な性格だとそれが裏目に出てしまう。選挙に負けたのはそういうことではなかったのではあるまいか。
簡単に言えば、他人にアタマを下げることができない方であったのかもしれない。
もっともそういう方はゴマンといる。
周囲の諫言を聞かないという御仁である。オノレだけが、優秀で、神のような存在であると自負しておられる方々である。
そういう方々は、他者批判だけはすばらしい。世の中のシステム批判とか、政治批判とか・・・・いろいろとやる。しかも自信たっぷりに。
おかしくてならない。
なんであんなふうに、自信たっぷりにものが言えるのであろうかと思うからでアル。最近では、南の方にある某県の知事様がそうだ。拡大解釈のオンパレード。ちょっとつこまれると、日本語の文法まで間違っているし。しかも「珊瑚が破壊されていなかった」というフレーズの前に「残念ながら」とのたもうた御仁である。我が耳を疑った事例である。
もっとたくさんいる。自信たっぷりに生きておられる自称リーダー、エリートたちというのは。
周囲にたくさんいる。
金持ちに多い。
金持ちで低姿勢の方も、中にはおられるが、こういう方はかえって要警戒である。こういう方には是非とも学ぶべきである。どれだけの哲学を持ち、どれだけ金満家であるかはかりしれないからだ。おそろしくて、私なんぞクチもきけない。
庶民だからだ。私の方は。しかも貧乏な年金生活者である。
危険なことには手を出さないことである。むろん、株式投資はじめ賭け事にも手を出さない。あらゆる酒場にも行かない。まるっきり聖人君子である。
わはははっっははっはははっははっははは。
人間は変われば変わるもんである。
そうやって、10年日記をつけていこうと思っているのだ。お気楽ジジイとして。タノシミである。タノシミ。
10年後、どんなジジイになっているのかということである。もっともその前に死んじゃったらどうもこうもねぇか・・・トホホ。
嫌われモンは、長生きできるっていうからなぁ。ダレも、寿命はわかりませんですよ~ん。
ヾ(@⌒―⌒@)ノ