私は実に字が下手くそである。
まるで殴り書きである。
しかし、パワーポイントをあまり使わない。「あまり」使わないというのは、たまには使うからである。滅多にないのだが、お話をさせていただくことがあるからである。特に、映像を使って、拙い私のお話を聞いてくださる方々にはパワーポイントを使う。その映像も私のオリジナルである。民俗芸能を扱う場合である。
パワーポイントだと、あまりにも「まとめ感」が出てしまう。
なにかの参考書をまとめて、聞いてくださっている方にお見せしている感が一杯になってしまう。だったら、最初から、参考書をコピーして渡せばいいだけである。
そう思う。
だから手書きでホワイトボードなり、黒板に書いていく。聞いている方々の方を向いて話すことができるから、集中力が違う。こっちもあっちも。
手書きには、手書きの強さもあると思っているからで。
なんかそんなことを感じている。
塾は別だけれども。