ボキ、エコノミークラス症候群になってしまってから人生観がおおいに変わってしまった。ミンナ死んじゃうのである。そこにやっと気がついたのである。逆算の人生である。死ぬことからすべてを逆算して考えている。今は。
これから定期検診に行く。
クルマの話ではナイ。ボキの身体のことである。最近は、三ヶ月に一度である。だいぶ回復してきたからである。というより、症状の数値が安定してきたからである。
エコノミークラス症候群になってしもうたからである。油断大敵であった。まさかボキが病気になってしまうとは思ってもみなかったからである。
油断大敵というのはこういうことを言うのである。
健康あってのものだねである。健康だから生涯学習ごっこもできていたのである。それを忘れていた。それを忘れて学位が欲しいだの、立派な論文を書いてみたいだのとほざいていたのである。だからバカ・基地外の類いであるということになる。
定期の検診であるから、たいした治療は行われない。血液検査のみ。それでかかりつけのドクターに診ていただいて、今後の治療方針をお聞きしてそれで終わり。お薬をいただいて（院外薬局＝病院外に９つくらいある）終了。
血液検査の数値はコピーしていただく。いただいて丁寧にファイルする。それがボキの使命である。その数値がボキの命である。この数値が無くなってしまったら、つまり消滅してしまったらボキの命も無くなってしまう。ご臨終である。
わはははっははっはははは（笑っている場合ではないけど）。
一生飲み続けなければならないクスリもあるのだ。だから、ボキは長く生きることはできないだろう。たぶん。２００歳とか３００歳までは生きられない(^_^)。
よって、今現在を充実させて生きていかんとヤバイ。差し迫っているのである。死ぬまでは、クスリも飲み続けなくてはならないし。そして死ぬまで、生涯学習ごっこをやりながら充実した一生を送りたいと思っているのである。
だからいろんなことに手を出しているのである。
後悔だけはしたくないからである。
それをである。くだらないアルコールや場末の酒場でミニスカオネーチャンと下手くそなカラオケに興じて時間の無駄をしたくないのである。さんざんやってきたから後悔しているのである。
もう、友人関係もかなりセレクトさせていただいている。お友達と思ってきたヤカラも裏切りとか、退職したら縁を切るだとかいろいろあったから信用できないし、するつもりもない。ご縁というのは、あくまでも「縁」であって、それは永遠を意味するものではないからである。縁は切られるものであると最初から思っていた方がハラも立たない。そんな程度である。絶体ではないのであるから。
これから行くこの巨大病院は、昔、一市二町の一部事務組合立病院であった。ところが、初代院長に東大医学部卒の天才を迎えてからイノベーションの繰り返しで、とうとう日本一の経営規模になってしまった。辣腕を通り超している。ユニクロの柳井正様もひっくり返ってしまうほどである。ドラッカーも仰天したであろう。
ドラッカー曰く「顧客の創造」をしてしまったのである。顧客とは患者である。ボキもその一人である。仕方なしに患者になってしまったのだけれども。
実は、ボキ、この大病院が大嫌いであった。
人間ドックもこの大病院ではやらなかった。わざわざ幕張新都心まで出かけていってやっていたのである。人間ドック専門の病院で、幕張の巨大ホテルと連携していて、そこに泊まることになっていた。大腸カメラが終わってからの、ホテルレストランでいただくワインがこれまたおいしくて・・・なんのために人間ドックをやっていたんだろうと今なら思うが(^_^)。
だからエコノミークラス症候群になってしまったのである。
因果応報である。
マジに。
それに、ボキ、エコノミークラス症候群になってしまってから人生観がおおいに変わってしまった。
ミンナ死んじゃうのである。そこにやっと気がついたのである。
逆算の人生である。
死ぬことからすべてを逆算して考えている。今は。
あと何年生きるかわかんねぇけど。
もしかしたら、永遠に生きていたりして。
わはっはははっははっはははっはははっははっは。
では・・・再診に行ってまいります。
Bye-bye！
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