台風で身動き取れないから、午後は映画「シェーン」を見ていた。
もっとも午前中は、昨日の観音祭りの舞台とか、幟旗の片付けをしていたけど。この大雨の中を。町内の役員だからしょうが無い。
そもそもこういうのは嫌いではない。むしろ大好きである。
ま、それでも午後からは映画を見ていた。DVDで。
最初は英語字幕のを見ていた。二度目は日本語字幕付。
好きですなぁ~~~。
映画も。
ワイオミング州の風景が実に美しい。それに主演のアラン・ラッドがまたいい。あまりに美男子で、ちょっとフーテンの寅的な生き方のガンマンなのに、かっこうよすぎる。さすらいのガンマンが、一度は足を洗ってまともに農民になろうとしたからである。
それに、いかにもアメリカである。大平原とガンマン。開拓農民とチンピラとの闘い。これもまたアメリカである。
去年実際にアメリカに行ってみたから、よけいにあのいかにもアメリカ的な風景は、「シェーン」にぴったりである。もっともボキは、ワイオミング州には行っていないが。西部劇で有名な土地の方である。モニュメント・バレー(Monument Valley)である。アメリカ合衆国西南部のユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯の名称である。物見遊山。まったく暇人である。情けないくらいに。
ああいう開拓の歴史を経て建国してきたのだから、アメリカという国は強いわけである。喧嘩の仕方をよ~く知っている。武器も世界一のレベルで作れるわけである。
なにしろ先住民という名のインディアンの住んでいた土地に侵略していって、戦争をしながら、あるいは移民同士で戦争をしながら国家を作っていったのである。
中国も、春秋戦国時代あたりが一番おもしろいのであるが、これまたアメリカの建国の手法と重なる。だからおもしろいのである。今日はとうとう漢文大系の「史記」までAmazonに発注してしまったよん。第一巻だけだけど。あまりにたくさんあって困るくらいだから。それに漢文大系の本は、岩波書店から出ている古典大系本なんかよりもずっと理解しやすい。わかりやすい。岩波の古典大系の「日本書紀」なんか四苦八苦である。今でもまだまだ読みかけである。難儀である。だから「史記」の漢文大系の方が、時間つぶしにはなるのだ(^_^)。
それにつけても、米中両国とも似ているなぁと思う。基本に暴力がある。武と言ってもいい。アメリカは武器の歴史である。中国も暴力革命の連続である。哲人の数は中国の方が多いと思っているけど、ボキは。それも古代の中国のみ。現代中国には興味がないので。
さらに今日は、「おとなの基礎英語」というDVDつきの本をショッピングセンターの中にある書店で買っちまった。NHKの例のやつである。今、ミャンマーに出張で行っている義兄も愛用しているテキストである。
どーせボキは暇人だから、単純な旅行英語でもやっているしかない。
わははっはははっはははっははははは。
でも、あれですな。
シェーンの中に出てくる男の子は、かわいいですな。ボキの孫もこんなふうに、「じじい~、Come back!」って言ってくれるかな?
まさかですなぁ。
この男の子を演じた俳優は、30歳くらいで若死にしてしまったけど。
主演のアラン・ラッドも長生きできなかったでしたなぁ。50代で亡くなったらしいし。
そして、シェーンは馬に乗りながら死んでいたという説もある。最後は墓場の脇を通り抜けているし、左手がだらりとぶら下がっているし。
印象に残る映画です。
いいものはいいから。
また明日!
(今日は合計6000歩のみ歩いた)
シェーン(Shane)