豪雨だった。ボキの居住地はである。朝からすごかった。そして、ボキは4時に起きていた。
なぜなら、今日はある計画があったからである。東京に行ってこようとなったからだ。
千葉市で私立高校のバイトをやっていたときと、同じ時間帯で東京のある学校に行ってみようと思ったのである。6時24分発の鈍行である。これに乗った。そして、佐倉で乗り換えた。東京行きの快速である。久里浜行きの。これって、ボキの居住地からもかなり乗っているお客さんがいるのだ。大変な通勤をしている男女が多いのである。ご苦労なことである。
ボキも、ある学校からお誘いがあったから、実際に通勤時間をタメしてみたかったからだ。
快速に乗って、錦糸町で乗り換えた。そこで、挫折してしまった。なんと、各駅停車の電車に乗れないのである。混んでいて。次の電車にした。やっとこすっとこ乗れた。ところがである。今度は目的地の駅で降りられない。混んでいて。ボキの体は斜めになっていたし。
(*_*) マイッタ。
目指す学校は、駅から一分くらいだった。それはわかっていたのだが、めげたなぁ。
所詮田舎モンである。こんな混雑、ラッシュアワーには耐えられない。そう感じた瞬間に、このオファーは無かったことにしようと決めた。こんな苦しい思いをしてまで、東京に通勤する意味がないではないか。かえって健康を害してしまう。
電車の中で、快適読書でもすればいいと思っていたが、甘かった。
もう良いではないか。そんなにしてまで、小遣いが欲しいってかと情けなくなった。ゼニは確かに欲しいけど。
わははっははははっははっははっはははっははっはははっははははっはは。
学校を確認してから、代々木に向かった。人材派遣会社で試験と面接をしていたくためである。結果はマル。つまり受かった。しかし、オファーがあった学校は断念してきた。
またの機会に考えるつもりである。
なんと言ってもタノシミで出稼ぎバイトをしているだけであるから。
それにしても東京はまことに生き馬の目を抜くという世界ですなぁ。あんなところで、ボキごときが生きていけるわけもないですよん。
断念してきて良かったですな。
これで、「南の島でぼ~~~~~~~~~」としているボキの理想郷生活がまた再開できると言うもんじゃよ。
長生きするために。
BYE-BYE!