初対面の人と最高のコミュニケーションをとる方法【精神科医・樺沢紫苑】
マスクをつけるつけないで、飛行機から降ろされた男性の話がインターネットに出ていた。こんな程度の低い話で、客室乗務員を脅したらしいが、こんなもんで激怒する方もおかしい。なんちゅうこったよん。コロナが非科学的だというのも理屈としてはよくわかる。マスクが効果的だというのも科学的か、そうでないかということでは、いちゃもんレベルでしかない。
問題は、そんな程度で激している方の心理状態である。これって、コンビニあたりで金を払っているのだからオレはワタシは神様であるという屁のような理屈と似ているではないか。
つまり、偉そうにしているのである。自分だけがインテリで、エリートだという思い込みと一緒だ。
こんなのが世間には多いからなぁ。
エライから大事にせよ、大切にせよと言っているのと一緒である。
ボキとは真逆である。ボキは、エラクもなんともないから、虐げられて当然であった。このことは新聞配達して苦学しているときに、よ~~~~~~~く理解できた。差別は厳然としてあったのだ。ごく少数の方々は、応援してくれたけど。頑張ってねぇって。ありがたかった。葛飾柴又だったから、応援してくれたのだろう。あの土地の人々は貧しい人も多かったから、そういう「情け」があったんだろう。ありがたいことであった。
そういう配慮も感じられないで、飛行機の中で問題行動を起こすというのはいかがなものかと思う。問題行動を起こすのは、年代的特徴がある。学校で教師に暴力をふるうのは、年代が決まっているからである。ボキが言ったのではない。ある国立大学のセンセが言ったのである。25年に一度そういう暴力的な世代が現れるというのだ。暴力的な親からは、やはり暴力的な子どもが生まれる。経験的に然りである。
す~~~~~~っと受け流すことがなぜできないのだろうか。アホ丸出しで他人に説教たれているよりは、自分を充実させるこってすよ。説教が得意なのは、世間的に上位の身分にあると自称している官の人間が多いからなぁ。
ともかくボキのような底辺の人間には関係ないことである。
BYE-BYE!