今日から相撲開始である。ファンとしては実にタノシミである。こんな枯れ木のようなクソジジイではあるが、これでも柔道四段であった。だからというわけではないが、格闘技が大好きでどうしようもなかった。
講道館にも何回も通ったしねぇ。東京オリンピックの時の猪熊勲先生とか、中量級の岡野功先生とかあこがれていたし。ある意味、それが上京して某私立大学に入学して苦学を始めた理由でもあったから。猪熊先生の一本背負いは好きだったし。得意技にしたかったけど、なかなかかからなかったなぁ。岡野功先生は、講道館の大道場でなんどもお見かけした。全日本級の選手を指導されていたっけ。あこがれの先生であった。
しかし、ボキは枯れ木になっちまった。柔道をやっていたと言っても誰も信用してくれない。痩せた枯れ木では、その片鱗すらない。時代は変わったのである。そうなのだ。ボキはもう不要の人間になっちまったのである。
不要になったのなら、それはそれでよし。受け入れるしか無い。受け流すと言ってもよし。しょうがないではないか。実力がないのだから。オリンピックに出られるような才能もなかったし、努力もしなかった。だいたいが、真剣でなかったのだ。柔道に関しても。
こんなダラダラと生きてきたことが、枯れ木になっちまった最大の原因でございまするよん。
しかし、昨日は反省した。スマホの家族割引で若い店員の対応が偉そうでまいった。まるで公務員のように、上から目線でモノを言ってきた。しまいには、戸籍謄本まで持って来いと言ったのだ。しょうがないから、市役所にも行ってみた。当然だれもいない。詳細は書かないが、呆れてしまった。商売人の言うような台詞では無い。ホントに公務員みたいだったのじゃ。センコーらも似たようなもんだが。
指導してやろうじゃねぇかというのがある。だったらそんなスマホなんかいらねぇとなるではないか。
でも反省した。受け流すことができなかったからである。言われたら逆襲してしまうのじゃ。そこがボキのみっともなさである。スマホごときで、腹を立ていたらイノチがいくつあっても足りないではないか。
柔よく剛を制す。
これが一番苦手である。
相撲に学ぶつもりである。それにしても今日の夕方からタノシミである。テレビが。
BYE-BYE!