黒毛和牛 極とろカレーなどをいただきました
こんにちは。
前回の記事で紹介しましたが、宮香本舗さまよりモニターのお話をいただきました。
創業158年、宮内庁御用達のこちらの会社の社長さまよりいただいた今回のお話、ありがたくお受けしました。
先週末に残業で帰りが遅くなりましたので、レトルト3種を晩ご飯にいただきました。
左から米沢牛入り どこでもいも煮会(600円)、黒毛和牛 極とろカレー(700円)、黒毛和牛 赤ワイン煮(1000円)の3種類です。
通常のレトルトと違って、とても高級感溢れる大きめの箱に入っています。
箱も市販のレトルトのようにミシン目でバカっと開けるタイプではなく、きちんと開くタイプでのり付けなどされていません。
早速湯せんしようとしたら、レトルトの袋ごしに具材のごろごろ感が感じらてびっくりしました。
大きな具で、湯煎で中まで温めるのには時間がかかるのか、5~8分かかるのが特徴です。
湯煎している間に箱の説明書きを読んでみました。
化学調味料や添加物は使用せず、手作りにこだわっているようです。
また、牛肉は煮込んでいる間に約半分がロスしてしまうそうですが、それを「神様の試食」と呼んでいるそうです。
そして独自の製法で、レトルト食品特有の臭いがしないようにしてあるとか。
少し前にボンカレーなどのレトルトで、箱のままレンジ加熱が出来るのを知った時も驚きましたが、レトルト特有の臭いがしないような加工が可能だとは!
レトルト技術もここまできましたか。
感心していると、時間になったようです。盛りつけて食卓に運びました。
もう見た目からレトルトのレベルではない事がわかります。
楽しみにいただきました。
極とろカレーはスプーンくらいの大きさの牛肉が4切れほど入っていました。
とても柔らかく、スプーンで繊維に沿ってばらけます。
中までしっかりスパイスが浸透しています。
普段牛肉をあまり食べませんが、これはとても美味しいです。
カレーソースはとろみの強いタイプで、牛スネ肉などで取ったスープやデミグラスソースを使って作ったそうです。
最初はマイルドな甘口に感じましたが、後からじわじわと辛さが来る感じです。
粗挽きのスパイスが沢山含まれていますが、特にどのスパイスが突出しているというのはなく、丸みを帯びた味でした。
程よい辛さで、最後まで美味しくいただけました。
社長さんの話だと激辛にしたいところを、泣く泣く中辛にしたそうです。
こちらの会社の顧客層は計りかねますが、多分ご年配の方もいらっしゃるでしょうから、この辛さで良いと思いました。
赤ワイン煮はおでんの大根くらいの大きさの牛肉が1つ、他には茹でてつるっと皮をむいたような新ジャガと、マッシュルームが入っていました。
煮ている間に半分がロスしてしまうという事は、この牛肉の元の大きさはどの位なんでしょうか。
1000円はさすがに高いなぁと思いましたが、その大きさの牛肉にかかるコストを考えると納得です。
こちらも牛肉がとても柔らかく、スプーンでほとんど力を入れなくてもほろっと崩れるような感じです。
「箸でちぎれるほど柔らかく煮込みました」と箱に書いてありましたが、偽りではありません。
ぷるぷるの部分もあり、すごく美味しかったです。
こちらも前述のスープなどでじっくり煮込んだそうで、シチューと呼んでも良いのでしょうが、たっぷりの赤ワインを使用しているので赤ワイン煮という商品名にしているそうです。
確かにソースはワインの味がしっかりします。
ヨメさまがお酒がダメなので心配でしたが、これは大丈夫でした。
そしてsamuraiさんが食い付いたいも煮会はどんなお味なんでしょうか。
味は醤油ベースでけんちん汁のような感じですね。
箱を見ると「上杉伯爵邸の朝倉輝良総料理長のレシピで作りました」との事です。
もっと素朴な味を想像してましたが、とても洗練されていると思いました。
柔らかい牛肉に大きな里芋、太めの長ネギ、しめじ、白コンニャク(ちゃんと味が染みやすいようにちぎってありました!)などが入っています。
特筆すべきは里芋です。
一口大のサイズで、しっかり中まで味が染みています。
非常に美味しいです。
いも煮については私よりもsamuraiさんの方が、詳細にアローイかどうかレポートしてくださるでしょう。
3種類いただいた感想としては、どれもレトルトのレベルじゃないです。
普通にお店で出されても、レトルトとは気付かないと思います。
これ以上ない満足感でした。
でも社長さんは「忌憚なく意見を仰ってください」と仰ってましたので、カレーについて一言申し上げます。
一般向けとしてはこれで十分過ぎる程なのですが、あくまで私個人としては辛口のレトルトも用意すると選択肢が広がって良いと思いました。
また、レトルト食品なので使える食材やスパイスに制限が出てくる事も分かりますが「ここのカレーはこれが他と違うんだよなぁ」とお客さんに思わせる事がリピートに繋がると思いますので、スパイス使いにもう一つ「個性」が欲しく感じました。
通販でこれだけの価格のものをリピートしてもらうには、やはり他と違いを明確に出していく事が必要だと思います。
その違いとして「厳選素材」「レトルト製法」を打ち出していらっしゃると思いますので、あと一押しするなら味の個性でしょう。
私の好みですが、カルダモンなどをもっと突出させて後口さわやかにしたら、とても面白くなると思いました。
もし宜しければ一度ハマルカレーさんのビーフカレーを召し上がってみてください。
カレーブログの皆さんも絶賛しています。
あそこまで確信犯的に辛くすると、普通の方は食べられないかもしれませんので、そこまではしなくて良いと思いますが今後の商品開発のヒントになるかもしれません。
あとはやはり、鯉カレーも作ってもらいたいなぁとf(^^;)
最後に失礼ながら申し上げました。
宮香本舗さん、本当にありがとうございました!
それでは、失礼します。
前回の記事で紹介しましたが、宮香本舗さまよりモニターのお話をいただきました。
創業158年、宮内庁御用達のこちらの会社の社長さまよりいただいた今回のお話、ありがたくお受けしました。
先週末に残業で帰りが遅くなりましたので、レトルト3種を晩ご飯にいただきました。
左から米沢牛入り どこでもいも煮会(600円)、黒毛和牛 極とろカレー(700円)、黒毛和牛 赤ワイン煮(1000円)の3種類です。
通常のレトルトと違って、とても高級感溢れる大きめの箱に入っています。
箱も市販のレトルトのようにミシン目でバカっと開けるタイプではなく、きちんと開くタイプでのり付けなどされていません。
早速湯せんしようとしたら、レトルトの袋ごしに具材のごろごろ感が感じらてびっくりしました。
大きな具で、湯煎で中まで温めるのには時間がかかるのか、5~8分かかるのが特徴です。
湯煎している間に箱の説明書きを読んでみました。
化学調味料や添加物は使用せず、手作りにこだわっているようです。
また、牛肉は煮込んでいる間に約半分がロスしてしまうそうですが、それを「神様の試食」と呼んでいるそうです。
そして独自の製法で、レトルト食品特有の臭いがしないようにしてあるとか。
少し前にボンカレーなどのレトルトで、箱のままレンジ加熱が出来るのを知った時も驚きましたが、レトルト特有の臭いがしないような加工が可能だとは!
レトルト技術もここまできましたか。
感心していると、時間になったようです。盛りつけて食卓に運びました。
もう見た目からレトルトのレベルではない事がわかります。
楽しみにいただきました。
極とろカレーはスプーンくらいの大きさの牛肉が4切れほど入っていました。
とても柔らかく、スプーンで繊維に沿ってばらけます。
中までしっかりスパイスが浸透しています。
普段牛肉をあまり食べませんが、これはとても美味しいです。
カレーソースはとろみの強いタイプで、牛スネ肉などで取ったスープやデミグラスソースを使って作ったそうです。
最初はマイルドな甘口に感じましたが、後からじわじわと辛さが来る感じです。
粗挽きのスパイスが沢山含まれていますが、特にどのスパイスが突出しているというのはなく、丸みを帯びた味でした。
程よい辛さで、最後まで美味しくいただけました。
社長さんの話だと激辛にしたいところを、泣く泣く中辛にしたそうです。
こちらの会社の顧客層は計りかねますが、多分ご年配の方もいらっしゃるでしょうから、この辛さで良いと思いました。
赤ワイン煮はおでんの大根くらいの大きさの牛肉が1つ、他には茹でてつるっと皮をむいたような新ジャガと、マッシュルームが入っていました。
煮ている間に半分がロスしてしまうという事は、この牛肉の元の大きさはどの位なんでしょうか。
1000円はさすがに高いなぁと思いましたが、その大きさの牛肉にかかるコストを考えると納得です。
こちらも牛肉がとても柔らかく、スプーンでほとんど力を入れなくてもほろっと崩れるような感じです。
「箸でちぎれるほど柔らかく煮込みました」と箱に書いてありましたが、偽りではありません。
ぷるぷるの部分もあり、すごく美味しかったです。
こちらも前述のスープなどでじっくり煮込んだそうで、シチューと呼んでも良いのでしょうが、たっぷりの赤ワインを使用しているので赤ワイン煮という商品名にしているそうです。
確かにソースはワインの味がしっかりします。
ヨメさまがお酒がダメなので心配でしたが、これは大丈夫でした。
そしてsamuraiさんが食い付いたいも煮会はどんなお味なんでしょうか。
味は醤油ベースでけんちん汁のような感じですね。
箱を見ると「上杉伯爵邸の朝倉輝良総料理長のレシピで作りました」との事です。
もっと素朴な味を想像してましたが、とても洗練されていると思いました。
柔らかい牛肉に大きな里芋、太めの長ネギ、しめじ、白コンニャク(ちゃんと味が染みやすいようにちぎってありました!)などが入っています。
特筆すべきは里芋です。
一口大のサイズで、しっかり中まで味が染みています。
非常に美味しいです。
いも煮については私よりもsamuraiさんの方が、詳細にアローイかどうかレポートしてくださるでしょう。
3種類いただいた感想としては、どれもレトルトのレベルじゃないです。
普通にお店で出されても、レトルトとは気付かないと思います。
これ以上ない満足感でした。
でも社長さんは「忌憚なく意見を仰ってください」と仰ってましたので、カレーについて一言申し上げます。
一般向けとしてはこれで十分過ぎる程なのですが、あくまで私個人としては辛口のレトルトも用意すると選択肢が広がって良いと思いました。
また、レトルト食品なので使える食材やスパイスに制限が出てくる事も分かりますが「ここのカレーはこれが他と違うんだよなぁ」とお客さんに思わせる事がリピートに繋がると思いますので、スパイス使いにもう一つ「個性」が欲しく感じました。
通販でこれだけの価格のものをリピートしてもらうには、やはり他と違いを明確に出していく事が必要だと思います。
その違いとして「厳選素材」「レトルト製法」を打ち出していらっしゃると思いますので、あと一押しするなら味の個性でしょう。
私の好みですが、カルダモンなどをもっと突出させて後口さわやかにしたら、とても面白くなると思いました。
もし宜しければ一度ハマルカレーさんのビーフカレーを召し上がってみてください。
カレーブログの皆さんも絶賛しています。
あそこまで確信犯的に辛くすると、普通の方は食べられないかもしれませんので、そこまではしなくて良いと思いますが今後の商品開発のヒントになるかもしれません。
あとはやはり、鯉カレーも作ってもらいたいなぁとf(^^;)
最後に失礼ながら申し上げました。
宮香本舗さん、本当にありがとうございました!
それでは、失礼します。
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