参考人招致
2017年2月8日(水)
東京都議会は7日、豊洲への移転問題で、石原珍太郎元東京都知事と浜渦元副知事を参考人招致することを、全会一致で可決しました。(今日の朝日新聞の報道)
なぜ、百条委員会ではなく参考人招致かが疑問に残るところですが、まずは参考人招致で意見を聞き、疑問が解明されなければ百条へと言うことかも知れません。まぁ、多くをしゃべらすということでは良い方法かも知れません。しゃべればしゃべるほどボロが出る可能性がありますから。
石原氏は、これまで、①(豊洲移転は)青島君(石原氏の前任)の時から決まっていた、②(東京ガスとの交渉は)浜渦にまかせていた、③報告は聞いていない、などといわゆる「知らぬ存ぜぬ」を決め込んでいます。盛土をしていなかったことにより、都民に莫大な損害を与えている訳ですが、その当時の最高責任者として到底考えられない態度です。
参考人招致で、効果的に石原氏を追い込めるかどうかが問題です。私は、情報公開で、石原氏がハンコを押している文書を全て開示させることが重要と思います。ハンコを押していれば、「知らぬ存ぜぬ」は通用しませんので。ただ、参考人招致は任意ですので、そもそも応じるかどうかも分かりません。誰かが言っていました。「このような輩は司法の場に引っ張り出すしか方法はない。」百条委員会でも、私ゃ、不十分なような気がするのですが・・。刑事責任を問うことはできないのかしら・・。
疑問、石原氏は資産を他者に移していないだろうか?