団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

貢外交

2017-02-12 18:01:17 | 政治

貢外交

2017年2月12日(日)

 トランプ大統領と我がヤベー首相の会談についての論調が一色のように感じられ、奇妙です。

①これまでのトランプ氏の言動からしたら、日本に対して風当たりが強くなかった。

②どころか、駐留米軍について感謝を述べた。(正直、私ゃ、これにはビックリしました。)

③ヤベー首相はトランプ氏と仲良くやっていけそうだ。

 概ねこのような趣旨です。しか~し、コキケッコーの酉年に70歳を迎える私ゃ、疑り深いのであります。

①トランプ氏一流の陽動作戦かも知れませんね。マスコミ等で指摘されていることですが、最初に厳しいハッタリをかませて、次に譲歩したような条件を出す。今回の場合は、警戒していた日本に安心感を与え油断を引きだす。

②水面下で、日本側が貢ものをしている可能性を感じます。これは、歴史的に明らかになるまで表に出ないかも知れませんが、大いにあり得ることです。新聞報道されているくらいですから。言い訳はいくらでも立ちます。アメリカの投資を行い雇用を作るといったって、日本の為という理由ですね。そのような面があることは確かですので。

 

 トランプ氏ですが、大嘘付きのペテン師であることは間違いありません。就任セレモニーの観客について、100から150万人いたと言うのですから。マスコミの数字25万人が正しいことはオバマ前大統領の時との比較写真を見れば明らかです。ヤベー首相はこのようなトランプ氏を「信頼できるパートナー」と持ち上げた。

 仮に、トランプ氏がどこかの小国の世界に与える影響力がほとんど無いという首脳であれば、ヤベー首相は持ち上げるでしょうか?→否です。

 

 つまりは、大国アメリカの大統領であるため、ヤベー首相が卑屈になっているという無様な様なんです。

 

 マスコミはヤベー首相がトランプ氏とゴルフをして仲良くなることは良いことだと言っています。私もどこの国であれ、首脳同士が仲良くなることは良いことだと思います。しかし大事なのは、仲良くなることではなく、相手を良く知ることです。そのためにゴルフをするというのであればそれは良いでしょう。

 

 仮に、A,B敵国同士の首脳がいたとします。当然中は悪いですワナ。一方で、A国首脳はB国の首脳のことを良く知っており、一方B国は知らないとしたら、それは明らかにA国の勝利でしょう。マスコミはマスゴミと言われないように、大事なことは(ゴルフをしながらで良いですので)相手を良く知ることだと、冷静に論評することです。そのような論評を寡聞にして知りません。

 

 くどいですが、仲良くするのが悪いと言っているのではありません。重要なことは相手のことを良く知る機会にすると言うことです。首脳同士が会うということは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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