「在日米軍が日本を守っている」というのは神話だ(共産党志位委員長)
2022年03月28日(月)
共産党の志位委員長は、「『在日米軍が日本を守っている』というのは神話だ」と発言しています。
16日の赤旗です。
一部を切抜きました。
この志位氏の発言ですが、私は大いに疑問を持っています。
日米安保条約については、アメリカが日本を軍事基地にする。すなわちアメリカの防衛のためという側面が大きいと思います。しかし、一方、在日米軍が日本にいるということで、外敵からの抑止力になっているということも事実です。
この両側面がありますので、即廃棄ということにはならないと思うのです。特に中国の脅威があるという現実を前にしてです。
2021年12月15日の朝日新聞です。
田村副委員長は、「野党共闘の原点になった安全保障関連法の強行についても、『6年たつなかで国民の感情も同じ状況ではない。私たちの訴えは今日の国際情勢や自公の動きのもとでちゃんと知らせていかないと国民との合意になっていかない』と今後の課題として挙げた。」と共産党の安全保障政策が弱点であることを認めています。
にも関わらず先の志位氏の発言です。→これじゃ、次の参院選では後退するでしょう。