日野不正 全エンジンに
2022年08月26日(金)
日野自動車のエンジン不正が、同社にとって壊滅的な状況になってきました。
不正が新たに発覚したという、最悪の結果になりました。
余談でありますが、山際大臣の統一協会との関係が次から次と出てくるというイメージです。
トヨタの社長が「残念」と言っています。私ゃ、責任がないのか?と思いますです。日野はトヨタの子会社で、日野の役員人事は事実上トヨタが握っているのです。
危機意識が不足しているが故の「残念」発言と思っています。
それは、ともかくとして、自動車評論家の国沢光宏氏が、過激な見通しを述べています。日野は解体すると言うのであります。
大型トラック部門は、いすゞが居抜きで買収。他の部門はトヨタに移管するというものです。
うぅーん、大型トラックは日野といすゞを足すと70%超のシェアになりますので、独禁法のハードルが出やしないかと思います。
また、買収というと売る側と買う側の金額の一致が必要となります。いすゞ側は買い叩きたいでしょうし、日野は株主利益を考えると安く売ることはできない、ということになります。
私は、いすゞが買収ってことにはならないと思っています。
かつて、国沢氏は、トヨタとスズキの提携を否定していました。その時、私は部分協業はあり得ると予想していました。
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トヨタ、スズキと提携検討 - 団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)
結果は、私の予想が当たったのであります。
日野が生き残れるとしたら、燃料電池車に賭ける以外手はないと思います。もう、ディーゼルエンジンからは手を引くということです。